SMOKIN'  LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】 公演情報 SMOKIN' LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    ショートストーリー好きには堪らない舞台。
    また、役者さんの息遣いを感じられる至近距離のカフェ公演というのも極上の企画。
    主にバーテンポジションとカウンター2席での展開は座ったポジションで見方も見え方も変わってくる
    違う席で再び観るのもよいが、11ストーリーの中、いくつかは別のテーブル席やソファー席、
    もしくは席に着かず立ちのままとかの展開も見られるとうれしいところ。

    ネタバレBOX

    DJ卓前で観させていただいたのでカウンター端の役者さん以外の表情はよく拝見できました。
    ただカウンター奥の観客にもライトが当たっていて、役者さん越しにお客さんと目が合うのが
    少々気まずい感じでした。
    AVで再起を掛ける女優とファン3号の親友との微妙な心の葛藤をが香るvogue
    親友を殺した罪悪感に苛まれる男と死んだ息子を誇れる父の絆が香るHOPE
    特に好きでした。
  • 満足度★★★★

    「Cafe Bar LIVRE」という会場で、その場所に相応しい大人の会話劇(オムニバス全11話)。どちらかと言えば真面目な展開で、政治や芸能界で話題になっている不倫に関する話はない。ドロドロとした痴話喧嘩のような話はなく、あくまで正面から捉えた恋愛話は心落ち着いて観られる。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    特にセットは作り込まず、会場の雰囲気を大切にしている。その中で他人の恋愛話を覗き見、聞き耳を立てる感覚である。役者は基本的にはカウンターに座る、またはその内に入っている。男女の心が揺れ動き、人間としての機微が垣間見えてくる。ドキュメンターを観ているような濃密にしてリアルな会話劇。登場人物の視線が交差し、そこに漂う都会の雑踏と孤独が浮き上がり、自分の恋愛経験の一部のように侵食してくるようだ。雰囲気とタバコの活かし方が絶妙だ。

    ①OP-
    「Cafe Bar LIVRE」という大人の社交場でこれから繰り広げられる導入話。
    ②SEVEN STER-
    ロック歌手をインタビューするが、その応答が聞き取り難くバーテンダーに通訳を依頼するが、意訳し過ぎるのか全然関係のないあらぬ方向に話が進む。
    ③VOGUE-、女同士の深い悲しみが浮き彫りになる。女優で生計を立てているが、芸能界で生きていくことは難しく、AV女優へ転身しようとするが…。
    ④PIANISSIMO-
    父親の会社を継いだ男と先輩らしき男の男同士の会話。先輩の幸せな結婚と妻が新宿のホストクラブにはまり家出された後輩。そこにタバコに関するアンケート。今の心情を傷つけるような内容が…。
    ⑤PEACE-
    4年前に別れた男女(遠距離恋愛)が再会し_男は既に結婚し、女は別れたことへの悔やむ気持を引きずり…。
    ⑥ECHO-
    いい加減なその日暮らしの男、それに対比するようにカウンター内から女が醒めた目で見ている。
    ⑦LARK-
    別れた女がBarを訪れ、近々結婚するという。「好き」という言葉に応答するのが「ありがとう」。その微妙なニュアンスの違いが男女の気持の前に立ちはだかる。
    ⑧CAMEL-
    怖い話。らくだ色の服を着た女が街灯の下で佇み、それを見つけた人は死んでしまう。実は話を聞いている女が怖い。
    ⑨HOPE-
    隣合う男2人の慟哭を誘う会話。男のジッポは親友の形見。親友は交通事故死であるが、その原因を作ったのが自分だと苛む。一方、年配の男には年の離れた弟がいたが交通事故死したと語り出し。2人の会話が交差し…それでもHOPE(希望)を捨てるなと。
    ⑩MEVIUS-
    全体を纏めるようなBarの人間模様。
    ⑪KENT-
    路子とケントが初デート。ケントのスーパーマンの話から人の在り方を巡る話に発展し、正式に付き合うことに。初々しく、清清しい若者の少しくすぐったいような。

    演技は「Cafe Bar LIVRE」という会場であることから後姿が多いが、顔や体そのものを横にしたりして表情を観せる工夫をしていた。本当の「Cafe Bar」であるだけに雰囲気は十分。タバコの銘柄に合わせた話も洒落ており味わい深い。話も人生の滋味、残酷な別れ。そして関係も大人から若者まで演じ分ける。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    今回は笑いのあるストーリーもあり、バリエーションに富んでいて楽しめました。
    バーという場所がら、演者の表情は期待しないほうがいいのですかね⁉︎
    L字型のカウンターなら多少は見えそうですが.....

  • 満足度★★★★

    1日3公演と考えると、あの衣裳変えは、かなり大変でしたでしょう。毎回、同じ衣裳だったのでしょうか、ちょっと気になります。

    今年も無事、「すもらば」を見れて、年を越せることをうれしく思います。
    どの話も他愛ない、といえば他愛ないのですが。私は「らくだ色の女」「希望を捨てるな」がちょっとツボでしたね。ただ、後者はもっと乾いた演出の方がよかったかな。
    あまりメソメソされても。

    あと、美村伊吹の赤いミニのワンピースとっても似合っていました。
    惜しむらくは、真横の特等席でしたので、膝にコート掛けないで欲しかったです。おみ足をもっと堪能したかったな。(ちょっとエロ目線でごめんなさい。)

    ネタバレBOX

    通路の丸テーブルで観ましたので、カウンターの中も外も観れたのはよかったですね。
    美村伊吹がバーテンダーをやったりしていて、結構出ずぱっりなのですが、横を通られるときは、暗転時でも熱量が違うんです。何というか、全身で息をしているというような感じで。昨年の「すもらば」でも思ったのですが、惑星☆クリプトンの舞台は、会場設定もありますが、役者さんの呼吸を鑑賞に行っているような感じがありますね。
    まあ、タバコ吸っている舞台なので、当然と言えば当然かな。
  • 満足度★★★★★

    ブリッジ的な演目も含め、11のショートストーリーによる110分。ちょうどカウンターに座る役者さんを後ろから見る位置のテーブルについたので、バーテンが絡むときはともかく、カウンターに並んで座る二人芝居のようなときは、役者さんが横を向かないとその表情は窺えないし、バーテンと対面での芝居でもそう。でも1m前の役者さんの息遣いや肩の動き、高めのスツールごしに見える足元の様子とか、ちゃんと芝居してるのが分って面白い。機会があれば別の角度から再見したいが、カウンターの隣だとちょっと気恥ずかしいから、カウンター横の小さめのテーブルあたりがいいかも。

    ネタバレBOX

    ショートストーリーは、2つほどあまり好みではないものがあったものの、その他はみな面白く、この手のオムニバスとしてはかなりの高打率。開場時からすでに役者さんが客の体で店内にいるのだが、個人的にはこの30分(+前説のパート)は今イチかな。

    明大前駅で降りたのが29年ぶりぐらいのことで、そのときは松田優作が変名でやっていた劇団の芝居を一軒家の地下で観たのだが、入場時から薄暗い座布団敷きの客席の後ろに座っていた優作氏は芝居を見ながら時折クックッと笑っていた。やっていた芝居は全然違う感じのものだったけど、今だったらこういう芝居を面白がって、それこそ店の奥のソファあたりからあの押し殺した笑い声をたてそうとか、そんなことを妄想した夜でした。

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