ラストダンス 公演情報 国分寺大人倶楽部「ラストダンス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    解散
    面白い。105分。おまけ演劇10分位。

    ネタバレBOX

    岳人(加藤岳史)…117のオーナー。色々試行錯誤し経営建て直しを図るが2016年夏、閉館となる。
    龍範(後藤剛範)…バイト。亮介のネーミングライツ話にのる。
    裕太(河西祐介)…バイト。沙希子と付き合うも、里子と浮気し別れる。
    沙希子(大竹紗絵子)…バイト。裕太の浮気に気づく。内川とちょっといい感じだった。
    竜二(林竜三)…117の元オーナー。岳人の父。引退後、認知症を発症する。妻にプロポーズした日をシアター名につけた。
    奈美子(藍屋奈々子)…竜二の娘。岳人とともに経営を行うが、発展的な岳人のやり方に懸念を示す。
    綾香(望月綾乃)…岳人の妻。妊娠するも出産まで漕ぎつけられなかった。後に子持ちの人と再婚した。
    亮介(松本亮)…龍範の悪友。刑務所帰りで保育士となった。ネーミングライツの金を持ち逃げした。その後、死亡した。
    エイミー(えみりーゆうな)…亮介の彼女。フィリピン人。亮介の棺に岳人から託されたミニ四駆を入れる。
    内川(前田昴一)…画家。117で個展を開き、コラボった里子と結婚する。
    里子(笠井里美)…歌手。裕太と浮気しつつ内川と親しくなって瀬戸内海へ移住した。

    会場の711を彷彿させる、シアター117が舞台。映画だけでなく色々とやって演劇の会場まで手を広げる(広げざるを得ない)が、終に閉館するまでを描く。
    プロローグで竜二の引退を祝い綾香の懐妊を喜び、明るめなトーンで始まるも、愛憎とカネで次第にどんよりしていくという流れ。閉館になって片付けをする際に、微妙に再生感もありつつエピローグ?に突入し、117が生まれる日の二人を描くという構成。過程があってこそではあるけど、終わりと始まりに印象深さを置いた感じで、まとまり感のある舞台だった。

    花まる保育園シアター117ネタは、けっこうウケてた。王子小劇場が閉館しないといいなと思う。
    あまけ演劇は相変わらずバカでシモネタな感じ。「ダルビッシュ沙絵子」は毎回同じ名前なのかな。

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    2016/07/12 18:57

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