かくしごと 公演情報 かくしごと」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度

    2000円は高い

    ちょっと私にはよくわからなかった
    よくも悪くも大学生らしいな、と思いました
    会場はダンススタジオでしたね
    公演場所という感じではなかったです
    これからも頑張ってください

  • 満足度★★★★

    清々しく「嘘をつきません」という大人たちの様に、かくしごとはないと話す人々。
    日頃は流行に乗って踊っちゃう?的な舞台しか目にして無いものにとっては
    鮮烈で好奇心をくすぐるステージ。
    卓越した身体表現としっかりした発声の言葉の積み重ねから、
    人が何かを隠す行為は知られたくない事であるとともに
    人は隠されると知りたくなる。
    だからきっと「かくしごと」はないといってしまうのだろうな。
    コンテンポラリーダンスという世界の門の前に立つ
    大きなきっかけと勇気をくれる作品でした。
    圧倒的な存在感を放った6人の表現に気持ちは熱くなったものの
    この寒さの中、素足で観劇は少々ツライ。

  • 満足度★★★★

     振付・演出は1995年生まれの22歳。出演者は6人、白と黒のコーディネイトが基調であれば、衣装の形は自由である。だから、一人一人の衣装は異なる。だがこれでは、表面さえ異なれば内実が仮に一緒であっても問題化しない、という意地悪な解釈すら可能であろう。
     何れにせよ“隠し事”というタイトルはかなりのインパクトを持つ。(追記2018.2.24)

    ネタバレBOX

    で、肝心の内容についてだが、ダンスの技術は一応合格点。然しながら若干厳しいことを言うと動から静へ移る動作の中で静止ポーズをとる際、キチンと静止できる人は非常に少ない。プロを目指すのであれば、こういう点でぶれない所まで体を鍛えておかなければ話にならないのは無論である。
     ラストに近いパートで3人が各々、目、耳、口を手で塞ぎ、見ざる、聞かざる、言わざるを演じ、2人が拘束され、捉われたり・何らかの行為を受ける役を演じ、残る1人がマジョリティに紛れ込むことで己を消し“我関せず”という姿勢を演じるのだが、このパフォーマンスは強烈である。
    真に苦しんでいる人々に対するシカトは、日本人の本質的特性だからである。無論、自分は絶対的安全圏に立った上で、気の毒な方々に対して援助を惜しむようなことを日本人はしない。然しながら、少しでも自分自身にマイナスになると考えると上記のような態度で臨むのが日本及び日本人の本質であろう。この点に対して恐らく殆ど無意識に創られたこのパートが鮮烈な光を放っている点が興味深いのである。

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