第25次笑の内閣『名誉男性鈴子』 公演情報 「第25次笑の内閣『名誉男性鈴子』」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 3.9
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/10/15 (日) 15:30

    価格2,500円

    岡山県の架空の市での市長選を描いた風刺喜劇。最近話題となったあんな言葉そんなフレーズがガンガン出てきてそれらをまた上手く組み合わせたものだと感心。(再演だというのに)
    あ、それね、であり実際にありそう……というよりありがちなラストも最後の一刺し的で鮮やか。

  • 満足度★★★★★

    この時期に敢えてぶつけたのでは(実際は予定通りだそうですが)と思えるタイムリーな題材。滑稽さに見られるギャグがちりばめられながら,一筋縄では解決しない内容が真っ正面からぶつかってきました。笑いながらも最後は真顔で考え込む独自の空間でした。

  • 満足度★★★

    コメディかと思ったら悲喜劇だった。
    扱う題材や作演の経歴から、思想的に偏ってみられそうだけど、作品に通る筋は完全にネット世論などに普遍する現代常識のど真ん中な考え方。
    吐く言葉全てがSNSでは炎上案件になりうる主人公を嗤い、それを作り上げる社会を嗤う
    ポリコレが社会に浸透し棒を振るうくらいになっている現代社会。
    村社会という土壌でそれに逆行する主人公の滑稽さよりも、言葉として吐かれるヘイトな空気が笑いよりも重くなっててちょっとモヤッとが残ったかな。
    それにしても作演の高間さんの雰囲気が凄い好き
    僕の年代で東京で観た、この作品の主人公の頭はおかしいんだけど、現実では地方であったり年配の方とかは主人公の骨格を全てではなくとも
    局所に持っていて、その比率とか考えると滑稽な喜劇じゃなくて、
    やっぱり終末感漂う悲劇だよなと、まぁそれをひっくるめて笑うのか

  • 満足度★★★★★

    赤一色からの

    ネタバレBOX

    市長職を辞し衆議院選挙に出る市長から後任にと推された女性市議の話。

    美し過ぎる泌尿器科医に対抗するため、女性だからと言う理由で選ばれただけのことでした。

    劇場に着いたときから安倍昭恵夫人のような顔立ちの赤いポスターが溢れ、すっかり赤に馴染まされていたので、まさか後輩の女性市議が立候補することになろうとは考えてもおらず、終盤の青一色がとても新鮮に思えました。

    産休が学期末になるように教師に諭すところなど、凄まじい考え方を持つ人がいることを知りました。ノックアウト大学って何だろうと思っていましたが、ああ慶応ねって。パンフレットに小ネタについての解説が書いてあるとのことでしたが、面白いと言うよりも、そんなに小ネタを盛り込まなくてもいいのではないかと思いました。それよりも、1,000円のパンフレットの原価が200円弱という話の方が参考になり面白かったです。

    ありがちなセクハラ男、下駄をはかされた女性、自分が経験した苦労を味合わせたがる考え方があること、ベーシックインカムのこと、理想と現実、同じ穴のむじな、色々考えさせられました。

    アフタートークで、ゲストの人が人間はいくつになっても働くことが大切だと説いていましたが、平日昼間の観客に向けて熱弁しているところが最高にシュールで受けました。
  • 満足度★★★★

    ■約110分■
    ヒロインが埼玉の女性政治家にダブって見えて仕方なかった。それも含めて楽しみました。

  • 満足度★★★

    100分。田嶋陽子とのAT25分。

    ネタバレBOX

    南アンタレス市長(石原正一)が国政に打って出るにあたり、「見栄え」のよさから、市長選の公認候補に市議の鈴子(中谷和代)を抜擢する。同じく市議で、女性の活躍を夢見る恵梨香(熊谷みずほ)や恵梨香の後輩でフェミなメルモ(土肥希理子)らは、選挙の手伝いにやってくるが、男尊女卑が跋扈し、男性によるセクハラパワハラが横行する土地で市議を勤める鈴子の、古めかしい考えについていけない。そんな中、鈴子の息子が養護施設の子と妊娠駆け落ちなどの事件もあり、鈴子は現市長の政策や市民の安全に反する行動をとろうとする。恵梨香は繁喜を翻し、現市長や後援会会長を抱き込み出馬する。鈴子は恵梨香に、男の力を借りているうちは女性の活躍はない、と言い残し政界から引退する…。

    笑いは控えめな印象。歌も(聞き取りにくいのは相変わらずだけど)、ちょっと迫ってこない感じかな。
    ジェンダーの知識はあんまりないけど、男優位の社会で形成された鈴子の価値観を否定する恵梨香のような価値観もまた、男優位の社会の中でひん曲がっていくという話か。選挙自体が、しがらみを生み出す装置のような気もしないでもないが。そもそも女性の活躍ってなんだっけ?
    性差の問題は、正直、終着点が見えないのがもどかしいかな。イメージすら湧かない。鈴子の長男(神田素直)が言っていた、働きたくない男性への偏見という、作演・高間響の働きたくない理論部分は結構響いてきたけどね。

    ジェンダー作品というより、選挙というもの込みで面白かった。高校教師役の丹下真寿美は、コメディな感じうまいなと思う。あと、鈴子の選挙対策委員長をやらされた須藤(諸江翔大朗)の、役柄の不憫さと性差の被害者ブリが、いい塩梅で表現されててよかった。児童養護施設職員の池川タカキヨもなんか気になる演技好印象。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/10/12 (木) 19:30

    「笑の内閣」は京都の劇団だが、作る芝居は全国区だ。今回も、政治の世界を揶揄しつつ笑い飛ばす勢いは見事だが、途中で起こる事件に対しても結論は読める。しかし、その「結論が読める」ことが問題だという問題提起なのだろうと思う。残念ながら、ちょっと演技がクサイと思える役者がいるのだが、久々に見た石原正一の存在感は見事だった。諷刺を分かりやすく笑いにするという手法は、東京のチャリT企画にも通ずるものがあるが、本劇団の方が直球だろう。

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