未開の議場〜北区民版〜 公演情報 未開の議場〜北区民版〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    楽しめました!!!
    途中でイライラする場面も有ったけど・・・

  • 満足度★★★★

    特に違和感も無き作品でありやした
    出来よく楽しめた会議会話劇なのですが~
    やはりシチューは煮込むのね・・・リアルに
    先にラーメン食しておいて正解でした(^^)

    再演であり特に変更点は無かったかなぁと感想

    そんで開演前からの座の温めは巧いなぁとも♪

    変な観客が隣に来なくて
    存分に作品を楽しめて良かったです=今回は~♪

    ネタバレBOX

    中央に長机(×4つ)置いて
    卓上にて作中外国の煮込み料理作って
    客席は左右に対面式で3列ほど配した舞台セット
    =会議という話でもあり
    北トピアのホールは雰囲気が良くでている=
    というかまんまでしょうね
    実際の会議だったら~♪
  • 満足度★★★

    あ~嫌だ
    これ会議!?というかみんな嫌いな人たちばかり(笑)だから集中して観てしまったのかな?そういう点では面白い作品なのかも。好き嫌いが分れる舞台なんだろうなぁ。唯一ラストの外国人二人のシーンでホッとできました。

  • 満足度★★★★

    他の国に比べれば社会制度の手厚い国!
    2年前、カムヰヤッセンで観劇しましたが、
    出演者がオーディションで選んだ北区民になってもその質は落ちていない。
    十分楽しめました。
    私の感想は当時と変わっていませんが、この祭りの中でトメニア人に日本の文化、習慣、ルールをより具体的に教える機会を設けたらいいだろうなと思います。なぜ彼らは母国に帰らず日本に住み続けているのか、理由は明らかであろう。

  • 満足度★★★

    みんな仲良く
    面白い。120分。

    ネタバレBOX

    市民の1/4が移民(トメニア人)という、とある町でのフェスティバルの打ち合わせ会議。トメニア人への想いや各人の人生、背景が入り混じった市民会議は、紆余曲折を経て、終了まで漕ぎつける。

    1/4が移民という突飛なようで今後ありうるかもしれないという町に生きる、一般の人びとの等身大なやり取りが魅力。私情が当然のように乗ってきて、わちゃわちゃしては休憩してという、進んでるんだか後退してるんだかな会議だけど、あけっぴろげなやり取りから、日本人、トメニア人含めた良いコミュニティ形成に、ちょっとだけ進んだんじゃないかなという感じで終幕。

    序盤にしても、ややまどろっこしい感じもあり、120分はちょっと長めな気もする。ところどころでのひっかかりもあり、退屈はしないけど。会議特有のやききちした感があるのが狙いなのかな。ただ、笑える箇所はもっとほしいと思う。
    あと、苗山(大森れみ)の頑なさをそのままに、終幕したのは良かった。
    北区民参加型の舞台だけど、演技的に別段酷い感じはしなかった。

    池畑(三村萌緒)の言った、みんな自分のこと被害者だと思ってて、「空気」という加害者がいるという箇所。やっかいな社会的背景や人生背景を抱えた人々が集まる場で、空気というやっかいなものが敵となる。この舞台は、いい方向に進むかもと思わせながら終わるけど、現実では、話し合いというものは、とても危ういんだろうなと、なんとなく思った。
  • 満足度★★★★★

    Aチームを拝見
     純然たる会話劇の醍醐味を堪能した。

    ネタバレBOX


    舞台は長方形のテーブルを12、3脚の椅子が取り囲む形で、客席は舞台をサンドイッチのように挟む形で設けられている。テーブルの真ん中には鍋料理が掛かり上演中煮込まれていい匂いを発散させており、上座の奥にはペットボトルに入ったお茶と簡易コップが置かれている。
     上演設定は東京から車で2時間半ほどの距離にある萩島町の商店街理事会。この町にはトメニアから多くの国民が働きに来ており、居住外国人と日本人との間には様々な問題が起こっている。20年程前にはトメニア人による連続女性暴行事件が起こり、年配者の多くはこの事件以降トメニア人に対する心象を害している。現在は万引き被害が多発しているが、彼らの多くは商店街の顧客でもあるので地元商店街でも痛し痒しという状態だ。
     だが地域隆盛を願う商店主らは、トメニア人らとの友好を促進する為に去年に続き今年も萩島フェスタを開催しようとしており、その為の会議を開いている最中である。
     この会議の中で以上の問題を含む具体的な話が侃々諤々議論されてゆくのだが、この流れが実に自然で劇作家の高い才能を示すと同時に、北区民も参加したAチームでは5月から週1回の稽古でよくぞここまでと感心させるほど良い演技をしていて、その集中力に驚かされた。各キャラクターの個性も良く出、シナリオの質の高さと演出の上手さ、役者達の演技が噛み合う良い舞台を形成していると共に、実際に我々が日々体験する諸外国人との関係のみならず、存在そのもの同士の余儀なき関わり合いをも認知させてゆく辺り実に現実的でありながら、哲学の深みもかんじさせる内容である。而も、様々な軋轢の中で理事会内に裏切り者が出るというエピソードや、実に的確な意見や日本人論を披歴する地元TV局のスタッフとトメニア人とのユーモラスな落ち迄ついて楽しませてくれる。

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