満足度★★★★
日本の原風景を見るような
この劇場(戸野廣浩司記念劇場)の舞台セット、見事な伊藤煎餅店がそこにある。黒く艶のある柱や梁、趣のある3畳和室、煎餅を入れる容器など、人の暮らしがうかがい知れ、その人たちの息づかいがしっかり聞こえる。そしてチラシにもある店の暖簾には伊藤家(氏)の代表的な家紋(庵木爪)を使用するこだわり。
この舞台は、或る商店街にある伊藤煎餅店の家族を中心に物語は進展するが、実に心温まるもの。そぅレトロな感じもするが、いつの時代も家族関係はドラマになる。この舞台では「お父さん」と呼ぶことが許されない事情があるようだが...。
(上演時間2時間)
満足度★★★★
楽しかったです
煎餅屋、頑固親父、という昭和感たっぷりなお芝居のようでしたので、西日暮里駅からではなく、日暮里駅から谷中銀座を通り、通り沿いのお煎餅やさんを覗いてから、観劇しました。
分かりやすいストーリーで、いっぱい笑わせてくれて、きちんと泣かせてくれて感動して。そんな贅沢な時間を過ごせました。
ただ、マナーを守れないお客さんがいて、残念でした。
満足度★★★★
心配する事はない、これまで過ごして来た親子の時間を振り返れば。
最前列端にて観劇。
それぞれの登場人物にバックグラウンドがあり、思いがあり、役者さん自身にも個性があって好きなタイプの舞台だった。
女性陣は特に個性豊かで生き生きしていると感じたし、下世話な事を言えば美人な方が多かったなという印象。
この団体さんの舞台は前回観劇した際はちょっと残念な出来だったけれど、今回は脚本も演出も役者も殆ど違う方々で楽しめた。