シェイクスピアの子供達とラビリンスな家族たち 公演情報 シェイクスピアの子供達とラビリンスな家族たち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    迷宮入り
    面白く引き込まれる舞台だったと思います。役者さんも熱演で,演技も悪くなく,文句のつけようのないはずなのですが・・・なんか,すっきりしないんですねぇ。自分の気持ちだけが迷宮に取り残されてしまったようで,解決が見出せていません。

  • 満足度★★★★

    熱演でした
    星チームを観劇しました。役者の皆さんの熱演と、ストーリー展開が面白く、どんどん惹き込まれました。本(脚本)の中の登場人物は、その世界で一生懸命生きている(演じている)ので、それを踏まえて脚本を作るのは大変だなぁと感じました。面白いだけではなく、何だか最後は、じ~んとするような、温かみのある舞台でした。開演が10分位遅れたのと、隣の2席が、遅れてくる身内の方のために(?)キープされていたのは、少し不満に思いました。ですが、その不満も忘れる位の舞台で良かったです!

  • 満足度★★★★

    面白い展開!!!
    芝居の後半に行くに従い・・・ストーリー展開が楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    迷路
    仮面をつけていたときとはずしてからとでがらっとイメージというか話かたががらっと変わるところ(演出)はおもしろいですね。
    話がちょっとずつ変化しながら繰り返されていつになったら抜け出せるのかしら、どんどんお芝居ののめりこんでいきあっというまの2時間でした。
    ぜひぜひまたみてみたいですね。

  • 満足度★★★★★

    惹き込まれました
    エッシャー展で「だまし絵」を観覧しましたが、作成過程に至る絵画がこのお芝居にさりげなく使われていてビックリしました。シェイクスピアは、これまでにさまざまな作品を観ました。最初はリア王の製作過程演劇かなと思っていましたら、あれよあれよという間に、東北を舞台にしたお芝居に惹き込まれていました。「だまし絵」のような巧みな展開に、さすが芸達者の東京ドラマランドです。最後まで楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    凝った作りのような...【星チ-ム】
    架空と現実のラビリンス(迷路)の物語であるという。その設定は、公演に向けてシェイクスピアの「リア王」の稽古に闖入者が...。そして稽古中にも関わらず、独自の演劇論が繰り出される。この突然入ってきた四人家族の正体とは、そして彼らの真の目的とは何か。
    初見の劇団公演であるが、この迷路、迷い込んだら病みつきになるかも...。
    (上演時間2時間弱)

    ネタバレBOX

    典型的な劇中劇である。その構成は多重になっており、物語の進展は漂流するが如くあちらこちらに行くが、ラストはある程度予測がつく。予定調和のような気もするが、それまでに描かれる過程が面白い。

    セットは、舞台周りにレンガ状の通路。中央は段差があり、そこに演台を設置してある。また高さのある2つの衝立が、演台の左右にある。その柄は縦に白黒の交互模様。何となく鯨幕を想起させる。場面によって、その衝立を反転させ、違う絵柄が現れる。この情景変化は、舞台美術の制作に関する注文が発せられ、その力量が試されるという、劇中演出であることを示す。

    梗概は、先に記した「リア王」の稽古中に四人家族が突然入ってきて、自分たちの物語の結末を教えてほしいという。この者達の素性、目的などが不明のまま。そして稽古は中断し、この家族の一人ひとりからドラマが語られる。その複雑な家族構成、心の闇、愛憎・嫉妬など、まさしく心のラビリンス。

    話はいつの間にか、この四人家族が自分(稽古中の演出家)の実家族へすり替わる。いつの間にか青森・津軽弁で語りだす、演出家の生い立ち。四人家族にいる息子の咳、演出家自身の咳がシンクロして同一人物であることは想像がつく。この演出家の姿...どうしても太宰治を想起してしまう。稽古劇は「リア王」であるが、ハムレットの有名な台詞も飛び出す。そぅ「To be,or not to be, the question」である。太宰の生まれ故郷、作品「新ハムレット」を連想する。全体を支配する演出は、法廷劇から家族ドラマへ変容する。

    この稽古..「.リア王」の役イメージを巡り議論している最中。いったん20分間の休憩を入れるが...演出家の夢想における深層心理のようなラビリンス。この家族の正体、セットの鯨幕が象徴している。

    役者の大仰な演技は、劇中稽古のイメージ。しっかりキャラクターが立ち上がってくる。その役者陣のバランスも良く、最後まで緊張感(途中まではサスペンス風)を保ち、観(魅)せてくれた。

    この公演、シェイクスピアに魅せられた演劇人...「シェイクスピアの子供達」を導入にしており、「迷宮(ラビリンス)な家族たち」が掻き回す。いや書き回している。当日パンフには、作・演出の井口成人 氏がデザインのことについて書いている。チラシの絵は三階建に見える建物もよく見ると二階建という。あれ、自分では導入稽古中、闖入劇、実家族という三階建(構成)と思っていたのだが...。自分としては、”二階建と見るか、三階建とみるか”、それが問題だ。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    花 四つ星
     設定はシェイクスピアの「リア王」の稽古場である。(追記後送)

    ネタバレBOX

    舞台監督、補佐、役者、演出家、照明、音響などが、本番に向けて稽古の真っ最中。役作りに余念のない役者達やダメだしをする演出家、舞台監督と補佐は、音響や照明との調整役も果たしている。謂わば通常観客が観る舞台の裏側を見せることで成立している作品なので、芝居好きにとってはことのほか興味深い作品とも言えるだろう。
     ところで、この忙しい時期にとんでもない珍客が飛び込んできた。聞けば作品から生み出されたキャラクターたちなのだと言う。彼らは作家が生み出した存在なのだが作品が尻切れトンボで終わっている為、ずっと宙吊り状態のままであり、何とか決着をつけて欲しいと割り込んできたのであった。
  • 満足度★★★★★

    ユニークすぎる
    こんなユニークな演劇批評的作品見たことありません。チラシのイラストを彷彿させるステージもグーでした。機会があったら、観客の存在について考察した作品も見てみたいです。

    ネタバレBOX

    自由が丘が怖くなりました。
  • 満足度★★★★★

    初見でしたが...
    作り込んだストーリー展開、またどの演者も熱演で楽しめました。

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