満足度★★★★★
鑑賞日2016/10/09 (日)
観ている間だけでなく観終わってからもじんわりいろいろ思ったりしてしまう感じがものすごく面白かった。
表現に抑制と諧謔が効いて、こんな題材(児童連続殺害犯を描いた絵本)なのに後味もけっして悪くない。
緻密さとしんと張り詰めた濃密な緊張感が印象的だった。
満足度★★★★★
鑑賞日2016/10/08 (土) 18:00
凄い濃密な作品
ムーアの名前からは想像出来ませんでしたが
入口で配布された新聞型の当日パンフで書かれた背景から
過去の連続幼児誘拐殺人事件と
そのバトンを初恋の思い出と共に継承してしまった猟奇漫画家
宛書のようにピッタリの配役、特に三澤さんはやっぱ凄い
1時間を切るのですが、狭い静かな狂喜の空間同封された感じ
狂犬百景の3話と対比する部分もあって、凄い良かったです。
ちょっとしたホラー映画より面白いね、
なんとなく日本的な恐怖表現なんだろうと思いました。
満足度★★★★★
めをつむるなんてもったいない
上演時間55分、濃密な作品でとても面白かったです。
受付のスタッフさんの対応も丁寧で、
当日パンフレットの裏面が台本(←全文掲載!)のことも
受け渡しの際に目を見て一人一人に言ってくださって、良いなと思いました。
新聞を模したようなデザインの当日パンフも雰囲気あって良かったし、
色みはないのに妙に圧迫感のある舞台美術や
役者の演技力を魅せる演じ分けや、
出ずっぱりの演出も見ごたえありました。
片時も目を離せない作品でした。
以下はツイート転載で失礼します。
満足度★★★★★
観てきた!
ひゃー、めっちゃ好み。ゾクゾクする。
エドワード・ゴーリーの絵本をモチーフにした作品。
不気味で猟奇的、そしてエロス。万人にはオススメできないですがサイコサスペンスが好きな方には楽しめるのではないでしょうか。
そのものズバリは一切描かれていないのですが、
想像力をかき立てるような演出がすごく良いです。
パズルのピースのように断片化された場面が徐々に揃っていき、
次第に全体像が見えてきます。
無音の間が多く、もの凄く静かな舞台。
静謐な空気の中にもヒリヒリとするような緊迫感もあって、
作品の持つ雰囲気がとても好みでした。
兼ね役に分かりやすい特徴を付けることで差別化を図っていたようですが
頻繁に場面が変るので、はじめは少し戸惑いました。
新聞を模した当パンも凄く良いです。
裏に戯曲が丸々載っているので開演前に読む場合はネタバレ注意です(笑)