SHERLOCKIAN Aの項目 公演情報 SHERLOCKIAN Aの項目」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    時代的な世界観を構築する凝ったセットに熱い思いを感じる。
    シャーロックホームズの世界観をしっかり構築し、
    様々な伏線をめぐらしながらも解り易い展開は心地よい。
    しかしながら少々トピックを詰め込みすぎたか、全体の流れが性急で早口な展開。
    カタカナの登場人物が交差するについていけぬところが少々・・・
    でも誰もが知るシャーロックホームズ観を損なわずに
    面白く構築されたお話は秀逸でした。

    ネタバレBOX

    物語も役者さんも良かったもの制作さんが今一つ・・・
    狭いロビーがごった返し身動きとれず。
    お友達やお身内が多いのかと思うが、一般の人の事も考量してほしい。
    そして、回収しないアンケートを書かせるのはやめましょうね。
    無駄な時間を使ってしまいます。
    物語が良いだけに残念。
  • 満足度★★★★

    盛り込み過ぎの感あり。

    ネタバレBOX

    シャーロックホームズがいくつかの事件を解決する話。

    ワトソンが登場しないホームズ物と理解して楽しみにしていましたが、サッカーなる人物が作家であること、即ちワトソンであることがすぐ分かり興味が半減しました。

    失踪事件、テロ事件、ワトソンとの喧嘩等々、話題を盛り込み過ぎたのでしょうか。地方で起きた事件そのものを十分に把握する前にホームズがスマートに解決してしまいました。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/09/18 (月) 16:00

    シャーロック・ホームズの世界観を借りて、新たな物語を紡ぐ。よくできた脚本で、いかにもホームズな推理や様々な登場人物も、しっかり活かされている。やや、「○○、実は△△」というのが多い気がするけれど、エンターテインメントと思えば許容範囲かと思う。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/09/17 (日)

    17日ソワレ(2時間)を拝見。

    ネタバレBOX

    シャーロック・ホームズに相棒のワトスン博士、レストレード警部…コナン・ドイルの古典的探偵小説のキャラクター達が活躍する、新作の推理劇です。
    でっ、この推理劇、登場人物の大半に「裏の顔」や「隠れたる目的」が設定されているなど、多岐にわたる伏線が作中に張られています。
    にもかかわらず…なんですが、それらの伏線は全て、エンディングまでにスムーズに・何の論理的破綻も生じさせずに回収されていきます。演じ手は若い役者さん達でしたが、オトナの鑑賞に充分耐え得る、良質の作品でした。

    役者陣。ホームズ役の下田修平さん。登場時は「若過ぎるかなぁ?」と感じましたが、話が進むにつれて、どうしてどうして! 「変人だけど観察力と推理力に秀でた稀代の名探偵」をスケールの大きな演技で演じ切っておられました。
    他の役者さん達も、面識のある石戸貞義さんやこいけさんを初め、皆さん好演。とりわけ、個人的には本作のヒロイン役・林真由美さんの真っすぐな演技が印象に残りました。
  • 満足度★★★★

    いろいろと詰め込んだストーリーは
    判り難さも無く2時間で詰め込まれた内容は十分に堪能でき
    楽しめたミステリーでありました~♪

    舞台セットも らしさ がよく表現されており
    衣装なども凝っていました・・・頑張っていたなぁと感心しきり

    ネタバレBOX

    これがロンドンではなく風都だったりすると
    仮面ライダーWとかに変身する探偵だったりしそうだなぁとか思ったが(^-^)

    ロンドン一の探偵ってところが強調されて理解しやすかった

    やはりシャーロクの魅力は細かな観察眼による見事な推理力ってシーンは
    とっても説得力があって作品に入り込めたです
    主人公さんもシャーロックらしさがよく出ていた
    原作の神経質な細身の感じが自分的にも合っていて好ましかったなぁと
    コミカルな方面だと使えない感じのスコットランドヤードが
    とっても頼もしい扱いで作品上も上手に表現されていたと納得

    ただなぁ 苦労はしただろうが
    舞台右手に配した一番でかい椅子が現代的過ぎて
    せっかくの古きよきイギリス風な家具などでまとめたイメージから浮いていたなぁと
    残念感が強かったですよ・・・苦労はしたんだろうけどねぇ・・・

    あと警察=ロンドン警視庁の警部が多かったようだが
    警部補の方が普通現場に出て下で働くのが巡査部長とかでないかなぁ・・と
  • 満足度★★★★★

    初めての劇団さんでした。それが面白かったー!しっかりとホームズの世界観を堪能できましたよ。最初から最後まで惹きつけられっぱなしで、かつとても多い登場人物もストーリーも伏線がとても多く、シリアスになりすぎず明るいエンタメ感をたっぷり楽しめる作品で大満足でした。本公演がスタートで今後のセカンドも決定しているとのことで、今から楽しみです!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/17 (日) 14:00

    とても面白かったです。ストーリーは面白く、舞台セットや衣裳も雰囲気があり、どんどん物語の中へ惹き込まれていました。終わりと思いきや、また更なる展開があり、その意外性も良かったし、様々な事が全て繋がっている脚本は本当に良く出来ているなぁと思いました。役者さん達の熱演も良く、主役の下田修平さんは、長台詞をこなし、ホームズという独特なキャラクターを魅力的に演じていました。観応えのある舞台で、大満足でした!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/17 (日) 18:00

    一件落着したかと思った後の展開がさらに面白かった。ステージセットもなかなかの雰囲気で、2時間一気に楽しむことが出来ました。

  • 満足度★★★★

    超満員の観客席でした。色々なことが次から次に起こっていって、しかもちゃんと皆つながっている凝った脚本と謎解きでした。非常に楽しめる舞台でした。ただ大勢登場するので、登場人物の名前をちゃんと覚えていないとホームズたちが誰について話しているのか混乱するのが問題でした。

  • 満足度★★★★

    会場に入ると、そこはシャーロック・ホームズの部屋が出現したかのようだ。また登場人物の衣装も当時の雰囲気を思わせるもので、まず視覚的に楽しめる。もちろん、彼は世界的に有名な名探偵であり、次々に事件解決の依頼がくるが…。本公演でも某機関から事件解決にむけての協力要請があり、現地に行くことなった。このメインとなる事件の解決のプロセスをテンポよく観せているが、その謎解きは物語性に重きをおいたように思う。観客に事件に関する材料をすべて提示し推理させるというよりも、仔細は省略し物語の世界を楽しんでもらうことを優先したようだ。そしてメインとなる事件の解決で幕引きかと思われたが、本当の主題は別に…実に巧みだ。
    脚本(ひろ氏)は面白く、それをビジュアル的に印象深く観せる演出(浮谷泰史氏)、また主役のシャーロック・ホームズ(下田修平サン)が実に魅力的だ。

    1887年、シャーロック・ホームズが初めて登場してから今年で130年。その130周年お祭り企画第一弾、観応えがあった。
    (上演時間2時間) 2017.9.23追記

    ネタバレBOX

    セットは、上手側に大きな机・椅子、書棚、下手側にソファー。窓から日が差しており柔らかい雰囲気である。ロンドン警察からの依頼がメインの事件であるが、資産家の主人が失踪した。その行方は…。この家に残された妻、執事、新しく雇われたメイドがいるが、過去に起きた別事件からこの家の秘密と失踪の理由が明らかになる。この事件は、シャーロック・ホームズの推理によって解決する。

    物語は、これで終わりにならない。先の事件解決にあたって多くの人物が登場するが、事件に関係ない人々もいる。当日パンフにはホームズとの関係、いわゆる相関図が書かれている。先の事件は劇中劇のようで、本来の梗概は、ホームズと登場人物たちの関係が次々明らかにされる。その意味でホームズの人物評伝と言える。ホームズには失敗、ましてや解決できない事件はないと思われているが、やはり人間である。その人柄なりは、興味を持った事件だけを扱い、それ以外の資料はゴミのように放置している。その勝手気ままな様子や女性に対する思わせ振りな態度が誤解を招く。完全な人などいない、その人間味溢れるホームズが魅力的に描かれており、観応え十分であった。

    演技は初日ということもあり、全体的に硬い感じもしたが、セットや衣装、また照明等の視覚が補っていたのが好い。
    最後に、ホームズの兄から来た手紙は何だったのか気になるが…。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    さすがホームズをメインとした探偵物ですね。
    色々な登場人物がそれぞれに自分を隠し、それぞれに謎解きするのは見ていても面白いですね。今度どんな謎解きをするのだろうかと、わくわくしながら観させていただきました。
    初日ということもあり、セリフを噛んだり、がくがくした部分がありましたが、自分としては満足です。

    ネタバレBOX

    博士がカバンを運ぶアルバイトをするのだが、最初はすごく軽いカバンを一生懸命重くみせていましたが、その後、ずっと凄く軽々しく持ち運ぶのはいかがなものか。
  • 満足度★★★★

    これは正統派の古典的推理劇である。
    笑いやアクションは一切なく、提示された謎はすべて回収される。
    中高年男性ミステリーファンにも安心しておすすめできるものである。

    年をとって一番困るのは目の衰えである。
    小さな活字は追って行けず、すっかり読書量が減ったと嘆く声も多い。
    大画面の4Kテレビで電子書籍を読む人もいるという。
    そういう点ではこういうセリフの多い、朗読劇に近い芝居は案外市場が大きいかもしれない。

    こんなことを書いたのは観客にお年を召した方が多かったからである。
    前の方は半分以上が60歳以上ではなかっただろうか。
    出演者のお父さんかお爺さんかもしれないが、上で書いたような事情もあるのかと想像してしまった。

    内容を少しでも書くとネタバレになるので、些末な感想だけにしておこう。
    初回なのでセリフを噛むのは許容範囲だが、声の調子がバラバラなのが気になった。
    常にビブラートがかかる人、口だけで発声している人、腹から出しすぎてオペラか浪曲になっている人、なんでも絶叫調の人…
    録音を聞けばまずいことは誰でも分かるだろうが、いろいろな団体の寄り合い所帯なので調整は難しいのかも。
    誰もが一目置く先輩のような人はいないのだろうか。

このページのQRコードです。

拡大