穴ザワールド 公演情報 穴ザワールド」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    わざとらしさがかえって好きでした。
    私はすごく好きな作品です。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/11/17 (金) 19:00

    価格2,000円

    イイ歳こいて何をやっているんだか……なある意味羨ましく身につまされたりもする夢を追う二人の男の出逢いから始まる物語、とっ散らかっているしツッ込みどころも多々あるが、「穴」が何かの象徴ではないかとか身の処し方など考えさせられる。
    また、鯵ヶ沢のキャラクターに宮沢賢治の「風の又三郎」も連想。それにしても男ってのはホントしょうがないなぁ(苦笑)

    ネタバレBOX

    終盤、穴を埋めて去る鯵ヶ沢とそれを期に運が向いて来るコノシロに世代交代的なモノを感じとったので、最終場で去った鯵ヶ沢が実は戻っていることに半端な気もしたが、これはこれで少しほっとするかな、とも。
  • 満足度★★★★

    なぜなのかは解らないですが、心をくすぐるテーマに内容が絶妙でした!

  • 満足度★★★

    淡々として地味ですが、ちょっと深刻でじわーとくるお話ですね。

  • 満足度★★★★

    ”穴にはロマンがある”というのは劇中の台詞。何となく意味深であるが、穴ザワールドいやAnother World(外の世界)と捉えれば視野が広がる。外の世界を見てみたい、その興味というか欲求は人間の本能かもしれない。そんな面白さがあった。
    さて穴の目的とは…。
    (上演時間1時間25分)

    ネタバレBOX

    舞台は老朽化したアパートの一室。和室(畳敷き)の中央にミニテーブル、その上は雑然としている。周りにはダンボール箱が置かれている。
    自称、小説家(志望)の男・コノシロ(江戸川良サン)が寛いでいるところに見知らぬ男・鯵ケ沢(加茂克サン)が闖入して自分の部屋だと主張する。実は家賃を半年も滞納し夜逃げした前の住人。どうしても同居したいと懇願するが、その目的は部屋の真ん中に穴を掘ること。そして掘ること数ヶ月、深さも数メートルになったが…。

    何のための穴掘りなのか、その疑問が観客の関心を惹き物語を牽引する。同じように宅配便のスズキ(花見卓哉サン)も穴の中の事、欲の下心もあり強引に手伝う。たかが”穴”されど話の中心としての存在感を示す。そこに物語の不可思議な魅力がある。

    部屋には、コノシロの別居している妻と暮らしている高校生の娘・新子(かどのまるサン)も出入りしている。学校では苛められているらしいが、父には友達との間に線があるという表現で説明する。父は親子であっても線はあると、やんわりと娘の悩みを聞く。ギャンブル好きで不真面目と思える父親だが、杓子定規ではない態度が心地良いのかもしれない。ちなみに別居している妻の仕事は弁護士だという。少し強引だが、穴の意味や父親の威厳というよりは、その存在自体が重要だという描き方である。

    コノシロの飄々さ、鯵ケ沢の仄々さ、スズキの熱量、新子の溌剌さ、そして時々突っ込んでくる大家のイワシタ(則末チエサン)の演技が、物語を生き活きとさせている。ドタバタ騒動だけではなく、大家以外の人が台風の夜に肩寄せ合い毛布に包まって話をする。その少し不安な姿が、何となく微笑ましく滋味さえ覚える。また畳を返し穴から出てくる、後幕を捲り地中の岩場を見せるなど、観せる工夫に観客サービスが感じられる。

    さて、穴堀りの目的は…徳川埋蔵金、日本の裏側(ブラジル)まで掘り進めるか?いくつか荒唐無稽な紹介がされるが、答えはなし。観客の心に委ねた”ロマン”ということだろう。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    前説のわざとらしいこと、コントなのかしら。
    みんなを語らずに会話が成立したり、成立しなかったり、話が飛んでいったりで、その辺をうまく演出・演技されていましたね。
    宅配業者を演じる役者の熱のこもった演技には歓心させられました。
    ストーリーとても面白かったです。
    裏方も含めて全員でお芝居を作っておられるみたいで感心させられました。

  • 満足度★★★★

     久しぶりの発条ロールシアター公演、拝見だ。

    ネタバレBOX

    以前はよく、閉めてしまったタイニイアリスで上演していた劇団なので自分も観に行っていたのだ。今回は番外公演と銘打ち杉並車庫前のビルのB1にあるアトラクターズスタジオでの公演である。タイトルも穴があって地下のイメージだし、移転後のタイニイアリスも地下にあった、アトラクターズスタジオも地下だ。妙な符号があるのは偶然だろうか? 
     何れにせよ、何となくアングラの流れも持っている劇団の公演であるから、不条理演劇的表現が挿入されているシーンもあり、既に初老の方々には懐かしいシーンと言えようし、若い方々には新鮮に映るだろう。
     ただ、自分に若干気になったのは、まあ、舞台とは「嘘」の世界だという演ずる側と観る側の約束事があって成り立っている以上、そういう書割の中で組まれた仮想現実内の約束事は守らねばならないのではないか? という点であった。作。演の方に伺ったら、自分が齟齬を感じたシーンはイメージとして作っているということであったが、それが観客にキチンと伝わらないとそうは見えない。運送屋さん(鈴木さん役)に溜息でもつかせて「こんなに疲れる再配では夢と現実の境目すら・・・」と眠らせるシーンを瞬間的に儲けるとか、あくびをしている所に、配達先のコノシロさんにピンスポを当てて「あんなに疲れていちゃ白日夢でも見そう」のような科白を吐かせるとか、兎に角エッジを立てる必要があるように思う。
     面白いのは実父であるコノシロが、実の娘である新子に対してシンコサンと呼んでいる点である。この言い方に離婚していないが、女房から半分だけ愛想をつかされている、実はナイーブなコノシロの性格が見えてくる。
     物語の隠れた中心である鯵ヶ沢に纏わる穴掘りが、徳川の埋蔵金に関連ずけられ、コノシロの書いた嘘メモを真実かも知れないと半信半疑ながら、アプローチを掛けてくるスズキも現実的な人間の欲を示していて興味深い。
     反抗期の新子も、そんなにラディカルな反抗は見せないが、如何にも女子高生らしい、感覚が表現されていてグー。
     大家が現れるタイミングが、今作を喜劇として纏めている点でも楽しめる。アトラクターズスタジオの使い方にも驚いた。此処までこのスタジオで表現できるとは! という驚きであったが、それには、無論、舞台美術の工夫も大きく関与している。
     タイトルが持つ複数の意味についてはくどくど述べないが、自分は少なくともトリプルミーニングだとは思う。
  • 満足度★★★★

    今までいくつかこの劇団の公演見てますが、今回が1番好き。登場人物の佇まいも、やってることも、等身大でとても和みました。なんでこんなちっちゃいとこでやってるんだろ。もっと沢山の人が見ればいいのに。疲れてる人ほど、許される気持ちになる話です。興味のある人今日までなので是非見てきてください(^-^)

    ネタバレBOX

    見て、手を使って、体験したものは、本や電子で得た情報とは全く違います。そういうことにしみじみする気持ちは、年を重ねないとわからないと思う。
    お父さん、娘は理由なく味方してくれる人がほしいんですよ。
  • 満足度★★★★

    観劇は自身を劇場に置き、様々な情報を全身に受けて感じるエンターテイメント。
    そういう意味で受付けから劇場を後にするまで一貫した手作り感はとても心地よく楽しい。

    ストーリー的には、観ているリアルタイムもさることながら、観終わって余韻に浸りつつ場面の数々を反芻している今、咀嚼タイムが面白い。
    「穴」で結びつく奇妙な関係。
    気のいい大家さんを巧く(?)はぐらかし生き延びる、そんなおじさん達の刹那な蜜月タイム・・・じわじわ沁みてきてます。

    ネタバレBOX

    「明確な理由・目的」がなければ行動に繋がらない私からすると、穴掘りおじさんの“ロマン”に気付くのがちょっと遅かった。
    理解したうえで観ていれば数倍映えるシーンがあったので勿体ない事をしました。
    一緒に観た同行者は彼の欲求心情がよく分かると力説するので、ちょっと口惜しい。

    停電の中、おじさん3人と娘が過ごした怪奇で滑稽な蜜月タイムが絶妙な本作の肝。
    (あのしりとりはアドリブ?際立って自然ななごみ感があって印象的)
    徐々に大きくなる不穏な外界のノイズが、この奇跡の時間を破壊するであろうとイヤでも予見させるので、より輝いて見える時間でした。

    どう見てもクズの部類に属する父親に、どうして娘がこんなに寄り添ってくれるのか納得できるものが冒頭に描かれていると据わりが良かったかも。
    ちょっとしか出番のなかった郵便屋さんと電気屋さん。外界の人としてもっと出番があってもよかったのに・・・と思うものの、これもひとつの手作り感かなーと。
  • 満足度★★★

    もっと見ちゃいけないような世界に突入するのかなと思えば、意外にまともでしたが、それってこちらの期待が高すぎたのか、それとも初日でまだ充分仕上がってなかったのか。

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