満足度★★★
狭い舞台にあれだけ雰囲気の出るセットは見事でした!出演者の熱気もあり、見応えありましたが、なぜか“語り落ち”と感じる部分が多過ぎる。少女の曖昧はいいが、話の中の曖昧はきちっと整理すべきかと思います。
満足度★★★
鑑賞日2017/02/17 (金)
セットはどこか懐かしいようなレトロ感とちょっと危うげな雰囲気を醸し出していて期待が高まりました。 温度によって変化する水が記憶する事ってどんな事なのだろうと・・・ キャストは滑舌よく聞きやすかったです。主宰の前説も楽しかったです。
満足度★★★★★
先ず目が行くのか舞台装置。良く作ってるなぁ〜って素人ながらに思いました。そして、そこでエネルギッシュに演じる役者さん達。舞台が狭く感じなかった。とにかく、良く練られてるなぁ〜って思いました。役者さん達の熱も感じられて。
簡単には終わらないストーリー展開。
それが気持ち良かった!
主人公の女の子は、言葉とは違い曖昧が嫌だったのかなぁ〜。それがまた、曖昧?
曖昧じゃない、愛が欲しかったのかなぁ〜。
人間関係は親子も含め曖昧が有るから成り立っているのかも…。
満足度★★★★
舞台と演出となかなかこっており面白かったです。あいまいというところをどうとらえるか、テーマがちょっとむずかしいので観た方の価値観で作品の評価が分かれるかも。
満足度★★★★
もっとブレードランナー的な世界観で、
生と死の混沌とした感情を映しだすのかと思ったが、
いい意味で裏切られる人間ドラマだった。
緻密でフレーミングする美術セットが巧みな視覚効果的を生んで面白い。
最近は誰もが踊らずにいられないのかしれないが、
ダンスシーンは付け焼刃でなく魅せてくれるレベルが気持いい。
重たい愛の物語も昇華しやすく見せてくれていた。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/15 (水)
座席2列
『あなたのその曖昧さ、全面的に愛してる。』このセリフを吐くのは、誰もが想像するように主人公の曖昧な女性である。しかし、このセリフがどこで誰に吐かれたのか、そのシーンにはかなり驚いた。
”形を壊すスチームパンク LOVEサスペンス!!”という煽り文句。
この舞台は、登場人物同士をたくみに裏切らせながら、その上で観客をも少しづつ裏切っていく。それも、特定の登場人物と観客しか知らない形で。登場人物と観客がある種に共犯関係を築かせるのだ。これが「形を壊す」。
まさに設定は、スチーム満載の「スチームパンク」。
説明書きを読んだ観客は、割り切りたい男と曖昧な女が愛し合うという意味で「LOVE」を想い観劇に臨むのだけれど、この「LOVE」は全く私たちの想像を超えるものだった。
そして次々と明かされる事実と、暴力描写や30年前の回想シーンは上質の「サスペンス」。
何のことやらと思った説明書きが全て、きれいに舞台内容をなぞっていることには、ほとほと感心せざるをえない。確かに「真実なんか蒸気の向こうに消えていく。」のだから
また、舞台装置も見事。確かに狭い。しかし、その狭さも舞台を立体的に見せることや深い奥行きを感じさせること、そしてトンネルをくぐり時間経過を見せることで無限の広さを感じさせる。
その上で、ダンスシーン、アクションシーン、そしてモブシーンが、最初狭いと感じさせる舞台に収まるのは、演出と稽古の賜物だろう。その上それぞれのシ-ンの出来栄えも高品質だ。
本来、舞台では難しい回想シーン。舞台装置の大掛かりな変更(例えば、歌舞伎などの回り舞台)が必要と思われる過去への移行も、人物配置の妙ででスムーズに行われる。だから、舞台は停滞することなくどんどん進んでいく。
舞台開演時の演出も気が利いている。まさに【舞台への誘い】、観客席がこの街との地続きとなり、舞台と観客の一体化を感じさせてくれる。
まさに観るべき舞台!!!
追伸:スチームのせいか、結構、劇場内が冷えます。、ひざ掛けを貸与してくれますの で開演前にいは借りておきましょう。
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/15 (水)
価格3,800円
いい作品だと思います。
いろんな面で過不足がないというか。
唯一、セットが凝ったつくりになっている分、舞台がせまく感じた程度。
初日ちょっとセリフトチリが多かったかも?
表のヒロインは時田愛梨さんなのですが、こいつがただのヒロインじゃない。
そして本間理紗さんがアナザーヒロインでした。
出番自体が多いわけじゃないけど物語のキー的な意味で。
美しいし。
全体的に女性キャストの圧、熱が高め?男性やや押され気味。がんばれ。
前作同様、ダンサーチームがかっこよかったです。
ただ出てきてダンスだけじゃなくて物語にしっかりと食い込んでるあたりとか。
この下に「舞台を初めて観る方に」というタブがあるのですが、これは人を選ぶかも。好きな人はドはまりしそうな反面だめな人もいそう。
最初の出会いって大事ですよね。