死に顔ピース 公演情報 死に顔ピース」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
21-24件 / 24件中
  • 満足度★★★★

    物語導入も上手やなぁと感心(^^)
    昔のドラマ「キャグニー&レイシー」で上司がタイトルを冠した二人のうち一人の病気を知り「気遣ってやれ」と言った相手が当の本人だったという話なんぞ思い出したわいな

    生を受けた以上
    死は100%必須なもので
    どんなに寿命が未来で伸びようとも
    逃れられない現実なら・・・

    痛くなく・苦しくなく・怖くない最期を迎えましょうよ♪
    (この考えは大賛成!)
    というメッセージが強く伝わった話でありました・・けど
    実際に本人や身内に
    そのような現状を重ね持つ人には
    観劇がきついかなぁともチョット思えた2時間10分

    ネタバレBOX

    医者と患者のW主人公体制で
    患者=看護師「楠美」はちゃんと大往生します・・・・
    まず納得できた生と死だったであろうっと受け取れました

    さてルーブルで見た死神の像の盾にあった碑文
    「どんなに強く巧みに生きようとも我が槍から逃れることはできない」

    逃れられねば
    納得しての死を受け入れるしかないのであり
    その手段はさまざまあるが

    この作品は周囲の人間の温かさや
    本人の心情を役者さんが上手に表現していたなぁと(^^)

    実話から生まれた話だそうで
    パッチアダムスもそうだし
    毛色ちゃうけど
    東京セレソンデラックスの”くちづけ”なんてのも
    ありましたね~

    終末の話は映画「晩秋」(これ原題は”死”なんですよ)とか
    海外物より邦画の方がしっとりした多くの作品あるかなぁとか思い当ります

    古来から日本の文化は
    生むこと死ぬことを嫌んできましたが
    こんな感じで明るく笑いをとる作品が広まってくといいかなぁと思いました
  • 満足度★★★★★

    医は仁術というけれど
     医師というものは、クランケや病巣をオブジェとして観たり、距離を置いてみなければ自分自身の神経がやられてしまう。そんな場所で仕事をしている人々である。(追記後送)

    ネタバレBOX

    だから、自分の家族など殊に関係の深い人間は、基本的に自分で診察することがない。感情移入しすぎては適確な判断が下せないというリスクを負うからであり、愛する者を救えなかった場合、医師自身が魂に大きな傷を負うからである。医療とはかくまで人間的な微妙な分野である。
     現在でもそうであろうが、自分達の世代、東大理Ⅲ、京大Mなどに入る連中の中で特に優秀な連中は当然内科を目指した。癌の特効薬を発見すれば、ノーベル医学賞は間違いないからである。今作で扱われているのも、矢張り大学病院の癌スタッフである。医者の世界というのは弁護士同様、とても人別帳がハッキリしている世界なので、指導教授などのリーダーが回診するとなれば、本当に金魚の糞よろしく下位の者がぞろぞろついて回る。
  • 満足度★★★★★

    良かったぁ
    病気とは家族とは等いろんな事を考えさせられた舞台だった。
    演者さんの動きや台詞が良く上演時間2時間20分が、短く感じられたほど。
    何故かクラウンの帽子芸をやってみたくてしょうがなくなりました。

  • 満足度★★★★★

    公開ダメ出し
    役者のみなさんは大変でしょうが、公開ダメ出しが面白かったです。そうだったんだ!とか、そうなのか!!とか、そうかな私にはわかったけどなとか、ああ、そうしないといけないのか?とか。メモしたので次回確認したいと思います。そんな余裕があればですが。

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