ナイスコンプレックス 公演情報 ナイスコンプレックス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    これはもう涙なしには観られない作品だった。会場のあちこちですすり泣く声が聞こえてきた。作品名が劇団名ということは劇団の原点の作品なのだろうか。私小説ならぬ私戯曲なのか。作品はフィクションだろうが、現実のモデルがあるのだろうか。などなど観劇後も思いを燻らされる舞台だった。

  • 満足度★★★★★

    見終わって時間が経っても後をひいているのですが、
    自分なりにメッセージを受け取った気がします。
    演技も演出も秀逸で、観られてよかったです。
    ありがとうございました!

  • 満足度★★★★

    前回(2011年?)見た時はただただ泣いてしまいましたが、6年間にはいろいろありまして、こうならないために何が必要なのか考えなくてはと思ってしまいました。

  • 満足度★★★★★

    第7回せんがわ劇場演劇コンクール オーディエンス賞受賞記念公演にして、この劇団の10周年記念公演第二弾でもある。
    チラシにある説明文_認知症または法曹関係に興味がある人は、公演である事件のことを連想するだろう。この認知症に関する事件は多くの注目を集めたが、社会福祉制度にも関心が持たれ、本公演では、その部分は母親との約束事として切り離している。もっと言えば、制度面は切り捨て、母と子(息子)という人間ドラマという視点で描いている。

    この劇団は、いつもであれば主宰のキムラ真氏が脚本・演出を手がけるところであるが、今回は演出を弦巻啓太氏(弦巻楽団)へ依頼している。当日パンフにキムラ氏は、初めてプロデュースのみの参加で、稽古場に全く顔出さなかったと記している。それを受けるように、弦巻氏は、家族をテーマにした作品は一本もなく、親子が登場した作品さえ殆どないと書いている。しかし、両者の思いはしっかり伝わるような…。先に書いた社会福祉という制度(枠)を外す事で、より親子関係が鮮明になり感情移入し易くなっていた。<★の回>
    (上演時間1時間50分)

    注目を集めた事件だけに、その裁判記録(事実)だけを追うのではなく、この公演では懸命に生きてきた親子と温かく見守る人々を描いている。
    なお、判決とその後日譚は事実と違い、希望が持てるように感じたが…。
    (2017年4月24日追記)

    ネタバレBOX

    京都地裁の認知症母殺害(心中未遂)事件…公演では舞台背景を北海道、主人公(被告)を劇団作家にしているところが違うが、事件の概要(経緯)は踏まえている。

    舞台セットは、心象形成をするような、情景の作り込みはしない。どちらかと言えばシンプルで観客に情景・状況を想像させるようなもの。段差のある舞台奥はカラーBOXを一面に置き、客席寄は半円型で場面によって裁判所被告席をイメージさせる。上手・下手に各1脚(検察官・弁護士席)、また別シーンでは上手側にスナックの出現をイメージさせる。

    公判で明らかになった事柄をしっかり取り込んでいる。その印象的なシーンとして、母親の認知症は症状が悪化し、おにぎりの包み紙を食べたり、「キツネがいる」と言って天井を叩いたりする。真夜中に外出し、徘徊して警察に保護されたりもする。生活に窮し自分の食事を2日に1回にし、母親の食事を優先する。さらに暮らしが困窮し、死出の旅路で2人が向かったのは繁華街だった。どこに行きたいかと尋ねて、母親が「人の多い賑やかなところへ行きたい」と行ったからだ。2月1日。雨が降っていたのを、北海道を舞台にしたことから雪を降らせている。そして厳しい冷え込みで車椅子の母に防寒具をかける。それから何時間か過ぎて…。
    介護の大変さは、弁護士の家庭にも負わせ、特別なことではないことを強調する。

    この公演では主人公を劇作家にしているが、生活苦の中でバイトを掛け持ちし介護を行い時間がない中で創作を続ける。自分の芝居を楽しみにしている人がいるから。その最愛のファンは母親であった。内緒で息子の芝居を観、その過去公演のチラシを持ち歩いている。10周年記念公演におけるキムラ氏のメッセージのようでもある。

    この公演の見所であり魅力は、役者の演技力であろう。主役の和田健介(濱中太サン、幼少期の荒賀弓絃サン)とその母親・和田宏子(早野実紗サン)以外は、配役が変わる。特に早野サンの老け役は哀切を感じさせる見事な演技であった。

    舞台技術-その照明効果を最大限に引き出すため、セットは白色を基調にした淡色にしている。照射する色彩によって情景・状況がイメージさせ印象付ける。ラストは事件当夜の雨を雪に変え降り積もらせる。実に感動的なラスト。

    次回公演を楽しみにしております。

  • 満足度★★★★★

    思わず涙がこぼれた。
    俳優さんもみな、きちんとした芝居で安定していた。
    特に子供時代の健介を演じた男の子の達者さには目を見張った。
    実際は中学生くらいなのだろうか。
    あの重い役を、様々な世代で演じ分ける力量はさすがという他ない。

    ストーリーは重層的で深く、時間を行き来しつつ、テーマに向かって進んでいく。
    そこに、それぞれの人生がフラッシュバックしていく。
    切なく、つらく、重いが、いい作品である。

  • 満足度★★★★

    出来が良かった・・・んだが

    「淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について」と
    話の内容は同じだよなぁ・・・??謎??
     
    さておき
    話の強弱や各キャラクターのサブストーリーのバランス等
    見事な出来でした

    中心となる主人公の3人分の演技も良かった

    良い人間関係は見ているだけでも
    気分が良いものだわ(^-^)
    と思えた1時間50分の作品

    追記~!
    現実で「何があっても大丈夫 路上脱出ガイド」という冊子
    各種団体や公共サービス等にて配布があるですよ
    (東京23区編だそうだが)
    こ~ゆ~の の お世話になるという手段を考えても・・とは思ったさ

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