満足度★★★
須貝英さん、脚本・演出の作品で、劇団員4人のストレートプレイ。チャレンジングだけど、作品の面白さもあり及第点。個人的には、この試みを続けてほしいところだけど。
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/28 (火) 14:00
価格3,000円
地方都市で12年前に「起きた事」の当事者4人とその後新たに関わることとなった人物の今…。
観ながらまず「世にも奇妙な物語」と梶尾真治作品を想起したが、それがその地方で過去からしばしば起きている怪異現象であると明かされることから恩田陸の方が近いか?と気付き、いずれにしても全体的にはNHK少年ドラマシリーズに通ずるな…などとも思い、終盤では罪と赦し(あるいは「赦さず」)ということが浮かび上がってきて考えさせられる、な感じ。「自分を赦さない決意により得る救済」なんてことも考えたな。
で、舞台となる都市は漠然と東北・北陸・山陰あたりを思い浮かべていたけれど、須貝さんによれば「東京へのアクセスの関係もあるので南東北から北関東あたり」だそうで。
その名の通りラポラトリーで化学変化を起こすように新たな作家・演出家との出逢いにより従来と異なる味を出したピヨラボ公演、今後も楽しみ♪
それにしてもピヨピヨレボリューション、一体いくつ引出しを持っているんだ!?
満足度★★★★★
シンプルな舞台だからこそ、役者一人一人の演技と台詞がその物語の重要な柱となる。
たった4人で紡ぐほんの小さな物語が、
単なるオカルトちっくなファンタジーにとどまらず、
心に残る人間ドラマとして昇華する様を目の当たりにして心地よい時を過ごせた。
相反する2人の母を演じた右手さんをはじめ東さん、macoさん、あずささん
緩急ある演技が素晴らしかった。
次回作も期待です。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/26 (日)
セット、照明、音…全てがシンプル。
それなのにそれぞれの場面の情景が見えてくる。
演じていると言うより、その場で生きている人を覗き見してる様な、ストーリーはテンポよく進むけれど観客も一緒に次のシーンへ連れてってくれる。そんな感覚だった。ハンカチ必須。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/26 (日)
座席1階
価格3,000円
昼と夜の公演を観劇。昼は陽の光があってどこか昔話の一部を見ているようなシーンが、夜はちょっとした怪談みたいな恐ろしさになるシーンがある。天然の演出もあり、昼と夜を違う感覚で観ることが出来て、改めて演出・脚本・演技の凄さを感じた。
役者4人のみでの演劇だが、それぞれの役割、演技が強く脚本を際立たせ、見ている人達の胸をつかんで物語に引き込んでいく。シーンの展開に心が追いつくころには、どっぷりと感情移入してしまった。
ちょっと恐ろしく、それでいてすっきりする物語に、感動の涙が収まらなかった。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/26 (日)
ソワレを正面席で観劇。
相変わらず4人の演技のチームワークが良かった。
そして、細かいところで演出が変化した。
ネタバレになるので、シーンの詳細は避けるが、
何度も観に行きたくなる演出の変化だった。
公演は、明後日までなので、少しでも興味があれば
絶対に観ておいた方が良い公演だと思います。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/26 (日)
マチネを上手で観劇。
各方向で見える景色が違って、表情が変わって感じた。
これまで観た中で今回が一番好きだった。
ソワレだと光が全てライトになるが、マチネだと自然光が入るのが良いのかもしれない。
満足度★★★★
本公演は、「ピヨラボ」という新コンテンツの公演という。ピヨラボの真骨頂である「ライブstyle演劇」を封印し、外部から脚本家や演出家を招き、新しい風を吹かせることにより、劇団とメンバーのレベルアップを図る実験的な公演、ということ。その実験的な試みは脚本・演出はもちろん面白かったが、それ以上に役者陣の演技力が見事であった。
さて、この公演劇場は、虎ノ門ギャラリーという本来は劇場スペースではないであろう場所だが、そこに簡単ではあるが物語の情景が浮かび上がるような工夫が…。少しオカルト的な気もするが、そこには生・死という人の究極な運命(さだめ)が描かれている。
(上演時間1時間15分)
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/25 (土)
下手の席で観劇。
正面で観劇しただけだと、自分の中で消化しきれない部分があり、
サイドから観て、何となく気持ちが一段落して落ち着いた。
改めて東理紗という女優の器を感じた。
1日2公演という事もあり、終盤に疲れが出たのか、正直、集中が弱まったように
感じる場面もあったが、何度も足を運びたくなる舞台であった。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/24 (金)
正面の席で観劇。
始まりから、ただならぬ雰囲気があり、ストーリーに引き込まれる。
舞台演出も照明も、非常に良くて自分好みだった。
あずささんは、難しい役を見事にこなしていて、新たなあずささんのイメージを植え付けられた。
macoさんは、良いアクセントになっていて、微笑ましい。
右手さんは、うまく役を演じ分けされていて、顔色から違うように感じた。
ワンシーン、表情を観たいシーンがあったので、再度観に行きたい。
東さんは、気持ちの入った演技だった。
きっと回を追う毎に、更に魅せてくれる気がするので、丁々発止の演技を期待したい。
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/23 (木)
座席1階前列左端番
昨年12月に観た『凝り性のサンタ』『ちょべりばペット』とはまた違った作風でしたw
前回が舞台上に作った魅せる夢空間だとすれば、今回は知らない風景と事件を可視化するために用意された仮想空間と言うべきか。
この作品の演者4人はたった70分の中で、登場人物たちだけが知る長い時間と、その共通情景の広さを、私にしっかりと現実化して現場を追体験させてくれました♬
ビジュアルを含めた感情を全て演技で見せないといけないので、簡潔に削がれ管理されたセリフ群は一言一言がとても重要。そのために繊細なニュアンスを短期間で演技にキッチリ乗せて打ち出すのは大変だったと思います。祝第1回ピヨラボ(^^)♬w
千秋楽はどんな仕上がりになっていくのかも知りたくなってソワソワしている次第。
満足度★★★★
価格3,000円
初日公演見てきました!
今回は歌やダンスを封印した会話劇と言うことで、ピヨレボ見たことある人は逆に新鮮な驚きのある公演かもしれません。
脚本も須貝さんが担当されているので、ピヨレボでこんな感じの脚本だととても新鮮でこれはこれで良いなぁ。
内容的な所は書きませんが、4人が演じるそれぞれのキャラがとても魅力的に演じられててしっかり演者さんというよりはキャラクターとして見ることが出来て、内容に没頭出来ました。
東理紗の看板女優具合はますます磨きが掛かってたし、今まで演じたキャラクターの中でもかなり好き。
良いです。
macoさんの愛すべきキャラはとてもお気に入り!
ずっと見ていたいw
居るだけで場が和みます。
ほんと、会話劇との相性いいんだなぁと思いました。
あずささんは役柄の年齢の雰囲気がしっかり出てて違和感なく入れたし、セリフ量も多めで見所沢山!
クライマックスでは凄いドキドキでした。
右手さんの2役の演じ分けは凄く良かった!
ネタバレになるから詳しく書けないけど、凄く好きな表現でした。
静かに燃える蒼白い炎って感じで好きです。
表情もっと見たかったけど、角度的に見えないシーンも多かったので、次回は角度を変えて見る!
公演後に居酒屋で行った感想会でも色んな話が出来たから、皆それぞれ楽しめてて良い公演なんだなと確信しました。
内容的にもそうですが、座席配置によってかなり見れる角度が違うので、複数回見るとより楽しめそうです。
次回は日曜日!
アドリブ部分も含めて今から楽しみです。
あ、行かれる方は、開演前後に舞台上を通れる様になっているのですが、本物の水が配置されてますのでご注意を…
ハマってる方がいらっしゃいましたw
満足度は千秋楽までの更なる進化を期待して☆4つにしておきます。