公演情報
「山茶花」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
初演時は全く知らず、2度目3度目は見るチャンスあったのに見れず、漸くの観劇。初めて見たのがこの面子で良かった。異質なもの同士がどう分かり合って先に進むか。自分の中にある愛は何なのか。切ないシーンも多いけど、丸山さんと百夏さんの笑顔で報われる。
サンサカ役丸山さんの人間性が滲み出ていて、それが三兄弟と座組の芯になってるのが、一度見ただけでも伝わる。ヒゴ役星璃くんもシシ役シトミくんも、役として真っ直ぐで頼もしいし、いじらしい。
つばき役百夏さんは『愛だ』とは違って動かないけど、心の強さの後ろ楯になってる気がする。
侘助役よっちさん、めちゃめちゃ好き!!古典芸能も齧ってるから最初のシーンがちゃんとしてて昂る。力は強くないけど、心の奥底が強い人なのが伝わる。
アカシ役石部さん。私が観た中の石部さんで最弱…だと…!?貴重なもの観てる!?めちゃめちゃ人間くさいし、悩みまくってる人物なんじゃ?
茶奴役ずんさん、一人で何手やってんのさ、この化物…(笑)。前半ずっと謎の男なんだけど、過去としがらみが判ると切ない。その差を出してこれる技量たるや。
源兵衛役清志さんは、イケメンが嫌味無くイケメンとして君臨してることと、隠された傷を大事にし過ぎてることの両方が美しいから罪。
三國役わかはさんの、か細い感じと細かい感じが良い!!女の子の中で一番抉られた人物。ダンスも綺麗なのよね。
おひの役ありーちゃんは、今回も成長が見えて役としての足元がしっかりしてた。稽古中にツイートしてたことがずっと心に響いてて、どんな役なのか気になってて、見て納得した。
孔雀坊役教光さんの生臭坊主っぷりが、一筋縄でいかなくて面白い。もっと盛り盛りにも、限界まで減らすことも出来る力量だからこその余白がいいのかも。
しらたま役CRさんは、ズルすぎる!!(笑)あんな見た目なのに?あんな口癖なのに?あんな関係性なのに?めちゃめちゃ爪痕残してくんだもん。
世蓮ちゃんも、梅ちゃんも、愛日さんも、ミキティも、のぶぞーさんも、澤田くんも、みんなみんな凄くて頑張ってて輝いてて。やっぱり熱量の届く距離が近いって楽しいなぁ。
ゆりさんの付けたダンス、手の動きがますます複雑で面白い!!
千秋楽のカテコで、自己紹介は苦手で他者紹介は好き!って言ってたのを頷きながら聞いてた。改めてblog読み直しても、全方位に愛がほとばしってる。
今回のサンサカ役、丸山さんが断っていたとしたら、一体誰になっていたんだろう?あの位置にハマるピースが他に見つからない。
今回出ている他の大人キャスト達には、当然サンサカをやってのける技量は備わってて不足はないんだけど、あの3兄弟の兄として、つばきに惚れる男として、欠点がないことがマイナスポイントになりそうなのよね。補うべき凸凹がある方がサンサカらしいというか。
満足度★★★
ご出演者さんがたのお芝居にはほぼ文句無し。手練れが揃っていた。
お話の筋に納得いかないようなことはそこまで無いがいかんせん、内容が薄い。物語、脚本に関する不満が残ったので星3つとさせていただく。手練れのご出演者さんたちが作り上げているため星3つの感覚であるが、作り手によってはこれは星3つに届かないだろうと感じる。
物語にメリハリが無いからか、いつもなら公演後頭に残るはずの音楽があまり残っていない。かろうじてオープニングが少し。せっかくオリジナルサウンドトラックまであったのに、残念。
舞台美術もちょっとお粗末。シンプルと言えばシンプルだが、森の緑と炎の赤を兼ねるあたりなど、細部まで見てしまうと作り込みが浅いというか、適当さを感じてしまうつくりだった。
衣装は悪くなかった。ただしわたしが観劇した土曜日にはすでに破れてしまっているお衣装が散見された。もちろんそれだけ激しい動きをされているということである。出てきた人物の衣装を見てしらけるということは最も良くないこと、それがあまり無かったのはありがたかった。お着物の裾が…とか、思うことはあったが、、それは許容できる。
アクションがとても良い、皆さま凄かったのだけれど、見続けているうちにだんだんと見慣れてきて飽きてしまうのはとても勿体ない。
それに、やっているかたの消耗具合が心配になってしまう。舞台を観ながらハラハラすると、物語の世界から現実に立ち戻ってしまう。全てが悪循環だ。
物語にしろ、殺陣にしろ。
「見所」のために総量を減らすこと、そして「ポイントを絞る」ことは良いことだと考えて欲しい。
観客だって疲れるのである。今作は情報過多だったように思う。
人間の世界とは違うところからのスタートでわくわくする幕開けだったのだが。判断ミス、優柔不断、思い込み…そういったものによりこんがらがっていく人間模様の行く先、破綻の種類、読めてしまう。
終演後、「良い芝居観たなあ」とはならなかった。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/10 (日) 12:00
座席k列9番
見ていると恥ずかしくなる作品(自分が)殺陣もダンスも魅せる芝居。スキルも高いが久しぶりに「思いに」震えがくる殺陣を見た気がする。
満足度★★★★
出演者のクオリティが高く、完成度の高い作品。
狭いステージを序盤からアクロバットをちりばめたアクションでインパクトを残し、キャラクター達を徐々に鮮明にしつつストーリーを紡いでゆく。
原作ものではない弱みなどもろともせず、素晴らしい作品を見させて頂いた。
私は殺陣が好きなので、終盤のごちゃつきと、バレバレすぎなかぶりに星四つとさせていただきました。
王道の展開を行く、アクションファンタジーで素晴らしかったです。
満足度★★★★
ミニ「髑髏城の7人」という感じもする時代劇エンターテインメントである。とは言っても前半にダンスがあって、チャンバラシーンが多いということと時代設定が近いような感じがすること(向こうは秀吉の時代、こちらは不明)くらいで違っていることの方が多いのだが。もちろん客席は回らない(笑)。
初日から俳優さんたちの演技は完成度が高く安心して楽しめた。しかし、お目当ての那美さんの見せ場が少なかったということもあって、女優陣よりも何故か侘助の落語や演技に惹かれた。
しかし、3年前の「観てきた!」に書かれている、皆さんの不満点はそっくりそのまま残っている。素人とプロの見解の違いなのだろうか、残念なことである。