甘い丘 公演情報 甘い丘」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
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  • 桑原裕子の力量がどーん!
    舞台空間を有効につかい、出演者のアンサンブルがスゴく大変見応えのある作品でした。

  • 満足度★★★★★

    KAKUTA初観劇
    (投票用の追加レビューです。)
    ウェルメイドのストレートプレイとして、
    素晴らしい出来かと。

    全体を包むトーンが良い。
    各キャストも良くも悪くも愛くるしい。

  • 満足度★★★


    普通

  • 満足度★★★★★

    重厚だけど。
    自殺を目撃する主人公と自殺してしまう主人公。
    夫が若い女と駆け落ちして自分の元を去ってしまった現実に耐えられず死んだ自分。そんな勇気もなく生き延びた自分。あれは、自分の中の何かを殺し、今までとは違うというニュアンスに取れた。暴力彼とドM彼女。血の気の多い猿山大将気取りの女。小説家志望の若い男と毎日愛を育む大家。他にも実にカラーの強いキャラクターが揃っている。久々にお芝居で、魅せられてちょっと驚いた。演出、キャスティングが上手で、万人受けしやすい演出の仕方に感じた。
    客層の年齢層にもバラつきがあるのに、拍手は多かった。

    ネタバレBOX

    殴る蹴る、叩きつけるが本物そのものにしか見えないし、靴職人を目指す青年と夫が行方不明になった40過ぎの女性(主人公)との愛のシーンだって手を中へ滑らせる時にはドキッとした。
    彼氏が病死になり、ドM彼女が自殺を図ろうとするのを止めた主人公が「生きてればきっといいことある」
    恐らく、自分とダブって見えたのだと思う。

  • 満足度★★★★★

    とてもかっちり丁寧に
    作られてたと思う。若い世代の等身大の芝居を作ってきてたと思ったKAKUTAがいつのまにか設定されたキャラクターに合わせてそれぞれに等身大のドラマを与えてたのが成長している証なのかと。

  • 満足度★★★

    どっかで観た様な作品・・・
    昔のテーストを残しつつ、新たな試みを盛り込んでいた作品になっていたけど、観ていくうちに、どっかで観た様な作品だな・・・って思ってしまい、ちとお話に引き込まれなかったのは残念。

  • 満足度★★★★

    はい
    たしかに
    なぞも
    残りますが
    おもしろかったです

    女性の声にもきこえました

  • 200701251930
    200701251930@三軒茶屋シアタートラム

  • 満足度★★★★

    いいタイトルだなぁと。
    とあるシーンで、観ている途中忘れていたタイトルがふわっと浮かび上がってきました。ゆら〜っと、甘いかおりがした気が。
    しっかり「観たなぁ」という充実感。

    ネタバレBOX

    客入れからの丁寧な導入はいつもながら嬉しく楽しく。オープニングの音が印象的でした。
  • しっかり。
    初めての作家の挑戦。「芝居を観た」という満腹感にひたれるような芝居。決して甘酸っぱいばかりでも、大笑いでもないのだけど、かといって、いやな気持ちだけで終わらせない、「人に勧められる芝居」がここにあります。

  • 満足度★★★★

    なんか暖かい
    「よさそうだ」というウワサを聞いて、当日券で行ってきました。
    結果、行ってよかったです。

    ドロドロした人間関係の話になるのかと思いきや、最後は
    「みみずだって、おけらだって、あめんぼだって、みんなみんな生きているんだ友達なんだ~♪」
    ...って感じで、なんか暖かい気持ちになりました。ちょっと元気もいただいたかなと。

    高さを生かしたセットも素敵で、見てて飽きませんでした。

  • 満足度★★★

    しっとり、ぐっさり。
    素朴で暖かい人間関係が描かれ、ほっこりしたりクスっと笑ったりしても、いつもどこかに黒い闇を感じさせる桑原さんの世界が好きです。儚い椿真由美さんが美しかった。上演時間は約2時間。

    ネタバレBOX

    ゴムの甘い匂いにむせかえるサンダル工場の寮が舞台。登場人物の一人一人に感情移入ができました。中でも前科者の妹を訪ねてくる女医(野沢爽子)が一番好きでした。

    ポスト・パフォーマンス・トークには、脚本家とその執筆を助ける役者さんのペアということで、カクタの桑原裕子さんと成清正紀さん、ゲストにはグリング作・演出家の青木豪さん、役者の中野英樹さんが登場しました。皆さんはかなり仲良しのようで、話が弾んで止まらない和気あいあいのトークになっていました。
    デリケートでわがままな(笑)脚本家を、母のように恋人のように支える役者さんの存在は偉大ですね。
    桑原さんは今回の脚本をブラジル「恋人たち」客演終了後、1行も書いていない状態から2週間で書き上げたそうです。すごいプレッシャーだったでしょうね。
  • 満足度★★★★★

    KAKUTA新境地?
    桑原裕子の二年ぶり新作公演は、KAKUTA新境地と言える作品。


    もちろん新境地だからと言って、今まで観て来た人が楽しめないわけでも、初めて観る人が楽しめない作品でもない。その逆で、ファンであろうが、一見さんであろうが、楽しめる万人向け芝居であることには変わりないのだ。


    何が新境地なのか。今までのKAKUTAは20代後半から30代前半の若者達の等身大な日常世界を描いた群像劇だった。ところが、今回に関して言えば、登場人物達の置かれている立場が、等身大とは言えないような境遇になっている。それから、今回は主役がはっきりしている。その他の人物は、見せ場もある人もいるが、完全に脇に徹している人もいる。この辺が、大きく違うかなと思う。


    甘い丘。タイトルとは裏腹に、ビターな生活を送っている人々の話である。だが、ビターな人々が本当にビターなのかは、それは観てのお楽しみ。


    本日、当日券で観劇しました。今回は、過去の教訓も踏まえてロングラン公演となっています。平日公演はもちろん、土日公演も当日券が、しっかり出るそうです。隣のパブリックシアターの当日券に破れた時の保険でも良いです。気に留めていただけると幸いです。当日券で座席が選べる場合には、下手(左側)の席の方が観やすいかと思います。


    もう、観るからチケット予約済だよという方へは、物販の紹介を。前回公演、2006年版の浅草花やしきでの「ムーンライトコースター」のDVD先行予約が出来ます。お値打ち価格2500です。おまけで、手ぬぐいも付いてます。4つのゾーンのエンディングも見れて、この値段は安い。実際に公演を観た方はもちろん、見逃した方も楽しめるDVDに仕上がってると思いますよ。

    ネタバレBOX

    とある工場で働く女たちに大きく焦点が当たった芝居です。その工場の四季を描いています。冒頭、ちょっと驚く展開から始まる芝居は、一人の女性を中心に据えて展開していきます。家族、愛情、憎悪、死、いろんなことが描かれます。笑いの要素もふんだんに折り込まれていますし、私は終盤にボロボロと泣かされました。万人向けのエンターテイメントに仕上がっていると思います。良い芝居です。

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