ラストダンス 公演情報 ラストダンス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/07/08 (金)

    ちょっとダメな大人たちの、それでも精一杯だったかもしれない日々のひとつの終わり。

    自分にも身に覚えのありそうな会話や展開、どこかで見たようなある種の典型みたいな登場人物たちが、妙に愛しくなる、そんなささやかな物語だった。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/07/10 (日)

    最終公演、つまり解散公演。なのに初見。メンバーは、客演先で何度も観ているので、初見の感じがしない。内容は、今のメンタルで観ちゃいけないやつだった。普段ならばもっと楽しめた。組織が崩壊する話とか見ると不要な化学反応が自分の中で発生する(ーー;)

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/07/10 (日) 14:00

    最初で最後の国分寺大人倶楽部さん観劇。シアター711そのままを利用した設定で、すたれ行く劇場と、滑稽な男女の交錯と、そして悲しい理由で閉鎖して行く劇場。その始まりを最後に持ってくるあたり、凄くもの悲しい作品でした。もっと早く観始めてればよかったなぁと後悔させてくれました。後藤さんはやっぱり優しいイメージが似合いますね。くちずけの小人を思い出しました。

    ネタバレBOX

    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64057947.html
  • 満足度★★★★★

    クソカッコイイ
    久々に観劇したが、相変わらず、だらしない与太者の杜撰な生活を描き、またそれを演じさせたら本当に素晴らしい。

    「そもそも、お前らこの劇場と言うかこの仕事好きだった?だらだらしてお金貰えることが好きだっただけじゃねえの。」感も有り、下手くそに泣かせるだけの終末観演出も無く、無理やり感動させられず良かったです。

    もしかしたら、劇団の解散もリンクしてるのかしれませんが、物語自体でお涙頂戴にしないもの下品じゃないし、劇団の終焉が向こう側に透けて見えるのも好感が持てます。

    言いたいことも有るには有るが、解散する劇団に言うのは野暮でしょう。聞く耳持たずに突き進んで欲しいし、きっと突き進むんでしょうよ。

    ネタバレBOX

    プロローグの劇団員だけしかいない所で主催が最初に言う台詞とエピローグで客演が最後に言う台詞。

    解散公演の主催があれを聞いてそれ言うかと客演同士の会話でそれを言わせるのかと言うのが、ムカつくくらいクソ格好良い。
  • 満足度★★★★★

    ラストダンス
    この座組=作品だと思いました。最後なんて残念。次も観たくなってしまったじゃないですか。

  • 満足度★★★★★

    ・・・
    カーテンコールでの河西氏の無言の一礼が印象的だった。

    ネタバレBOX

    だが、そんな感傷的な部分で、作品を評されたくはないと思うので、手心は加えず、思ったことを記す。

     この脚本をどう捉えるかによって、かなり観方が変わる。
     まず、この作品をリアリズムの観点から見ると、現実感がない。いくら息子の友達と言っても、バイトで雇ったらあそこまで好き放題にはさせられないだろうし、そんな店は経営が成り立たない。無責任な息子が店を継いでからは、実際に経営が傾いていく訳だが、その息子の焦りや苦悩も、実際にその立場になったらあんなもんじゃないだろうと思う。少なくとも、あんなに簡単に店を畳むなんてことにはならない。総じて、映画館の経営という観点から見ると、まったくリアリティがない。恋愛などをテーマに河西氏が作る作品には強烈なリアリティがあるだけに、尚更物足りなく思ってしまう。とは言え、演出や演技においての細部のリアリティへの拘りは凄いものがあり、ギリギリのことろで、もしかしたらこんな店もあるのかもしれないと思えなくもないのだが。
     
     ただ、別の観方もできる。映画館の話はただの器であって、そこに生起する人間関係とそこに流れる空気こそが、この作品の主題とする見方。そういう観点からはとてもよくできている。男女間に潜む力学はいつもながら素晴らしい。ここに流れている無気力、無責任、倦怠感などは、今の若い世代が共通して持っている空気を捉えているようにも思える。そう考えると、これはリアリズムではなく、現実の戯画なのではないかと思えてくる。作中のピカソの話も、このリアリズムと抽象のことを暗に意図しているようにも取れる。この演劇はリアリズムではないのだと。この点は作為か偶然かはわからないが、いずれにせよ、全体の構成は極めて精緻に設計されているので、すべて計算の可能性もある。
     そうは言っても、私が河西氏の作品に興味を持っているのは、強烈なリアリティという部分なので、良い点もたくさんあったが、もの足りない部分もあった。
     ただし、最後にカーテンコールで深々と無言で一礼した河西氏の姿には、本当に心を打たれた。人の人生の大切な一場面を目撃してしまった衝撃というか。氏の今まで背負ってきたものの大きさに想いをはせながら。

     国分寺大人倶楽部の公演を私が観たのは、『ハローワーク』2回と、今公演の
    3回だけでしたが、素晴らしい舞台をありがとうございました。

     役者さんたちも、皆、丁寧な芝居で、素晴らしかった。
  • 満足度★★★

    まぁまぁだった。
    初見の劇団。
    あんまりもの悲しさがなかった。

    ネタバレBOX

    終わった後に、次回公演を発売しているのはどうかのかなーと思った。
  • 満足度★★★★

    解散
    面白い。105分。おまけ演劇10分位。

    ネタバレBOX

    岳人(加藤岳史)…117のオーナー。色々試行錯誤し経営建て直しを図るが2016年夏、閉館となる。
    龍範(後藤剛範)…バイト。亮介のネーミングライツ話にのる。
    裕太(河西祐介)…バイト。沙希子と付き合うも、里子と浮気し別れる。
    沙希子(大竹紗絵子)…バイト。裕太の浮気に気づく。内川とちょっといい感じだった。
    竜二(林竜三)…117の元オーナー。岳人の父。引退後、認知症を発症する。妻にプロポーズした日をシアター名につけた。
    奈美子(藍屋奈々子)…竜二の娘。岳人とともに経営を行うが、発展的な岳人のやり方に懸念を示す。
    綾香(望月綾乃)…岳人の妻。妊娠するも出産まで漕ぎつけられなかった。後に子持ちの人と再婚した。
    亮介(松本亮)…龍範の悪友。刑務所帰りで保育士となった。ネーミングライツの金を持ち逃げした。その後、死亡した。
    エイミー(えみりーゆうな)…亮介の彼女。フィリピン人。亮介の棺に岳人から託されたミニ四駆を入れる。
    内川(前田昴一)…画家。117で個展を開き、コラボった里子と結婚する。
    里子(笠井里美)…歌手。裕太と浮気しつつ内川と親しくなって瀬戸内海へ移住した。

    会場の711を彷彿させる、シアター117が舞台。映画だけでなく色々とやって演劇の会場まで手を広げる(広げざるを得ない)が、終に閉館するまでを描く。
    プロローグで竜二の引退を祝い綾香の懐妊を喜び、明るめなトーンで始まるも、愛憎とカネで次第にどんよりしていくという流れ。閉館になって片付けをする際に、微妙に再生感もありつつエピローグ?に突入し、117が生まれる日の二人を描くという構成。過程があってこそではあるけど、終わりと始まりに印象深さを置いた感じで、まとまり感のある舞台だった。

    花まる保育園シアター117ネタは、けっこうウケてた。王子小劇場が閉館しないといいなと思う。
    あまけ演劇は相変わらずバカでシモネタな感じ。「ダルビッシュ沙絵子」は毎回同じ名前なのかな。
  • 満足度★★★★★

    これでラストなのか?
    過去作品と比べたら、ちょっとライトだったかも?いろいろな風刺や批判精神はとても心地よかったです。後藤さんと女性キャスト2人きりのシーンの会話の部分とかが、かなり作り込まれているのでしょうが、自然な感じでとても心地よく感じたんですね。これでラストとは、なんだか思いたくない!

  • 満足度★★★★★

    みてきた
    話の中にでてくるスポンサー名が客席の一部でバカ受けでした。
    はなちゃんが首にすじをたてながら怒る姿がかわいかったです。

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