Sing a Song 公演情報 Sing a Song」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-7件 / 7件中
  • チョコレートケーキ×戸田恵子
    最高でした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/14 (水)

    淡谷のり子さんをモデルに、戦時中いっさい軍歌を歌わず、もんぺもはかず、無給で軍隊慰問をした女性歌手の物語でした。



    背筋をすっと伸ばした戸田恵子さん演じる三上あい子のきりりとした美しさ、歌にこめた想いは胸を熱くし、涙が出ます。

    そして、彼女が思いをこめて歌うその姿の前に、死を覚悟した若い特攻隊員たちが見えました。

    「子どもは国の未来なのに、その未来を死に追いやるなんて・・。」



    憲兵の葛西有道の高橋洋介さんが、あの時代の持つ非情さ、妄信さがもたらす頑なさを見事に演じられました。慇懃無礼な態度が、ホント憎たらしい!(高橋さんの大ファンで、彼目当ての観劇だったのですがWWW)威圧的な彼に負けない強さを持っていたあい子(淡谷さん)、凄いです。

    高橋さんのイライラをぐっとこらえ目が光ってるのが、とっても怖かったです。



    葛西の部下の中村正男を演じた岡本篤さん、命令に忠実で国のためにと一心に思っている、とても実直な様子に当時の多くの人たちが彼みたいだったんだろうな・・と、思いました。

    情報を制限され、統制され、操作されたら、こういう風になるんだろうなと、だけどあい子に触れるうちにだんだんと音楽好きだった昔がよみがえってくるのが、切なく、温かく感じました。



    高橋さんと岡本さんの対照的な二人の人物が、あい子の存在を際立たせ、あの時代の葛藤を見せてくれた気がします。



    あい子を支えたマネージャー(大和田獏さん)、あい子を信頼してついてきたピアニスト(藤澤志帆さん)の存在も忘れてはいけません。彼らがいなかったら、あい子は自分の信念を貫くことは出来なかったでしょう。



    そして、前線に部下を送る軍人の長内清美(鳥山昌克さん)の壮絶なる覚悟・・・・きっとこういう方も居たのでしょう。

    侍みたいな人でした。



    外国の歌は歌ってはならない、別れや哀愁ただよう歌は国民を弱くするから歌ってはならない・・・・嬉しい時に歌を口ずさむ、悲しい時に歌に癒される、元気が無い時に歌に元気を貰う・・音楽は人間の友であり、心の栄養です。それさえも制限されてしまう世界、音楽が洗脳に使われる世界、そんな世界だった時代があったと言うことが信じられないくらいに、色々な音楽があふれた現代に生まれた幸せを感じました。



    ただ、現在もマスコミによる情報操作、印象操作があたりはばかることなく行われていて、こんなに情報量が多いはずなのに真実が見えなくなっていることが多いです。

    マスコミは、まだあの時代から変わっていないように思います。

    流されない自分でいたいと、強く思いました。



    素晴らしい舞台をありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/11 (日)

    すっかりハマっているトム・プロジェクトさんのお芝居。時代の移り変わりによって得られているもの、失われているもの、変わらないものを舞台を通じて教えてくれるような作風が大好きで、観終わった後は毎回様々なことを考えさせられます。今回は戦時中の一人の歌い手さんとその歌を愛した人々の物語。戦争モノの作品ではありましたが、戦争の惨劇を直接的描いたもののではなく、「SIng a Song」というタイトルが示す通り、“歌”にスポットを当てた作品で、ナレーションによる時代設定や状況の解説などもありとても分かりやすいストーリーに仕上がっていたと感じました。いつの時代も歌の存在は大きい。改めて歌の素晴らしさも再認識しました。また、今回は個人的に特に大好きな役者さん達ばかりが集まった作品でしたので、とても嬉しく普段にも増してじっくりと拝見させて頂きました。感動しました。

  • 満足度★★★

    感動しました。
    良かった!!

  • 満足度★★★★★

    やはり圧巻の出来栄えでした。戦争は、やはりここの国の悲しい歴史。戦争が始まってしまえば、何でもありになってしまうことがわかっていても、止められない。きょうびの北朝鮮の話を見聞きすると、とんでもなくヤバい国、という印象を持ちますが、戦前の日本がまさにあんな感じだったらしいです。
    涙腺のもろい方は、ハンカチの準備をお忘れなく、と言いたい。頑張って下さい!!!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/07 (水)

    国が音楽で統制を!ってそんなこと…
    戦争中、「何よりも歌が励みになった」という話は良くきいたし、今も辛いとき、苦しいときには何か歌を口ずさんでしまうものです。
    音楽と演劇、パンフの作者の言葉にもあったように「心の栄養」なのです。そういう意味では私は栄養過多かしら?(笑)
    三上あい子(戸田恵子)さんの歌声がとても素敵で、さらにマネージャの成田(大和田獏)さんの音楽愛がとても暖かく感じ、なにより中村役の岡本篤さんがすごく良い味を出していました。ある程度当て書きもしているであろう古川さんの脚本と最近では大舞台の演出もされている新進気鋭の演出家・日澤さんのコンビならではの素敵な作品だと感じました。

    ネタバレBOX

    あの特攻隊員の姿は舞台にあげなくても良かったのでは??三上の目線で十分に兵士たちの姿が感じられたから。
  • 満足度★★★★★

    杮落としでしたね・・・・観劇日(^-^)

    自分の信念に基づいて時代の波も何のそのと
    猪突猛進大驀進する女性主人公に好感が持てた快作

    戦中・戦後を生き延びた女性の強さは
    某文豪の映画とかでも表現されてたなぁと思い出したりしました~♪

    ネタバレBOX

    淡谷 のり子さんの戦中から戦後にかけての話ですねー基本

    中心が主人公からブレない分
    周囲の状況の推移とかがわかり易かった

    基本としての舞台転換時の暗転中に
    上手にナレーションを入れて時代や年月を話す手法は
    とても観客に丁寧でわかり易い=もっと広まっても良い手法と思うんだがなぁ・・

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