劇王東京Ⅲ 公演情報 劇王東京Ⅲ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
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  • 満足度★★★★★

    予選Bブロック、予選Cブロック、予選Eブロック、予選Fブロック、決勝を観てきました
    それぞれの作品自体ももちろん面白かったが、審査員による作品の講評タイムが非常に面白かった
    雰囲気は穏やかだけど、講評を受けて見え隠れする作者のプライドとか意地とかも凄いぞくぞくした

  • 満足度★★★★★

     1月6日のAブロックから始まった劇王東京チャレンジⅢも予選最終組のFブロック3団体の上演となった。Fブロックは、タッタタ探検組合、劇団人間嫌い、ニュートンズの3劇団が出場。準決勝に勝ち進んだのは、観客票で他を大きく引き離しトップをさらった”タッタタ探検組合“だ。

    ネタバレBOX


     Fブロックの結果発表の後、準決勝での上演順が決められた。準決勝第一部は本日14時からA、B、C各ブロックの勝者と全団体の敗者中で観客票の最も多かった団体の作品が上演される。続いて19時半からは準決勝第二部。D、E、F各ブロック勝者と前年度の劇王東京が参加して開催される。決勝は1月15日18時からだ。決勝戦は、準決勝第一部の勝者VS第二部の勝者で行われる。
     さて、今回自分が拝見したFブロックの3団体について以下にレビューを記しておこう。
    各レビューは上演順。因みに、各演目は上演時間20分以内、出演者3人迄。次の団体の開演迄の場転は数分以内。仮に上演時間が20分を超えた場合、1分超過する毎に、獲得した点数の10%が減点される。
    「局地的な電極人」(タッタタ探検組合)
     2年程前から、体に強い磁力を持つ人間が出現するようになった社会で、偶々通りかかったS極の男とN極の女が引き付けあって公衆の面前でくっついてしまい、互いに離れようともがくが、磁力は極めて強く容易に離れられず苦労している所へ3人目の登場人物(女)が現れ、始めは磁力から自由な人間のように振る舞っていたのだが・・・、というちょっとシュールな悲喜劇。ネタバレは此処まで。何せこれから準決勝でもあるし。無論、笑える。
     而も、Wミーニングだと解釈するなら、極めて鋭いアイロニーをも含んだ作品であるが、それは、勝敗が付いた後で追記する。
    「合コンしようよ」(劇団人間嫌い)
     大学に入ったものの、も女(もてない女)と互いに思い込んでいるらしい3人の女。3人のうちの1人の家で、も女卒業の為の特訓が行われるが。特訓教師役も本当はも女であり、生徒役の女も女なのだが、第三者的に構えていた女は、実はしっかり元カレ、今の彼がいた、という話で、新味はなく話としても当たり前過ぎる。が、19歳の女性作家が自分の周りや若い女性の最も大切な問題と向き合って作品を完成させている点で、今後も真っ直ぐ、もの・ことを観る視点を継続して成長して欲しいと思わせた。
    「何者か」「feat」(ニュートンズ)
     作家自身「策士策に溺れる」と言っていたが、作品そのものより、創作態度にあざとさを感じた。歌舞くのも良いが、1団体だけ2作品を上演したというのは、矢張りこの企画の約束事を守っていないのではないか? と考えたので評価の対象外とした。
  • 満足度★★★★

    Fブロックをみました。
    内容ではないですが、固定客の多い人の方が強かったのかなぁと。

  • 鑑賞日2017/01/08 (日)

    無題1999(17-002)

    14:00の回(曇~雨)、タイセイさんがいらして1Fで整理券を受けとり13:30受付開場。予選Dブロック(ダンス公演と被っているのでこの枠しか空いていない)。

    まだ続いているのでコメントは別に。

    ネタバレBOX

    「或る男」。「ねこのした」で観た岡村梨加さん。堀紗織さんは「スケルトンの呼吸2016/8@BASE)」梅澤奈那さんは「あなたのひとみにうつらない(2016/10@ミラクル)」。どちらかというとリフレインは苦手ですが、手前と奥、シーソーに乗っているような雰囲気で、客席を向いている「女」の本音が強く出るような(少しセリフを変えている)演出なのかなと思いました。死んだ「男」がどうかというのではなく冷たい(心理的な)優越感のような風を感じる作品でした。但し、審査員のおやじコメントにはうんざり(それって実技がどうの、という批判がそのまま当てはまるように思ってしまいました)。セリフの変化がすぐにわかるような演出をというコメントにも?
    もっとも「ここが何処なのか」は始まって30秒くらいで明確にしてほしい。

    「アイノユクエ」。マキタカズオミさんは「elePHANTMoon」を何作か観ました。粉ミルク缶についてはしばらく前に「骨壺」を生きている夫と思いこんでいる妻の話「羽とままごと(2016/11@SOOO」を観ているので特に違和感はありませんでした。講評にセリフが聴き辛いというのがありましたが私はあまり気になりませんでした。こちらも冒頭、3人の関係がわからなかったのがもったいないと思いました。

    「下手な怪談」。「駄目なダーウィン舎」は未見。山岡太郎さんは「RE:1k(2013/8@ミラクル)」。たしかに一番分かり易く、これからどうなるのかドキドキの作品なのですが、分かり易い分少々物足りない気もしました。照明の使い方がいい雰囲気をだしいるのに最後のシーンは唐突で(講評にありましたように...もっと伏線が)、突然いなくなったということ以外わかりませんでした。またこれでは完全犯罪になりそうもなく密室殺人でもないのと...動機が弱い気が。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/01/07 (土)

    座席1階2列3番

    価格2,500円

    Cブロックの岩瀬晶子さん企画・脚本・出演の作品、観覧車です。
    いつも通り期待以上の作品でした。今回は上演時間僅か20分の作品でしたが準決勝進出に決まり決勝戦での優勝も間違いないと思います。

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