公演情報
「遭難、」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★★
観劇中、私の中で何度も「性根」という言葉が頭をよぎりました。
生徒の自殺未遂問題によって別棟の職員室に追いやられた4人の教師。
連日、きっつい生徒の母親が責任を追及しにやって来るのがその理由で、まさに針の筵の職員室。
往々にしてトラブルが起こった時、その人の性格が露わになってしまうものですが、その赤裸々な人物像をリーダー格教師を筆頭に、どの役者さんも見事に身にまとっているので、すこぶる面白い。
もう少し高齢で、それこそプロの役者さんが演じた方が完成度は高いのかもしれませんが、彼女達が創り上げ醸し出す空気感は唯一無二。
この公演で本作『遭難、』に初めて出逢えた事は、とても幸運だったと思います。
前提として戯曲の良さも当然ありますが、その肝(きも)を充分汲み取った人間模様に、幕が上がったその瞬間から速攻引きずり込まれてしまう力強い公演でした。
満足度★★★★★
生徒が飛び降り自殺を図った学校の職員室が舞台である。命は助かったものの生徒に意識は戻っていない。教師は全部で4人、うち男性教師(不破)1名、他は総て女性である。
板上は、奥に出入りの開き戸、上手奥コーナー近くにロッカーが1台。中央に教師たちの机が設えられ、下手側壁に沿って縦長のテーブルが置かれている。その手前にシュレッダーとゴミ箱がある。上手客席側には、応接セットが置かれている。出捌けは基本的に奥の開き戸から。