公演情報
「粛々と運針」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
昨年のアゴラ公演が最も印象的な<iaku>、三鷹市芸文での数年前、そして満を持しての再演という触れ込みで同じく三鷹(エダニク)、今回の「趣向」舞台と、関西は遠いし名前もピンと来ないが着実に存在感が増している劇団(以前買った戯曲集を改めて手に取ったり・・読んでも中々面白い)。
現代人(日本人)のリアルな生活観を背骨に、人物らをけしかけて「出来事」を起こして面白がる作家の視線が感じられる。人間だから、生活を営み、存在し、行動を起こせば、必ずや面白い何かが、そして何か考えざるを得ない材料がそこにある。。
訴えたい人の文体ではなく、観察者のそれである。
今回の作品が包含する二つのエピソード(死期の近い母をもつ兄弟、子を作らない約束だったのに子が出来た=かも知れない=夫婦)は、彼らに見えない二人の女の会話と場転指示を挟んで、舞台上では交互に進行する。やがて会話は錯綜し、人物6名の舞台上での関係性の全容が見えて来るまでの「謎解き」の時間を楽しむ芝居だ。伏せられた事実がスローペースで解明され、現われ出た全容は、それなりのリアルな姿かたちを取って、一応は納得できる。安定した実力を感じさせる終演。
満足度★★★★
上演1週間前くらいになって初めて公演があることを知った。いつもよりチラシを入れる公演が少なかったのかな。
誰にでもある命にまつわる話。「ああ、そういうことだったのね。」と気がつく展開が面白い。
満足度★★★★
■約95分■
テーマが普遍的なうえ会話劇にあるまじき(?)斬新な趣向もあって面白く鑑賞したが、観終わってからもカナザワさんのことが気になって気になって…。個人的には、カナザワさんの人物像にもっと迫って欲しかった。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/04 (日)
座席1階1列
iaku『粛々と運針』新宿眼科画廊
構成がエレガント。シンメトリーな舞台の上で繰り広げられる2つの家族の物語。
生と死、尊厳死と中絶、死に行く者と生まれてくる者
対照的な内容の対話が交錯し、2つの家族の物語が重なり合う瞬間は必見です。
チクチク、チクタクと舞台上で運針を刻む二人の登場人物の存在も良かった。
なんで正体に気づけなかったんだろう(^_^;)
家、仕事、親のこと
どこの家族にもありそうな日常的で普遍的な話が満載で、
「あるある」「わかるわかる」って瞬間が何かしらあるのではないでしょうか。
あと、説明台詞を使わない自然な対話が上手いなぁと思いました。
ちょっと頼りなさげでたまにズレてるお兄ちゃんのキャラクターがツボでした。
満足度★★★★
鑑賞日2017/06/05 (月) 19:30
Iaku作品の初演の初見。
今回は演出ではなくドラマターグだった上田一軒さんのちらしコメントが印象深かった。