サバト 公演情報 サバト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/09/11 (日)

    新進画家と売春婦という、奇妙な関係の若い女性二人が、ふとしたきっかけから、悲劇の結末へと一気に転落していく…昨年6月に拝見した『のばらのばらのばら』という作品で、すっかりファンになってしまったヅカ★ガールさん。この『のばら…』と同じく、今回も作・演出は団体主宰の飯塚未生さん。そして…2時間弱ほどの上演時間中、「退屈」の二文字に付け入る隙を全く与えない、観客をグイグイと作品世界に引きずり込む彼女の腕力?もまた、前作同様、健在でした!

    飯塚さんが丁寧に紡ぎ出した濃密な劇的時空間の中で、若い女優さん達は上演の最中にも役柄をどんどん昇華させていくように感じました。
    反面、男性陣に関しては、役者さんお二人の熱演にも関わらず、彼らの描かれ方・葛藤が、今一つ、類型に過ぎるように、世俗にまみれたオッサンの目には映ったのが、少し不満ではありました。

  • 満足度★★★★

    無題1937(16-227)
    14:00の回(晴)。

    受付予定時間の少し前に着き、しばらくして受付(スタッフに野宮さん)開始、13:31開場。部屋、ソファが2つ、左右の壁には蜘蛛の巣、密室のような雰囲気。

    14:03小田急線遅れのため少し開演を待つ、14:09開演~16:06終演。

    片山歩美さんと石黒徳子さんは楼蘭の「グロテスク(2014/3@東演)」が初めてでシックスペース「吟遊演舞/オロチ(2014/9@pit)」では金子翔一さんが参加、最近では「森海ノ魚(2016/3@日暮里ARTCAFE百舌)」。寿里さんはもちろん白昼夢の公演で。

    「ヅカ★ガール」は「のばらのばらのばら(2012/7@上智大)」が初めて。


    娼館を舞台とした退廃的な雰囲気のお話がおどろおどろしい結末に向かってゆっくりと崩れてゆくようでした。

    Wiki。「サバト (Sabbath、Sabbat) とはヨーロッパで信じられていた魔女あるいは悪魔崇拝の 集会。魔宴、魔女の夜宴・夜会」とのこと。Sabbathといえば「Black Sabbath」こういう意味だったのですね。

    本作の魔女は老婆ではない。魔性なのでしょう。

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