ユリディス 公演情報 ユリディス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★★

    脚本の方がフランスの方という事で自分的には初めての観劇の部類に属する作品でしたがとても面白かったです。まるで詩を語るかのような独特な台詞まわしに良い意味で高尚な作品としてのテイストが感じられ、文学を楽しむという事を教えられた感じがします。また登場人物の1人1人に独特なクセがあって、その点も面白かったですね。

  • 満足度★★★★

    西洋の方々の価値観と死生観を目の当たりにし、改めて日本との違いを思い知る興味深い作品。
    初めて観る作品であり、作者の物語であるが、愛、運命、絆の感覚が新鮮で面白かった。
    行き交う台詞が心地よいな…と感じて幕間で当日パンフを見れば、みなさん声優さんだとか。納得。
    2時間半長いかなと思っていたが、結構あっと言うまであった。
    別の作品もぜひ観てみたい。

  • 満足度★★★★

     J.アヌイ原作のユリディスだが、翻訳物の厭らしさは余り感じない良い訳だし、兎に角、長い作品なのである程度カットせざるを得ない部分をカットして齟齬の無い脚本に仕上がっていたとは思う。

    ネタバレBOX

    シェイクスピア作品のよういな長科白が多いのだが、役者がカムことも殆どなく、その意味では難の少ない公演であったが、ユリディスが恋に落ちる原因となったオルフェのヴァイオリン演奏のシーンでは、もっと形態模写をキチンとすべきである。とても大事なシーンであるから、オルフェ役には、実際のヴァイオリン演奏をさせておくことは無論必要である。演出は、其処までキチンとやっておくべきだろう。駅のカフェの上手隅に何も言わずにずっと座っている旅人(死神)なども登場する作品であるだけに、こういった細部の造形に拘らなければ作品のリアリティーが担保できない。
     まして、今作を今上演する必然性は、余り感じられない作品である以上、上演するからには、通常の上演以上に作品としての質を高める必要があると感じるのだ。
     作品の肝は、オルフェとユリディスの純愛と、世間というものの実体。その鬩ぎ合いから生まれる風評が、純愛の成立を脅かす時、皮肉にも死だけが、この純愛が孕むに至った矛盾を解消するということだが、このアイロニカルな結論を導き出す為に、権力や権威が如何に純粋を潰してゆくか、そして弱き者、即ち肝心な時に肝心な決断を己の精神に従ってできなかった者が、如何に人生に飼い馴らされ隷属してゆくかが描かれる。
     然しながら、このような解釈をする日本人が一体どれほど居るのだろう? その意味で、余り必然的な上演とは言えないと思うのだ。ブレヒトではないが、今日の世界を演劇は再現できるのか? という問いをキチンと自分達自身に発信し続けたいものである。
  • 満足度★★★★

    冒頭、オルフェがヴァイオリンを弾くシーンが数回あり、吹き替えでの音楽が流れましたが、実際にヴァイオリンを弾かなくても、もう少しヴァイオリンの演奏が流れるといいのに感じました。
    やっぱり外国物ですね、日本人の感覚とはかなり違いますね。
    ユリディスが何回も生き返る感覚にはついていけませんが、すごい恋愛ですね。
    セリフの語りや演技はみなさん上手ですね。
    あっという間の2時間30分、楽しませていただきました。

  • 満足度★★★★

    声優事務所所属の俳優さん中心の劇団だそうですが、さすがにいい声の台詞だなあとハッとするような箇所が随所に。オルフェとユリディスの物語は、昔見たコクトーの映画や『黒いオルフェ』『地獄のオルフェ』なんかが頭に残っていて、このアヌイ版を観るときに、その記憶がちょっと邪魔になった感も。

    ネタバレBOX

    今回たまたま興味をもって拝見したのですが、帰宅してからちょっと気になって1956年の劇団四季版のことを調べたら、ユリディスを演じたのが友人のお母様だったことが分かり、びっくりです。

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