地上10センチ 公演情報 地上10センチ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★★★

    自分の葬式をいかにショーアップするか。そのために身内や友人を巻き込んでリハーサを行う話し。笑いどころはあるんだけど、身につまされるからか、イマイチ笑えない

  • 満足度★★★

    90分。

    ネタバレBOX

    あと五年の命を宣告された栄吉(海老根理)は、冷めきった関係の妻・千早(村井まどか)と葬儀屋の田所(日々野線)らに、葬式の常識をぶち壊した皆が感動する葬式をあげるため、リハーサルをしたいと熱望する。あーだこーだ考えて実際行うも、微妙な感じで終わり、栄吉の弟(尾崎宇内)からは全然楽しくなかったと告げられる。買い出しに出た千早の弟の雄二(小林樹)は事故死し、千早は栄吉の声も届かないくらいのショックの中、茫然自失と葬式をあげる…。

    冷めきった関係の夫の死の予行演習では、ちょっとしたハイな状態でワイワイ騒ぐも、そんな浮ついた心は実弟の実際の死で粉々に砕かれる。心が近しいほど、喪失感が大きくなって心が硬直化してしまうのが人間のサガなんだろうけど。実際の死と想定の死じゃ全然違うというか、近しい人間の死を受け止めるには、心はそんなに柔らかくないのかなと。
    そんな感じで、近しい人の死ってやっかいなモンだななんて思ったりして、どうもネガティブな考えしかわかないんだよね。興味あるのは、栄吉が実際に死ぬになって、栄吉や千早がどうしたかなってトコ。

    話的な面白さはあまりない。ただ、重いトコが少な目だったのがよかったトコかな。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/10 (土) 14:00

    価格3,000円

    まんまとハマる。主人公がしようとしていることに対して「そういうのもアリかもなぁ」と思いつつ同時に疑問も持っている観客の気持ちを見透かしたかのような終盤と幕切れにウギャッとなる。(笑)  そのどちらもベースにあるものは同じだろうし本作の裏主題(送られる者、送る者、それぞれの想い……それは極めて日本的?な考え方かも)かな、とも。
    内容的に当然の如く伊丹十三監督の「お葬式」を連想……ってかアレの現代版あるいはニューエイジ版、的な?

    アフタートークは何と父娘対談で、秘話などもありつつ、親子ネタに弱い身として時々ホロリ。

    そう言えばこの前夜に観た1週遅れの「アンナチュラル」と通ずるものがあり、また、後日観た劇想からまわりえっちゃん「尊厳の仕草は弔いの朝に ~1・2・3ショットマンレイ~」にも通ずるものがあった。

  • 満足度★★★

    テンポ良く、ダレることなく見せてくれるのだが、ゴールまでが一直線すぎたような印象。
    「頭上10センチ」ぐらいのところを行ってほしかったような……。

    ネタバレBOX

    余命宣告を受けた男が、直前に参列した葬式から「(あのような葬式ではなく)感動できるような葬式をあげたい」と思い、妻や友人、兄弟を巻き込み、新しい葬式の形を模索していくという話。

    なかなか思うようないい案が出ず、苦労しながら葬式のリハーサルまでもっていこうとする主人公たちの悩める姿に、この話の行く先が見えてきたように思えた。
    「いろいろ考えても実際は……」という結論だ。

    そこへどう向かうのかと思ったのだが、本人や妻がいろいろイメージを出しても現実的な限界やアイデアの不足でなかなかいい企画にはなっていかない。

    もし実際に「自分らしい葬式を」と考えたとしても、いままでの葬式の概念や家族、親戚、友人たちの考えや想いから、それほど奇抜なものはできないだろう(劇中でも葬儀社の人が葬儀内で行われることの意味を示していたりしていた)。
    その意味で、リアルな反応が舞台の上にあったと思う。

    とは言え、これは演劇であるので面白さは必要だと思う。もちろん「面白おかしい」いう意味だけの面白さではなく、「考えさせてほしい」と思うのだ。
    それには何か少し足りないような気がする。

    つまり、ある一定の年齢になると、葬式に参加することも多くなり、「自分の葬式だったら…」と考えることもあるようになる。その「自分だったら」の範囲を超えない程度の内容がこの作品にあったと思うのだ。

    もちろんそれは「ピラミッドのような墓にしたい」とか「感動できるような」と言った本作品の主人公と同じ考えを持つということではなく、思考の過程みたいなものが想像の範囲内にあるという意味だ。それは「リアル」ではあるが、演劇の持つ「リアル(な面白さ)」とは違うのではないかと思うのだ。……うまく言えないけど。

    葬式を、人の死を、扱うことで、作者自身にリミッターがかかってしまったのかもしれない。なのでどこかで少しだけそのリミッターを外してみてもよかったように思えるのだ。

    彼の考えている式が、冒頭の2つの式に酷似してくるなんてことがあったりもするので、あらゆる呪縛が彼らの「新しい葬式を阻む」というようなものとか……それは違うか…。

    とにかく、観客の想像の少し上を描いてほしかった。そう、「頭上10センチ」ぐらいのところを(笑)。

    到達する先が見えたからは、単に「見えている」ゴールを目指しているようにしか思えず、面白さはそれほどでもなかったのが残念だ。

    以前ガレキの太鼓は春風舎を教室にして観客を参加させたように、葬式に参加させてもよかったのではないか、なんてことも思った。

    少し面白いなと思ったのは、主人公の行動(葬式のリハーサル)に関して反対するのは男だけ(友人・兄弟だけ。葬儀社の人は別)というところだ。妻や主人公の友人の妻は積極的に参加していく。私が頭の中で同じことを考えたら、たぶん女性のほうが葬式のリハーサルを嫌がりそうに思えたから。

    ラストはなんか気に入らない。
    確かに「死」は無慈悲だし、(ほとんどの場合)予測は不可能だ。しかし妻の弟をストーリーのためだけに殺すことはなかったと思う。
    リハーサル中に死体役だった本人が息を引き取っていた、というほうが物語の行き着く先としては意味があったのではないかと思う(その「意味」とは私が勝手に考えたもので、作者の意図とは違うかもしれないのだが)。
    リハーサルをやってみたものの、実施内容は不完全でまだ決まっていない。さらに本人も迷ってしまっていた。そんな中で主人公の本当の葬式をどうあげたらいいのか、こんな中途半端な形でいいのか、のような葛藤やもやもやが者たちに降りかかってきたのではないか。

    主人公の妻を演じた村井まどかさんの、夫に対して冷めているはずなのに、彼のためになんとかしようともがいている姿が健気でもありよかった。
    主人公の友人の妻役の石川彰子さんの、積極的さにどこか面白がっているような感覚もよかった。
  • 印象が定まらない、独特な作品だった。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/13 (火) 14:00

    常に名前が聞こえてくる有名劇団だという認識でしたが、3年以上のブランクを乗り越えての復帰作なのだとか。

    ネタバレBOX

    やろうとした新しいお葬式はそんなに面白くないし、不慮の事故で死んだ弟は従来のお葬式になってるし、結局、昔からの習慣を変えるのは至難のわざなんですね。がっかりと同時にほっとしました。
  • 満足度★★

    ワークショップを見せつけられている程度のものでした。

    ネタバレBOX

    自分の葬式をプロデュースしておこうとする話。

    完璧な形でリハーサルをしなければ意味がないと言いながら、中途半端なものでした。ワークショップの途中段階のようなものを見せられても面白くありません。

    無宗教と言いながら、三途の川云々とか、悪霊退治のためにお辞儀するとかバカバカしい限りでした。

    焼香の仕方にしても宗教・宗派によって色々あるでしょうが、少なくとも葬儀屋の説明としては不満足でした。お香は、高品質のものは高価ですが、それ自体が偉いわけではありません。

    スイッチは間違って点火しないような場所にあります。それくらいは聞いておいてほしかったです。

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