公演情報
「緑色のスカート」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
3日午後、新宿眼科画廊地下スペースで上演された、みどり人『緑色のスカート』を観てきた。
これは、コリッチのチケットプレゼントに当たった関係からである。
登場人物は、男3人に女5人の合計8人。仕事場の同僚だったり同棲関係だったりと、その8人が全員恋愛が絡んでの人間関係で繋がっている。その恋愛が、相手とのボタンの些細な掛け違いから、あるいは勘違いから徐々にズレていき相手との距離が離れていったしまう。その悲哀を描いた作品。ボーイッシュだった女性がスカートをはきスナックで働くようになったり、喫茶店の女性店員同士が同性愛に陥ったりという場面で舞台は終わっている。
登場人物が全員何らかの関係で輪廻的に繋がっていたり、男女の恋愛が結末で同性愛になったりという手法は演劇の上ではよく使われるものなので、その中に何か新鮮みがないと舞台にグッと引きつけられない。今回は、約90分という時間の中で役者の熱演は伝わってきたが、「それで、その恋愛ってどうなるの」という素朴な疑問に対する根本的な答えがなかったように感じた。女性の淡い視線から感じた男の愚かさという点が浮かび上がってはいたが。ちょっと手を加えれば劇的に変化するような作品だったので、脚本家の感性の問題なのだろう。
満足度★★★★
女性目線の感じられるお芝居でした。自分にはそれがなかなか新鮮で良かったです!タイトルになっている緑色のスカート、実は彼女がテーマになっていたのでしょうか?
満足度★★★★
遅れて入場した分暫く迷走したが、演技がまず目を引き付け、そのうち関係性とパターンが見え、色彩が生まれ、場面の前段が想像されてきたのも、テキストの「物語綴り」の簡潔さ、堅固さの証か・・と思った。ラストにあった集団ムーブと、部屋の内側を描いた絵画のプロジェクトマッピング風映写(一瞬の事だ)に面喰らい、いずれも冒頭に置かれた演出のリフレインか、と推測でき、唐突感なく自然な流れとして受け取る事ができた。
みどり人は前作に続き二度目の観劇。現代の男女関係の局所的なシーン描写の程よい省略、飛躍が心地よく(描かれている事態は心地よくはないが)、情景の背後に拡がるもっと広い世界に意識が行く感じがある。必ずしも自然とは言えない人物の行動も、背景の絵画の中の一点となり全体として成立している構図だろうか。
どんな閉塞状況が訪れようともその「外側」がある・・そのように見せる意識が作り手にあるのかないのか判らないが・・またラストに仄めかされる人間の関係がその可能性の示唆なのかどうかも判らないが、「ここでない別のどこか」を人は閉塞状況にあっても見出す・・言葉にすれば野暮ったいが、そんな仄めかしを感知してか、終演後はどこか爽快だった。
満足度★★★★
千秋楽をチケットプレゼントで観ました。ありがとうございました。今回が初めてだったので、観る前はどういう感じの舞台なのか分からず、何となくオフビートな雰囲気なのかなと勝手に想像していたら、とんでもなかった。こういう衝撃は久々でした。
満足度★★★★
受け付けを済ませ会場に入ると、舞台上のスクリーンには映像が映し出されていて、ゆったりとした時間が流れました。
その映像はストーリーに関連したもので、絵画的に彩色してあり趣があり、とても素敵で物語が進むにつれて鮮やかにイメージがつながっていく・・・
観終えて なんとなく 不完全燃焼。たぶんこのラストはラストではない と私は信じてる。
不器用だけど 正直なだけで悪い人間はひとりもでてこない。距離を詰めすぎた男女の悲しいエピソード満載、できたらこのこんがらかりをもう一度ほぐして別なかたちに再生して見せてくれたらもう少しハッピーエンドになったと思うけどこの時間枠じゃ無理ですね。
満足度★★★★
表層的には恋愛のほろ苦い思いが綴られているが、単に恋愛という男女の仲もしくはLGBTだけではなく、人間の関わりが見て取れる物語。シンプルな舞台美術であるが、役者によって情景・状況がしっかり描かれており観応え十分であった。
(上演時間1時間25分)
満足度★★★★
色々と問題のある人達の恋愛話だが、大人だからこそ複雑ですぐに次に行けないというもどかしさが出ていて面白かった。
見ている観客の感じ方によって感想が違ってくるのではないかと。
満足度★★★★
恋愛はこんな風に変わってしまったんですね。
異性とのお付き合いを面倒に感じるのも当たり前、と思いました。
脚本も役者さん達も、とてもよかったです。
満足度★★
鑑賞日2018/07/01 (日) 18:30
今回初めて、観劇させていただきました。ありがとうございました。
正直な感想を言うと・・・心に残るものがなく、話の伏線を回収するようなものもなかったので(伏線自体があまりないのですが)、観終わった後に????何が言いたかったのか?という気持ちになってしまいました。脚本が私には合わなかったなようです。ただ、演者さんをはじめ、会場スタッフの方の対応など皆さんとても素晴らしかったなと思いました。個人的に気になった演者さんもいましたので覚えておきたいなと思いました。佐川詩織さんの演技好きでした。
満足度★★★★
「人間とその日常」を描く、“さいじょうゆき”女史率いる“みどり人”の今作は、
“恋愛”とテーマとし、“固定観念”に於ける人間関係が表現された秀作。
現実離れしていないストーリーに引き込まれた舞台でした。
満足度★★★★
開演前と上演中に使われるのが奥のスクリーンに映る映像なのだが、チェコやデンマークのクレイアニメのような雰囲気で実に好ましい。(追記2018.7.1 0:36)華4つ☆
満足度★★★★★
恋愛は人生の椅子取りゲーム。
誰だって軽やかなステップを踏み鳴らし、男ならスマートに、女ならしなやかに目指した椅子へチョコンと納まりたいところ。
しかし、いざとなると思わず「ゴゥォリャ~!」と鬼の形相で飛び掛かってしまう悲しい人のサガ。
そこで軽く弾き出されてしまうか、誰かを引きずり降ろしてでも椅子にしがみつくのかは人それぞれ。
他にも踏ん切り悪く次のチャンスを虎視眈々と狙ったり、ちゃっかり座れたと思ったらなんと糞が付いてて飛びのいてしまったり・・・
そんな、あぁ~ッ穴があったら入りたい!感覚が満載でむちゃくちゃ楽しい。
本当にどこにでもいそうで、自分の友人だったり仕事仲間であったとしても全くおかしくない登場人物の面々。
その中に過去の自分自身が何気に紛れていたとしてもおかしくないくらい。
おそらくは多くの女性と同様に、子供の頃、憧れのキラキラ男子がドジで無欲な主人公女子に真剣な愛の告白をする少女漫画に心ときめかせ育ったであろう作者さん(偏見が入っていたら申し訳ない)が、大人になり冷ややかで鋭い観察眼・表現力と人間愛を装備して、これがリアルの恋愛劇です!と言わんばかりにホントのリアルを突き付けられたかの様でした。
役者さんは全員巧いし、流れるようなテンポや場面の表現力、足音が響くフローリングを逆手にとった演出も見事です。
観にいくと、ひょっとすれば舞台上に自分の姿があったりするかも。