殺しの神戯 公演情報 殺しの神戯」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/26 (月) 19:00

    それを手中に収めれば強大な力を得るという赤子→幼女→少女→乙女と急成長する禍々しいナニカを護送する業界ナンバー4の女殺し屋・サロメに次々と襲い掛かる同業者たち……な内容は昭和中期・映画全盛期の日活無国籍・無時代アクションと東映の妖術なども使う時代劇を混ぜ合わせて貸本漫画の胡散臭さ(笑)も加えて現代(?)テイストに仕立て上げたような感覚(既視感多数なるも具体的に思い当たらず)、これぞ21世紀のアングラ芝居!神道・キリスト教・仏教方面の雑学があるとより楽しめるかも?

    登場人物たちが地獄らしき所など複数のヘンテコな世界を巡るので次第に「ココハドコ?」状態に陥るとともに、フト「もしかすると観終わって劇場から出たら以前と違う世界に出るのでは?」などと思った。
    また、ヘンテコな世界を巡ることで地獄から逃れ出た先もまた地獄、を表し、地獄とは何か?現世もまた地獄ではないか?と問うているような気も。 

    他に自分に馬乗りになり腹を裂いて内臓を引きずり出す相手を体内に取り込み、赤子として産み出す(!)場面の装置のギミックや、サロメが地獄(?)から脱出する「切れない蜘蛛の糸」のような場面などが印象的。

    なお、いつもより血糊が控えめと思ったら、久しぶりにポンプを使わなかったそうで……(笑)

    【勝手にキャッチコピー】
    「殺し屋たちのドグラ・マグラ」
    「ニッポン黙示録」

  • 満足度★★★★

    かねてから一度観に行きたかった劇団
    独特な世界観は真夜中のサーカス、百鬼夜行の歌劇団という感じ
    血しぶきを浴びながら浸るデビルマン的な物語展開と歌と踊りとエログロと
    「よっしゃいくぞー」から六道MIXが打たれるライブ場面がめちゃめちゃ面白かった

  • 満足度★★★★

    噂に聞く百眼さんを初観劇。いろんなモノ(物理)が飛んできて、素面で見たら気色悪いと思ってたかもしれないのですが、終始ニヤケてしまうトランス状態になるような、格好良さと熱量の高さがありました。引き込まれた2時間でした。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/27 (火) 19:00

    座席1階2列

    アンケート用紙を見ると「なぜ、今回の公演をご覧になろうと思われましたか」との回答の選択肢の1つに「ザムザ阿佐ヶ谷だから」とあった。これは言いえて妙。早速〇をつける。
    そうだよなあ、私が観るザムザ阿佐ヶ谷での芝居って、月蝕歌劇団、緊縛夜話、B機関、ザムザで観る劇団には否応なき独特の匂いがあるものなあ。本能が呼ぶのかな。(単なるエロ・グロ趣味?劇団の皆さん、怒ったらごめんなさい)

    さて、宗教の力をもってして殺しを請け負う殺し屋たち、彼ら彼女らには序列があってNo.で呼ばれている。この設定にして、「殺しの神戯」というタイトルからしても、鈴木清順監督「殺しの烙印」を意識したものは自明。

    ただし、話は殺し屋同士の序列争いにいくのではなく、平将門の怨霊が封印の緩みから禍々しい霊力を導き出し、その霊力の化身"桔梗"を、No.4"歩き巫女のサロメ"が東照宮まで護衛して連れて行くという話。その先には、様々な思惑で、殺し屋たちが立ちふさがり、"桔梗"とNo.4"歩き巫女のサロメ"をなきものにしょうとするが、ついに世界は、、、という話です。

    それぞれ、殺し屋は二つ名を持っているのですが、No.2は確かにストリップの名の通りストリップでしたが、No.3はポールダンスなのに、ポールないじゃない、というのが観客の当然のツッコミ。
    さて、舞台の評価ですが、いやあめくるめくなあ。皆さんエログロを強調されていて、その通りなのですが(今回、あまりグロは感じませんでしたが)、地獄と現実の狭間を取っ払い、観客を双方の狭間で引き摺り回すがごとき物語展開は見事です。だからといって、物語が混沌としたり破綻したりすることはなくて、ちゃんと対決は対決として成立させているし、桔梗の児童性と禍々しさはうまく表現されているし、見終えたときには一服の清涼感さえ感じる、整然としたお芝居でした。

    前説で、かなり客席に水ものが飛び散るとのことで、2列目の私は身構えましたが、月蝕歌劇団ほどではなく一安心。(とはいえ、もっとやって欲しい、という意味ではありません)でも、どちらにしても、洗濯大変そう。

    ラストの生首が、ドラマ「アンナチュラル」の井浦新にそっくりなのは、笑えました。

    また観に行きます。

    ネタバレBOX

    ラストに全てが地獄に飲み込まれてしまう、あるいは地獄と現実の境目がなくなってしまう、といった展開は、大仰なようですがかなり見ごたえありました。
  • 満足度★★★★★

    今回はグロよりエロ、上質のアングラだ。

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