量子的な彼女 公演情報 量子的な彼女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★★

    理系演劇
    理系の人が演劇を作ること自体素敵です。

    ネタバレBOX

    量子論を取り入れた可愛い女子高生たちの話。

    観測される物質は観測する物質に影響され状態が変化するため、物質は確率論的に存在するのかなと思う程度で、どちらの椅子に座っているかとの質問には、右の方からずーっと声が聞こえていたので右の椅子に座っていたと思ったのですが、量子論的にはどちらとも言えないということで自信をもって手を挙げた自分が恥ずかしくなりました。

    卒業写真に載せないことである生徒は存在したのかしなかったのかと思わせることや、別の生徒は宇宙人だったのか人間だったのか悩ましいところなどもありましたが、そんなことよりもタヌキ的可愛い女子高生と可愛い女子高生、先輩たちの絡みが面白かったです。
  • 満足度★★★★★

    理系心をくすぐる
    最初に「皆さんは量子力学をご存知ですか?」という問いから始まって、とある高校の女子達を中心としたさまざまなエピソードが「理系的な」セリフで展開される。弱点はいっぱいあるが、「理系」でまとめようという、作家イトウシンタロウの心意気と、特に、屋上の先輩を演じた帯金ゆかり・山本光が石澤希代子を問い詰めるシーンのセリフに理系心をくすぐられ、☆5つを付けてみたが…。。

  • 満足度★★★★★

    これは量子論なのか?
    出だしでいきなり量子論概説が始まったので、量子論をどのようにお芝居に生かすのか、理屈っぽい科学理論の会話劇になっちゃうかなと思ったら、実際は量子論とか科学というよりは「嘘」や「空想」とそれへの反応を描いた「かわいい系☆文系演劇」という印象。しっかりお芝居のできるかわいい女の子がたくさん出てきたから満足。この劇場は座席はパイプ椅子だけど、トイレがきれいでさらに満足。

  • 満足度★★★★★

    もっと勉強せねば
    不思議な空気感を作り上げるマイナスイオンのような団体。
    このお話は文系でも楽しめる理系な物語という触れ込みでしたが、
    やっぱりその解釈も表現も難しかった。
    しかし魅力あふれる役者さんが、
    舞台上で活き活きと動き回わる姿は感動的。
    サイド席を使った張り出しの様なステージ、シンプルで神秘的な美術、
    客席をも使った縦横無人な演出も妙に心揺さぶられる楽しさだった。
    これで自分自身が物理的な表現と比喩をもっと昇華できれば,
    もっと楽しめたのだろうと思うとちょっと残念。
    オカルト研究部の4人、屋上の先輩2人、望遠鏡をのぞく先輩と後輩。
    どのシーンも発せられる言葉一つ一つが面白く、次の言葉、次の展開が
    待ち遠しくなる一種麻薬的な台詞回しが心地よかった。
    やっぱり、イグロヒデアキさんと藤本紗也香さんは反則的なキャラクター。
    その歪なる世界観を存在だけで表現できる魅力的で不思議な役者さん。
    かなり気になる存在です。

    当たり前のようだけど、制作運営の方がしっかりしていると心地よいですね。
    最近ひどいところが多いので、観客に気を配れて、
    舞台を楽しんでほしいという気持ちが、
    周りに伝わる人たちを見ていると心が洗われます。
    これからもがんばってください。

  • 満足度★★★★★

    理系でなくても楽しめる!
    かわいい女子とキモい男子の微妙な恋心がからみあう、スイートで切ないお話です。癒しと笑いの舞台っていう解釈でいいのかな。
    客席は舞台を囲むようにコの字型です。正面が定番ですが、両脇からまアングルも楽しめそうです。

  • 満足度★★★★★

    宇宙人のダンス、笑った
    謎が謎っぽくなくて、謎の解決も解決してよかったあーということもなく。
    物語の求心力っていうの?そういうのは無かったけど。
    それでも面白いのが、素晴らしいなと。

  • 満足度★★★★

    脚本も演出も非常にフェテッシュ
    女優の好みがモロに出ているし、男優のボンクラ具合も相変わらずだし最高に面白かった。

    ネタバレBOX

    色々と拗らせた感がある男女も楽しいのですが、いつの日か王道の純粋なボーイ・ミーツガールも観てみたいです。
  • 満足度★★★★

    可愛い女子達
    理系でも文系でもない私(笑)でも、とても楽しめた舞台でした。

    大笑いするようなシーンはないですが、ところどころクスッと笑える。

    女子達の演技が可愛くてよかったです。。。

  • 満足度★★★★

    観測したら輝いていた!
    真の意味で「死」が怖いのは、その人の存在が忘れ去られてしまうこと。劇中のこの台詞が物語の構成のもとになっている。素朴でキュンとするような女子高生が登場するが、そんな彼女たちのミステリアスな経験を、タイトル「量子的」なことに絡めて描く。雰囲気は浮揚感に溢れているが、内容は地に足がついていた
    (上演時間1時間30分)

    ネタバレBOX

    客席はコの字型で、舞台を三方から囲む。シーンによっては客席左右のコーナーを利用して出入りする。コミカルな演技で魅せること、世界観の広がりを観せることを意識したようだ。舞台は中央奥に十字架の形をした間接照明の装置(BOX)が置かれている。天井には惑星をイメージした飾りが吊るされており、スペース・ファンタジーといった感じである。

    梗概...未来から過去を回想、もしくは過去から未来に訪れたといった展開である。高校入学した時、少し変わった性格の池田萌子から話しかけられ友達になった私・藤本紗也香。その萌子が発起人になりオカルト研究部を創部したが、いつの間にか恋愛など青春期の出来事を通過しているうちに部には誰も来なくなる。この萌子は卒業アルバムの写真なども載せず「存在」していた形跡を残さない。

    同窓(級)会などで、そんな「彼」や「彼女」がいたか?という記憶から抜け落ちてしまう「友達」を想う。記憶にある認識は時の経過とともに曖昧になる。文系としては「量子的」という専門用語と格闘しないため、手元にある国語辞典を利用する。そこには「それ以上に分割できない物理量の最小単位」とあった。「人」はそれぞれ個体であってそれ以上分割できない「存在」であり、その「存在」を誰かの記憶の片隅に置かれ(生かし)ていれば死んでも寂しくないかも…。

    ミステリアスはオカルト研究部、ファンタジーはSF研究部、(力強く)足を地につけた屋上の先輩たち、その場面ごとに雰囲気が異なるシーンを演出し、登場人物が生き活きと描かれていた。色々な意味で濃い女優陣に、緩(淡)い男優陣が絡んで実に観(魅)せる公演であった。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    出演者が可愛い
    淡々としたストーリーで、特に感動もない。しかし脚本のセリフや演技などでちょこちょこ笑わせてくれる。何となく楽しい舞台であった。そして出演の女の子たちが可愛い。というか、可愛くなかったら笑えないセリフも多いかも?

  • 満足度★★★★

    可愛らしさ
    セットも可愛いが、女子はもっと可愛い!今どきのスレた感じがない、少女らしさにとても好感が持てる。大爆笑はないが、クスッと笑いが何度ももれた。ストーリーとしては少しばかり未完な気がしないでもない。物理系といっても、目にわかる実験などが入ると、もっと“らしさ”や“理解”が出たのではないかと思う。言葉だけでは観ている側の理解力も上らない。せっかくの科学なら、もっと科学に触れるような演出があれば良いのではないかと思う。(理科オンチの母でも息子と一緒に理科の実験参加して、わかったことは色々ある・・・そういうことが言いたいわけです)女子たちのかわゆさにオマケして☆四つ!

  • 満足度★★★★

    花四つ星
     基本的に文系でも分かるように作られているから、心配しないで観劇すると良い。但し、物理学の分かっている人々には、Wミーニングで読めるように作られている。

    ネタバレBOX

    基本はシュレジンガーの猫にみられるように、存在が確率論的であるということと、量子のゆらぎに関するテーゼだ。量子のふるまいに関して演じるのは、オカルト研究部の面々。様々なグループに平気で出掛ける女の子は、量子のゆらぎを表しているであろうし、彼氏と上手くゆかない彼女らは、存在相互の関連に観察の為のエネルギーが関与すると、その関係が影響を受けてしまう量子というものの余りにも微妙な関係を表していよう。また、当然、この量子が存在する為には、場が必要であるが、それが、舞台ということになろう。
     無論、以上は専門でもない自分の私見に過ぎないが、自分にはこのように見えた。このようなことを考えなくてもふんだんなギャグに笑えるし、役者達の演技も理系女子的である。
    様々な挿話も上手く絡んで楽しめる。
  • 満足度★★★★

    楽しい作品
    メインの4人が可愛いらしく、屋上の先輩がいい味付けになっている配役の妙。一言で、楽しい舞台!初めて舞台を観る人にもオススメ。バカ笑いするような場面はないが、細かい笑いが散りばめてあり、1時間26分がアッという間だった。

  • 満足度★★★★

    「猟奇的な彼女」のような男女間の話かなぁと思ってました
    がチャイましたわ(^^)

    で 「セラフィムコール」#7の柊彩乃〜<私>という逆説〜を思い出しました
    数学話ですけど製作は全員文系だったそうです(古~いアニメです(^^;)

    面白いな~って思えた約90分の作品で

    今回はアフタートークで
    小劇場の冊子を出してる編集さんとの約20分程のトーク付きでした

    ネタバレBOX

    元気の良いJK達のリズムよい会話劇

    平たく言うと
    面白楽しいこと好きのJKの行動を
    量子力学と準えて表現した作品です
    =この世界は確立が支配していて
    観測=決定=賽の目が出るまで事象は不明確という話

    オープニングでの語り=可愛いの定義=のつかみといい
    台詞の掛け合い方がリズム良く楽しめた♪

    わかりやすく良く出来てたなぁと思えたけど
    女優さんの選別が自分の好みと言い切った
    アフタートークでの主宰の話とかも楽しかった♪

    シュレ猫と勝負パンツの説明が受けました(^^)
    猫パンツとか台詞入れてもとか思えたです

    主宰曰く 自分の興味の向いた事象を
    事細かに調べ上げて演劇化するそうで
    それで売れたら嬉しいそうです(^^;)
    世間のニーズと合致すると良いですけど・・・
    その粘着質な性質は結構好きかもとも思えたですよ

    ちなみに「柊彩乃〜<私>という逆説〜」ネットに動画ありますね
    凄いなぁ電脳の海は(笑)
    作中ではブラウン管だったりしてモニターにもノスタルジィ感じますが
    いまではAIのディープラーニングで論文の精査とかは
    かなり出来るのでは?と電子系の時代の速度に驚嘆します!

    「恋人よ
    この世に物理学とかいふものがあることは
    海のやうにも空のやうにも悲しいことだ」と
    物理学の答案に書いた斎藤宗吉氏の迷答が
    世の物理に対する一般論かなぁとか感じますね
    まぁ同感なところがありますけど(^^;)
  • 満足度★★★★

    楽しかったです
    理系演劇かどうかはわかりませんが、不思議でポップな感覚の学園ドラマはツボにハマりました。

  • 満足度★★★★

    「可愛い!」と「カワイイ!」
    前説的な「講義」から始まる壮大な物語(笑) 時間軸の流れに戸惑う事なく面白く観劇。「屋上の先輩」が楽しい!

  • 満足度★★★★

    大好き
    理系モノとしては「女子と算数」以来となるのかな?
    でもこちらの方が好きでした。
    ヒロインの池田萌子さんを筆頭に女性陣がとても魅力的で男性陣はいい意味でポンコツだった。
    イグロさんの終盤の神様のクダリのパワーワードが最高に好きでした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/11/20 (日)

    90分の割には場転がもっさりしてて、繋がりが分かりにくく、展開に振り落とされてしまい観づらい。俳優自体はそんなに悪く感じなかったからバランスが悪いのかも。帯金ゆかり、フジタマコト、石澤希代子は、良かったんだけどなー。一寸勿体無い印象。

  • 満足度★★★

    不思議感
    女の子達の理解し難い不思議さを描いている舞台でした。それが量子論と関係するかというと、違うかな?という感じがしました。ですが、女の子達の可愛さや、ちょっとした台詞が面白く、始終微笑んで観ていました。それぞれのキャラクターが独特でしたが、特に先輩2人のキャラが面白かったです。
    不思議感のある可愛い舞台でした。

  • 満足度★★★

    観てきた!
    あいかわらず独特の空気を持っている劇団さんだなぁと思いました。
    今回は全体的に私の笑いのツボとは合っていなくて、爆笑するようなことはなかったのですが楽しめました。

    上演時間は1時間半。
    三面客席です。無難に正面が一番見やすいと思います。

    ネタバレBOX

    登場人物ではNASAを目指す先輩二人がお気に入り。
    二人の掛け合いも面白かったですし、
    ラブレターの縦書き横書きのくだりが特にツボでした。

    萌子とイグロの掛け合いも良かったです。

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