オーラルメソッド4 公演情報 オーラルメソッド4」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    40歳の童貞男:
    とにかく笑えて感情を揺さぶられて馬鹿馬鹿しくて、ただ面白いんじゃなくて凄く面白い
    こういう作品が存在することを知ってしまっているから僕は小劇場に通っている
    声出してツッコミそうになったり、頭抱えたり、一緒に変な顔になったり、没頭感が半端なかった
    未経験のことや未体験の感情ってのは何歳になってもきっと有って、そういう時に自分の気持ちとか正しい行動ってのは本当にわからなくって、だから誰かにいて欲しいし、だから自分を嘘にする
    オーソドックスで直球なんだけどまともにくらうと根こそぎ感情持ってかれる作品

    This is 30:
    この先に見えるものもそこへの向かい方も三者三様の三兄弟。けして同調できない有り様なのに共感を呼び起こされる不思議
    コントチックな演出とパワーでねじ伏せられる展開、何故か憎めない愛おしさに三人まるごと抱きしめてあげたくなった

    LOVE Chapter1:
    あぁ男ってやつぁ、あぁ女ってやつぁって感じで
    こんなに笑えんのに素敵なのに、観ている自分自身へと降ってきて痛めつけてくる作品で、どんな瞬間より表情豊かに舞台に見入る自分がいた
    僕は自分に不向きな人生に気付くのに後何年かかるんだろう
    色々思わされたり、色々感じたことはあるんだけど
    とにかく作品としてめちゃめちゃ面白かったし、大好きで愛してる
    櫻井さんも名嘉さんも横手さんもおがわさんも最高で、本当に再演してくれて感謝しか無い

  • 鑑賞日2017/12/17 (日) 13:00

    「This is30」とオマケ「性的人間」を観劇。劇団員以外での公演でしたが、猪股さん滑舌部分だけ上手く改定
    劇団員のチームワークの良さとは違い、バラバラな感じでも馬鹿兄弟はやっぱり笑えました。

    ネタバレBOX

    詳細はコチラ
    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64078895.html
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/13 (水) 19:30

    40歳の童貞男、観劇。普段は脇を固めるお二人の大人な恋愛が観れました。
    馬鹿な男どもに捕まった童貞男、自分を乱されながら変わっていく
    馬鹿なりに応援する友人、マセた息子に助けられて、笑っていたのに最後は感動します。

    ネタバレBOX

    詳細はコチラ
    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64078895.html
  • 満足度★★★★

    40歳の童貞男。130分。

    ネタバレBOX

    家電屋に勤める40歳の童貞男・安藤(諫山幸治)が、同僚らと飲んではしゃいで脱童貞を目指す。そのうち、客のさくら(川崎桜)と恋に落ちるが、さくらには息子・星史郎(小日向星一)がいて、星史郎の高校卒業までSEXはお預けに。さくらの前夫(本井博之)がからんできたことでさくらと安藤はケンカしてしまうが、ドラマにように互いを求めあい、ついに結ばれる…。
    序盤は、綾戸(横手慎太郎)やシミケン(野田慈伸)、丸子(泉政宏)らとのバカなテンションで生活に充実を覚えていくシーンがやや長めと感じるが、中盤の吉原のお姉さん(菊川朝子)との会話あたりからが、なんかいい感じになってきた。
    愛とかSEXとかってよくわからんものをそれでもこれが愛ですよと、言ってくれてるようで。安藤の視点でも楽しめるが、バツイチ子持ちの女性であるさくら視点でも楽しめる。中年独特の低迷感を吹き飛ばすとでもいうか(とはいえラストのダンスはもっとエネルギッシュでもいいけど)。

    人生的な閉塞感、人生の殻、そんなようなものを感じている自分としても、なんだか落ち着かない気持ちになる。そんな舞台だった。
    130分は長いかなと思ったけど、なんだかんだ面白味を持続させる作品で、そんなとこでやっぱりすごいなと思う。
    お姉さんの息子として出てきた(多分)実子の泰然君の、ぽかんとした落ち着き具合が妙におかしかった。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/12/14 (木) 19:30

     『This is 30』を観た。再演で、3人兄弟の末弟の30歳の誕生日に久々に兄弟が会い、ドライブに出かける。その間に、いわくつきの相手と末弟が結婚するということが分かり、さまざまな出来事に巻き込まれる、というロード・ムービー風の作り。初演も観たが、役者が変わったことで風合いも随分と変わるのだなぁ、と改めて思った。70分。
     おまけ的に、『性的人間』(15分)も上演。これも再演だが、性的な小説を書く作家と妻と弟子の関係が、何とも言えない味を出す。田中のり子が妙に艶っぽいのが、またいい。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/12 (火) 19:30

     『40歳の童貞男』を観た。主宰の作家・名嘉友美は、作風が変わったのだろうか。シンクロ少女と言えば、SEX関係のセリフが飛び交い、ややダークな印象の劇団だったのだが、前作『LOVE CHAPTER 1』から、むしろ「純愛」系の芝居をやるようになった。今回も、40歳で童貞という安藤を軸に、SEXを題材にしつつも、何かホンワカと「愛」を語るようになっている。130分という長さが苦にならない。欠点はないのだが、役者の無駄遣いは若干気になるけど、それだけ面白い舞台だったということも言える。名嘉の音楽センスは年齢に観合わないと私は前から思っているのだが、今回のエンディング "Aquarius/Let's the Sunshine in"もさることながら、その直前の Apollo 100 "Joy" の選曲は抜群である。

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