Hexagram 公演情報 Hexagram」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/07 (金) 19:30

    先日、Voyantroupeの「Paranoia Papers ~偏執狂短編集Ⅲ~」を見る機会があり、ジャンヌダルクについて調べる機会がありました。何かとっても誤解をしていたようで、予備知識があった分、今回のこちらの舞台については割とするっと入れたと思います。
    ジャンヌダルクは、魔女裁判によって処罰されたというのが通説ですが、彼女は具体的に言うと男装したこと、それを改めなかったことが火刑にされた理由なのです。ただし、彼女の聡明さは、異端審問において、審問官さえも感嘆させたと言われ、その部分をもう少し強調してもよかったのではないかと思われる舞台でした。
    例えば、神の加護についてのやり取りとか。

    ネタバレBOX

    私が観た舞台では、他の方々が指摘されていたセリフのたどたどしさも解消されているようで、すんなりとジャンヌのパッションに引き込まれました。彼女が聖者に列挙されるようになる、誠実さと神への忠誠心がよく伝わってきました。
    できれば、火刑になった理由としての男装の象徴として、鎧姿も観たかったなあ、というのは正直な感想。でも、22年後の回想の話で、彼女だけそんな衣裳したら浮いたかな。
  • 満足度★★★

    芝居・映画と ジャンヌの作品を見てきましたが また違う角度から見れた芝居でした。ジャンヌの真実が熱演で伝わってくるのですが 何か違和感も感じてしまいました。 しかし目の離せない1時間45分でした。

  • 満足度★★★

    熱演なのは伝わります。でも、なんかちょっと違和感が・・・感動させに行ってる感じがする。ジャンヌと若い兵士の滑舌が悪く、たまに言い直しがあって、その度に観てる側としては醒めちゃう・・・。話は良く練ってあるし、良い場面もあるから、逆に滑舌とかが悪目立ちする感じ・・・

  • 満足度★★★

    熱演だった。
    迫力があり、よかった。

  • 満足度★★★★

    まっすぐにこちらを見据える目、一点を焦がす一筋の光・・・ あぁ、ジャンヌって本当はこんな娘だったのかもと見つめ返さずにいられぬ。これほど強く信じられたこと、それ自体が”イエス”なのだと、信仰の内心性・独想性を改めて照らし出す歓喜の舞が双眸に焼き付いた。

  • 歯ごたえの無い芝居が多い昨今、こういった題材に挑もうという志そのものが素晴らしい。
    そして挑戦はせいこうだった。
    とても見応えがあり、面白かった。

  • 満足度★★★★

    映画や舞台で何度も取り上げられている歴史上の人物を、今、あらためて作品にすることに、これまでと違う切り口をという作者の意気込みが感じられた。
    少々まじめすぎの感もあったが、だからこそよかったともいえる。

  • 満足度★★★★

    ジャンヌ・ダルクという人物の名前だけしか知らなかったので、とても新鮮な気持ちで
    観ることができました。
    史実に基づいた(観覧の後からわかりましたが)作品ですごくまじめな脚本で、笑えるシーンはほとんどなく、ただただジャンヌ・ダルクのすごさに感心させられました。

    ネタバレBOX

    最後にサインした宣誓供述書が日本語に書かれた文書だったのが残念でした。
  • 満足度★★★★

    面白かったです。良く調べてうまく劇をまとめていると感心しました。役者の方達も演技がうまかったとおもいます。

  • 満足度★★★★

    ジャンヌ・ダルクに関してたいした認識はありませんでしたので、興味深く観させていただきました。
    回想シーンが効果的に使われストーリーを解りやすいものにしており、心に響くシーンも随所に見られる、よい作品に仕上がっていたと思います。
    真摯な作品作りの“劇宇宙☆アブラクサス”、次回の作品も楽しみです。

  • 満足度★★★

    いろいろと見てきたジャンヌ系の歴史ドキュメント等の追従って感が強かったかなぁ
    なので自分的には普通・・・な感じに思えた作品でした

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/05 (水)

    座席1階5列

    劇宇宙☆アブラクサス『Hexagram』OFF OFFシアター

    ジャンヌダルクの人生を関係者の回想を元にドキュメンタリータッチに描いた作品
    当パンの資料をはじめ実直な作品作りに好感が持てました
    観劇後、Wikipediaなどを軽く読み漁ってみた感じでは史実どおりの展開だったようです
    とても勉強になりました

    あと、スタッフさんの対応がとても良かったです

  • 満足度★★★★

    ジャンヌ・ダルク…世界史、特に欧州の歴史を学ぶ時、必ず聞く人物の名前であろう。歴史に名を刻んだ人物であるが、活躍した期間は短い。それでも600年以上前の異国の出来事に登場する名前は多くの人に知られている。

    物語はジャンヌが神から啓示を受けて、オルレアンの地からイングランド軍を撤退させるが、味方の裏切りで敵に捕らえられの後…。ジャンヌを知る人達が集まり回想するところから物語は始まる。

    欧州史に刻んだ出来事であるが、この公演ではその歴史的背景よりはジャンヌ・ダルクという人物に焦点を当てたヒューマンドラマとしての印象が強い。
    (上演時間1時間45分)

    ネタバレBOX

    ほぼ素舞台。下手にクルスを模ったオブジェ…透明な箱に入った鑑賞花、その箱をクルスの形のように組み合わせ飾ってある。
    百年戦争(当日パンフで概要の説明あり)最中、突如として神の啓示が”聞こえた”少女が窮地にあったフランスを救った。戦争に至った政治的背景などは、役者の台詞で型通りに説明されるが、むしろ少女の信仰、信念および慈悲といった人間的な描写が中心になっている。登場人物はわずか5人。ジャンヌ(羽杏サン)を除いた4人の回想とジャンヌ本人の行動を交錯させ、主観・客観という異なる立場で見せる。だだ、ジャンヌ火刑から22年後であり、もともと好意的な人々の集まりであることから、ジャンヌの気持に同情、同調しているかのよう。
    そしてジャンヌが”啓示を受けたことを表す 羽杏サンの激しく踊る姿が神々しく思える。そんな表現が相応しい圧巻のシーンである。神と人との関係性を実に上手く見せている。
    また演出として、社会・政治的な背景を最小限に描き、人間ドラマに重きを置いたことで物語を分かり易くしていたことに好感が持てる。

    最近の日本の状況...特に平和、平穏を脅かすような法が次々に成立している。そんな時だからこそ、”聞こえる”に呼応した”声を上げる”ことの大切さを感じざるを得ない。昔のそれも異国の出来事として傍観するだけではなく、今の日本を考える上でも観応えのある公演であった。

    個人的な好み...些細・卑小なことであるが、クルスが花屋の「飾り物」のように見えてしまう。公演全体は笑いを封じ一種の硬質感を醸し出している。その雰囲気に対しクルスが華やか過ぎるような...。照明によって流血の赤、未来輝く白などへ変化できるような素材が相応しかったと思うのだが。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    以前から注目している奥居さんの舞台なので伺いました。この役者は私の琴線に触れる存在感で、出て来たとたんに舞台の空気をつかんでしまいます。張ることないが染みるような台詞を吐き、空気を動かす俳優さんだと思います。まぁ、これは好きだからの贔屓目があるので差し引き下さい、、、。
    作品は、一般的には知られていないジャンヌダルクのその後のお話し、誇大妄想かと思われたジャンヌの認識に一石を投じ、日本人には感覚が希薄だけれど、宗教についても一石を投じ意欲ある舞台でした。少々演者の力量差を感じるが、役に向かう姿勢は好感が持てました。
    中々の佳作だと思います。おすすめ。

  • 満足度★★★★

     ジャンヌの生きた時代から600年の年を経て、尚ジャンヌは世界中で伝説と化した存在だろう。(後程若干の追記予定)花四つ☆

    ネタバレBOX

    13歳で神の声を聴いた彼女は、僅か19歳でその生涯を閉じた。それも異端審問の末火刑に処せられたのである。だが、彼女の起こしたとされる奇跡によって、またイギリスに負け続けていたフランスが遂には勝利して終わった百年戦争の立役者として、時代の複雑な利害関係と王族・貴族の権謀術数に、教会の権威主義や、ジャンヌの右腕として活躍したものの、ジャンヌ亡き後は、黒魔術に走り領内の子供達を誘拐しては黒ミサの供物としたとされる名将・名君の名を恣にしたジル・ド・レーの謎に満ちた生涯も含め、彼女の周りには様々な謎と不可解が存する。無論、様々な証言にも、当時の利害得失が反映されており、その解釈も一筋縄ではゆかない。だが、これらの複雑な要素を通してもジャンヌの人気が衰えないのは、矢張り、何処かに彼女に与したくなる本質的な“もの・こと”があるからだろう。その本質を今作は、神という名に於いて示された絶対的倫理に向き合う、不完全な存在としての人間の倫理の相克そのものをその短い生涯に於いて生き抜いた少女に託して描いた。そしてこのような見方こそ、この600年の間、我らヒトが彼女の生き方に見てきたことではあるまいか? 即ち弱く不完全なヒトという生き物が、絶対善に向き合う時に抱かざるを得ない恐れや畏怖と己の身体に加えられる痛みや拷問、極刑で殺されることへの恐怖という代償を払いながら人倫の楔として打ち込んだ巨きく、深く、重い問い。人は愛を担い切ることができるか? 己を蔑み、石礫を食らわし、唾を吐きかけ、裏切り、己の親、愛する者達を奪ったとしてもなお、それらの加害者を憎まず、愛によって接することができるか? 裏切られて尚その裏切り者を信じ、己が嘘を吐かずに接することができるか? 等々の極めて厳しい倫理である。そして、このような倫理を確立できなければ、ヒトは互いの不信の果てに自らの種を滅ぼすであろう。

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