満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/07 (水)
国が音楽で統制を!ってそんなこと…
戦争中、「何よりも歌が励みになった」という話は良くきいたし、今も辛いとき、苦しいときには何か歌を口ずさんでしまうものです。
音楽と演劇、パンフの作者の言葉にもあったように「心の栄養」なのです。そういう意味では私は栄養過多かしら?(笑)
三上あい子(戸田恵子)さんの歌声がとても素敵で、さらにマネージャの成田(大和田獏)さんの音楽愛がとても暖かく感じ、なにより中村役の岡本篤さんがすごく良い味を出していました。ある程度当て書きもしているであろう古川さんの脚本と最近では大舞台の演出もされている新進気鋭の演出家・日澤さんのコンビならではの素敵な作品だと感じました。