失楽園 前編・後編 公演情報 失楽園 前編・後編」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★

    初めて歩く綾瀬の地。
    整然と並ぶ住居は都心へのベッドタウンとして平穏な日常を想起させる安心感。
    駅前のスーパーの店員さんは最悪でしたが…。
    そんな住宅街を縫うように流れる小川のせせらぎに惹かれ、軽い足取りで進むと町工場のようなアトリエが現れる。ロビーの2階に上がると乱雑に置かれたキャンバス。これから開かれる失楽園の扉の様に様々な想いが廻り始める。

    ネタバレBOX

    ステージは3階。屋根裏部屋の秘密基地へ向かうようでドキドキする。質素な木のベンチシートの向こうに広がるステージの中央に置かれたオブジェのような木々。
    パントマイムやコンテンポラリーダンス、アバンギャルドな作品は観たことがあるものの、パフォーミング・アートには初めて接する。
    パントマイムのように身体表現で様々な情景を描き出す。まるで落語の様であるが小道具なども無く、在るのは身体と衣装と言葉だけ。
    様々に入れ替わる場面が浮かび上がるような表現力に惹きこまれるが、時空を超えて行き交う物語に少々おいていかれた感じがする。
  • 満足度★★★★

    このような芝居は好みが分かれるかと思います。1時間40分私なりに納得してみせていただきました。窓の外から入る風が暗幕を揺らして樹海の感じを出していたように思います。

  • 満足度★★★★

     小屋名は貴種琉璃から採られている。

    ネタバレBOX

     メソッド演技や大野 一雄らを学んだというM役とシカという仇名を持つ2人に、Mの夢たる女性3人が実際に登場する役者であるが、このほかに富士樹海のゲットーと呼ばれる施設に収容された人々が、科白や身体表現によって描かれる。
     Mは、ラテン語のmoriから採られているのであろう。何故ならゲットーに来た以上、規定のプログラムをこなした後、再生プログラムを受けて、人々に奉仕する存在として生き続けるか、死ぬかしかないからである。
    もう一つの可能性は、ゲットーの世話人すら戻れないような樹海の奥まで入り込んで、生存し続ける事であるが、この道は極めて厳しい。
     興味深いテーゼは、謙虚などの仮面をつけて社会の中で生き続ける在り様もまた、存在そのもの、即ち存在の裸形からの逃避に過ぎないという視座である。
  • 満足度★★★★★

    無対象演技や表情がとても素敵でした。別の公演も観てみたいです。

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