無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス! 公演情報 無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
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  • 実際に介護を経験した人ではないとわかりにくい部分があるはず。
    そこを新人にベテランが教えるという形で観客に解説をしているわけですね。
    なるほど!と思うと同時に、あ、ここは解説タイムだなとも感じるわけです。

    解説しているなと思わせずに、解説になっている。という風にできた時に真の名作、真の代表作になると思うのですが。

    それで十二分に面白かったし、良かったです。

  • きっと作者は丹念に調査、聞き取りをして作ったのだろうなあ、と感じたのですが。
    なんと元ヘルパーさんだったんですね。
    現場を知る人ならではの説得力を感じました。

  • 満足度★★★★★

    終わっても余韻が残るすばらしい舞台でした。とかく悲愴的になりがちな場面においても、小気味良いユーモアを交え、テンポよく物語を展開していくので時間があっという間に過ぎてしまいました。また、介護問題の現状がよく伝わってきました。それから、自身にもこれから遭遇するかもしれない・・・という心構えも。この舞台は、ぜひ皆さんにもお勧めしたいと思いました。とても心が満たされ充実した一日でした。今後の舞台も楽しみにしています。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/10/01 (日)

    初ラビット番長。良かった。序盤、登場人物が多く、自分の中で整理できるか不安だったけど、テンポよく話が進み、そんなに無駄な配役もなかったような気がするので安心してすんなりと観られた。
    ただ、設定が「介護」、どうしてもその業界の苦悩や技術面も含めてまとめて描こうとしているんだけど、なんだか自分は「介護教材ビデオ」を見せられているような感覚にもなった。とてもきれいにまとまったいいお芝居なんだけど、もう少し主要登場人物の苦悩やバックグラウンドみたいなものをピックアップして見せてくれた方が良かったかな、、あくまで自分の好みの問題だけど。それでもここまで完成された舞台を無料で観せてもらえるのは凄い。あと、スタッフさんなど、会場にいるみなさんすごく気持ちのいい方たちばかりで感心した。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/30 (土) 12:00

    座席1階2列

    ラビット番長『ギンノキヲク』あうるすぽっと

    介護がテーマの作品と聞いてヘビーなお話なのかな?と身構えていました。
    実際にはコミカルに且つ分かりやすく介護の世界の現状や問題点が描かれていて、
    楽しみながら理解を深めることができました。

    こうして自分が知らなかった世界を追体験できるのが演劇作品の醍醐味の一つだと思います。
    演劇作品としての面白さはもちろん、そういった意味でも大変意義のある作品だと思います!

    ネタバレBOX

    「身内はキツイ」という言葉がものすごく刺さりました
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/10/01 (日) 13:00

    介護という重いテーマでありながら、楽しく観劇出来ました。笑いあり涙あり、そして深く考えさせられる良い作品でした。役者さん達の演技も、皆良かったです。心温かい池田役を演じた井保さんは、とても魅力的でした。且つ、脚本・演出も務める井保さん自身が、人としての魅力に溢れていると感じました。大満足の舞台でした!

  • 満足度★★★★★

    第28回池袋演劇祭「優秀賞」受賞記念…無料公演(介護福祉フェス同時開催)。
    クラウドファンディング支援者を含め、多くのサポーターの支えもあって実現したという。千穐楽に観劇したが、ほぼ満席状態という盛況ぶりであった。

    物語は特別養護老人ホームを利用する人々、ホームで働く職員、さらに行政・企業の関わり方など多面的な観点から描く。それも制度・施策的な観点というよりは、感情があらわになる人の目を通して描いているため心が揺さぶられる。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台は特別養護老人ホーム「紀陽の里」。ヘルパーの視点を通して観た介護の問題を笑いと涙で描いたシリーズ作。
    舞台セットは、段差ある前面をカーテンで仕切り、それを開けると上手・下手側に部屋が現れる。上手側が「紀陽の里」の事務室。下手側が訪問介護するお宅イメージ。特に事務室内は小物も含めそれらしい雰囲気を出している。

    物語は、特別養護老人ホームでの介護活動を事例的に取り上げ、介護と言っても一様ではないことを描く。公演ではショートスティ、訪問介護(寝たきり、認知症)等を挙げ、それぞれに応じた介護支援を行っている。そのシーンを通して24時間体制の介護、日常生活支援サービス、リハビリ(紙ヒコーキ作り)を織り込んでくる巧みさ。
    一方、介護に携わる職員の厳しい労働実態も観えてくる。安い給料(あと5万円欲しいという嘆き)、交代制勤務(シフトの難しさ)が、単に遣り甲斐、使命感だけでは解決出来ないという現実を付き付ける。

    さらに物語は、ホームで働いている職員の肉親の介護という、それこそ「介護とは」という根本を問うような場面を用意する。仕事としての介護と肉親を介護する、そこには心情という大きな壁があるようだ。肉親をホームに入居させるには、やるせ無いという思いの一方、介護の厳しい現実の狭間に揺れる心。この公演の”人の視点”からというのが伝わるシーンである。

    さて、ギンノキオクシリーズは全作品観ているが、時を意識して少しずつ展開を変えている。例えば、過去公演では介護の一環としてリクリエーション場面が描かれていたが、本作では介護用コミュニケーションロボット「テレノイド」を登場させ時代に即応させている。
    高齢社会に伴い、介護問題は普遍的なテーマになってきている。そのテーマが色褪せることなく観る人の心を揺さぶり続けるためには、時代を意識した内容に進化させることが大切だろう。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    障害者のグループホーム運営をしているNPO法人に努めているので、老人と障害者の違いはあれど 利用者とヘルパーの関わり方を興味深く見ました。笑いありホロリありで楽しい2時間でした。

  • 満足度★★★★★

    先ずは「成り果て」からの怒濤の2公演、本当にお疲れ様でした!!
    初めてラビット番長のお芝居を観たのが「ギンノキヲク3」でした。
    その頃は母親がアルツハイマーからの脳内出血で介護病棟に入って数年の頃で、涙を溢しながら観て、終演後は何故かスッキリした気持ちになったのを覚えています。
    なんてあたたかいお芝居をする人達なんだろうって感動して、以来ラビット番長が大好きになりました。
    演劇には力があると私も信じてます。
    この3日間で蒔いた種が花を咲かせ、また種を飛ばせるようにこれからも応援させていただきます。
    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    無料ということでグレードダウンしているかと思っていたが以前よりも上がっていた。行ってらっしゃいとお帰りという台詞が心に突き刺さる。「成り果て」の一週間後にこの舞台を作り上げた皆様のパワーに感服致しました。

  • 満足度★★★★★

    毎年、いろいろな形で再演していただけているのもあり、
    2013年のギンノキヲク3から観させて頂いています。

    介護のテーマを娯楽に引き上げる、親和性をここまで高くできるのは、
    ラビット番長さんしかいないでしょう。専売特許だと思います。
    中には若干のフィクションも含まれていると思いますが、
    極端にデフォルメせずに描かれた日常が、とても身近に感じました。

    40人近い役者さんたちが舞台に上がっている訳ですが、
    誰ひとり欠けても成立しない、そこがギンノキヲクのすごいところです。

    年配の役を演じている役者のみなさんが、
    本当の老人にしか見えないのもまた素晴らしいところ。

    初日、60代後半の両親を連れ、前から6列目くらいで見ていましたが、
    終演後に老けメイクを落とした役者さん達を見て、
    こんなに若かったのか、と驚いていました。
    もちろん、メイクだけではない、その所作のひとつひとつ。
    作品の素晴らしさを支える、役者力の凄み。

    前作「成り果て」からたった10日のインターバルを挟んで、
    介護福祉フェスと同時に無料公演を行うという、
    とても長い道のりだったと思います。

    有言実行のラビット番長の歴史に、素敵な1ページが加わりましたね。
    これだけ質の高い作品に出会えて幸せです。

    ネタバレBOX

    センター長にオムツをつけてるシーンのみなさんの舞うようなダンス、あれものすごく良かったです!
    音楽にもぴったり、各々個性的に踊っていらっしゃる、とても圧巻でした。

    傘のシーンはやっぱりきちゃいますね。ラビット番長の傘のシーン、大好きです。

    名シーンばかりで見どころたくさん。楽しかったです。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/10/01 (日) 13:00

    笑いながらも、いろんな点で勉強になりました。うちもそろそろです。私自身もそんなに遠くない未来にはお世話になりそうです。

  • 満足度★★★★

    母親が高齢ですが今現在介護しらずです。でも公演を見て接し方、対応など好い見識を得たと思います。

    ネタバレBOX

    「岡岡村」が面白かった。ちょっとツボった(笑)
  • 満足度★★★★★

    無料公演とはいえ,まったく手を抜かず,しかも芝居はさらに進化している。素晴らしいです。介護フェスの一環としてのこの公演ですが,今は介護に関係のある人もない人も,みんなが介護について考えるきっかけとなる芝居,ウチの奥様も感心して考えていました。ファイナルまで行ってしまったこのシリーズですが,ぜひともまだまだ続きを観ていきたいです。

  • 満足度★★★★★

    人間相手の大事な仕事なのに・・・
    現状は重労働、低賃金、責任は重い・・・日本人のの高齢化でますます仕事は増えるばかり。
    早く対策を立ててほしいです。
    芝居はとても良かったです。(父の介護を思い出しました)

  • 満足度★★★★★

    重いテーマなのに、笑いも涙もあり、そしてテンポがいい。いろんな内容を詰め込みながらも上っ面だけのように見えないのは、やはり実体験に裏打ちされた気配りと、このテーマに対する覚悟が伝わってくるから。

  • 満足度★★★★★

    ともすれば、重いだけの話になりがちの内容ではありますが、随所に笑いを交えて描いた本作は説得力ある作品に仕上がっていたと思います。
    高齢化社会を迎えている現在、とても意義のある取り組みであると感じました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/30 (土) 12:00

    全ての方に観て欲しい。今は介護に全く関係ない方にも。そして、仕事として介護職を考えている方、携わる方にも観て欲しい。外からは分からない、介護職の専門性、やりがい、いろんなことがわかるから。介護職はプライドを持てる素晴らしい仕事。きつい、給料安い、そんなイメージでしたが、私自身の認識が改まりました。ありがとうございました。
    でも、お給料は上げないといけませんね!みんなが幸せに生活するために。

  • 満足度★★★★★

    重く暗い雰囲気になりがちな介護の話を楽しく分かりやすいストーリーにしてくれるので
    万人が楽しめる作品だと思う。今回無料公演というのに2時間きちんとした内容だったので投げ銭があれば入れたかったほど。
    日曜が最後の公演だが見て損はないのでぜひ!

  • 満足度★★★★★

    2010年の第1作から2014年のファイナルに至る迄4作がシリーズ化され、何れも池袋演劇大賞をはじめ数々の賞の受賞作である。今回の公演で5作目ということになるが、今回は高齢化社会にあって認知症は最早他人事ではないという時代状況もあるだろうし、実際に家族の誰かが認知症になったなどで、この症状に対する理解が進んだこと。即ち想像力が具体的に働く人々が増えたことにもよるであろうが、何れにせよ最早避けて通れない問題として人々に受け入れられてきたアルツハイマーを、介護する側から描いた作品と言えよう。これには劇団主宰の井保氏が実際に介護に関わってきた経験が大きくものを言っている。語られる各挿話は無論フィクションという形であるが、問題の取り上げ方が一々具体的で気配りも人間的配慮も利いた内容になっている所に今作、今シリーズの凄さが潜んでいよう。(追記2017,10.5 0:33)

    ネタバレBOX


    とりわけ、認知症に対するに大切なことは、被介護者の人としてのプライドを、如何に守り抜きながらケアするか? という点であろう。認知症の最大の特徴は、兎に角忘れるということである。忘れたことを忘れているから、自分が何処かに仕舞った財布が見つからないと、自分自身で仕舞ったことを忘れて泥棒を疑うのである。泥棒は確かに気を付けなければならない問題であるが、泥棒が罪とされる根本の原因はそれを公式に認めてしまえば私有財産を根拠づける論理を否定するからではないか? 言い換えれば、私有財産制を根本原理とする資本主義を否定することになる。原始共産制に於いて泥棒という概念は存在し得ないだろう。まあ、この辺りの論議は置いておくとしても考え始めれば様々な問題提起が行えるハズだ。
    何れにせよ大抵の人は、こんなことまで考えないから、取り敢えず自分が生きて来た社会で当たり前とされていることを自らの原理として採用している。だから、諺で言われているように”人を見たら泥棒と思え”とか、泥棒は犯罪だとかを「根拠」としており、忘れたことを忘れた際に原理を参照しているのだと思われる。
    一方この“泥棒”の例のような概念レベルから被保護者のアイデンティティーが構成されているのであれば、その人のプライドもまたこのレベルの知をベースに構築されているのであり、それを徒に傷つけることは人格否定につながる。この事態は避けねばならない。人が人として生きる権利を否定することは、人倫にもとるからであり、人倫を否定した暁には、福祉その物の根本原理をも否定することになるからである。他人を傷つけずに而も社会にアダプトさせ、ケアする側にも過重な負担を掛けずにことを運ぶ為には、様々なテクニックと類稀な生きて働く想像力、そして弁証法的思考が必要であろう。これらが十全に行える人材は決して多くはあるまい。その解の一つが、今作で具体的に描かれている。その点が観客を惹きつけてやまないのである。

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