満足度★★★★
多少誇張されてはいるけれど、当たり前の人々の当たり前の想いがそれぞれに滑稽で、でも温かい。
母親役の久世星佳さんがとても魅力的だった。
披露宴はめちゃめちゃになってしまったけど、それでもそこから新しい暮らしを始めるのだ。
馬鹿馬鹿しさと切実さ、そして家族というどうしようもないけれど大切なもの。
観終わって温かいものが胸の内に残る、そういう作品だった。
満足度★★★★
ほぼ2時間。珍しく2度観劇した。鹿 at 高円寺は『山犬』(だったか)以来の2作目。イベントらしいのが鹿番外編的な公演には合うんでねが・・と今日は思ったさァ。
満足度★★★
鑑賞日2017/03/05 (日) 19:00
価格4,900円
ぴあでは前売り完売という事で期待値が高過ぎたのかもしれません。個人的な感想としてはドタバタし過ぎな設定とゆるキャラが出過ぎという点であまり集中出来ませんでした。そのドタバタの影響か台詞が聞き取りずらく、何を言ってるか分からなかった所も。開演前にはオレノグラフティさんがお客さんとやり取りを行ったり、選ばれたお客が舞台に参加する等、内容だけでなく色々楽しませようという試みは素晴らしいと思います。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/05 (日) 19:00
座席1階
ある結婚披露宴、前夜に回想される新婦の半生。
鹿殺しの笑いと毒、パワーを少し残しながら、
ウェルメイドも加味された感じ。
このバランスがお行儀良くとれたりしないところ、
たびたび崩れるのが、鹿殺しらしい。
(宝塚OGの久世星佳さんも劇団員同様に普通に馬鹿をやるところがいい。)
そして、何といっても、奥菜恵さんの華、存在感が際立っています。
全編ほぼ出ずっぱりですが、一瞬引っ込んだだけで
芝居が止まってしまうよう。
端正な顔立ちで、本音の毒を次々吐いていく。
それを観るのが聞くのが、なんとも心地良い。
果たして物語は、意外と感動的に収まるのか。
破天荒に終わるのか?そこがまたポイントでした。
また、途中で登場する「あるキャラ」がまたいい味出していて、
ある意味、ずるい。(笑)
あれでは笑えないわけがない。
披露宴会場に一緒に参加しているような”囲み舞台”もまた効果的で良いです。
満足度★★★★★
こんなドタバタ観せて頂けるとは!想像外で驚きました!華奢な奥菜さんから吐き出される毒のある台詞の数々、圧倒的な迫力です!また、他のキャストもかなりのツワモノ揃い(個人的には久世さんの母)、結婚式の展開もこれでもかという想定外が続き、一生の思い出としてはこれ以上のことはないんじゃないかという、素敵なお式でした!?
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/03 (金) 19:00
式次第がつつがなく進行し、新郎の上司のスピーチが死ぬほどつまんない普通の結婚式より、はるかにスリリングでした。こういう結婚式なら出席したい。