満足度★
タイトルにつられて
小指値って面白いらしいよー、と言われて
しかもタイトルが「ジンジャーに乗って」なので、
これは見逃せない、と思い観劇。
ただ、寝坊したため、
目当てのセグウェイ試乗には間に合わず。
王子を知っているカンパニーらしく
鉄パイプで天にも舞台空間を作り
宙にはしごを組んでいて、なかなか期待させる舞台。
ただ、ジンジャーを使用するには平面が狭いことが気になる。
初見なので“小指値”がどんなカンパニーなのかは
分からないけど、
どうやってジンジャーを借りたかと、
自分達が普段何を考え・思っているかを
演劇として表現していた。
仲が良くて
自分達の集団が面白いと信じてて
まだ若くて
テンションが高い団体としては
かなりいいクォリティなんじゃないでしょうか。
演劇という表現には乗っていたと思う。
満足度★
空っぽだった
あまりの内容の無さに呆然。
只々「僕たち楽しいですよぉ~!みんなももっと楽しもうぜぇ~!」みたいな空気が充満していた。
人数合わせで連れてこられたコンパで周りがすっごい盛り上がってるのに、自分は今ひとつ引いてしまって顔は笑ってるのに心の距離が開く一方、みたいな。
自分は何か期待するものを間違っていたらしい。
サイトの方に「岸田戯曲賞最年少でとります」とか書いてあったけど、この人達はそんなもの必要としてないし、とる必要もないし、とれないでしょう?なんでこれでとろうとか思うのか皆目分からない。
あと、別にこれはこの劇団に限ったことじゃないけど、何で踊る(というか只の振り付けでしかないんだけど)必要があるのか分からん。「何でも節をつけて歌えばミュージカル」みたいでどうも好きになれない。
あの中で、ちゃんと身体があって踊りとして観られるのはパパ・タラフマラの(で良いのかしら?クレジット無かったけど)池野さんだけだった。
総じて空虚な60分だった。
唯一の収穫は、「あー、東京でしか生きられない人達っていうのがいるんだなぁ」ということに気が付いたこと。
まあ、でもこれもまた「舞台」なんだよなぁ。
満足度★
つまんない
演劇ってこんなにめんどくさいものなのか
①劇場がわかりづらい
王子小劇場は看板と入口が小さいので見落としやすい
劇団の責任ではないのでしょうが…
②セリフが入ってこない
役者の身体からセリフが発せられてない
主張している内容が耳を傾けるほどのものではない
ファミレスでおしゃべりする若者の会話が聞こえてきた感じ
③ダンスは気持ちいいが脈絡がないのでまるで一体感が得られない
個人的には踊ってるヒトのつらそうな顔は見たくない
苦しくとも笑顔で楽しく踊ってほしい
④美男美女ぞろいなわけでもなくぼんやり見てると淋しくなる
ぼくの隣には妙齢のおばはんがいて「小指値ってどう読むんですか?」と
きいてくるから こゆびちですよ と教えてあげた
今回から快快となったんですかあ と言っていた
もしかしてこの人は出演者の誰かのお母さんかもしれない
そうするとこの人は娘(息子)のやっている劇団名を今の今まで読めなかったということになる それはまあ 切ないことだ
と思った そういう感じ
4度目の小指値改め快快
かなり久々に観て来ました。以前より面白くなっているというか、作品としてきっちりパッケージングされてきているような感覚。洗練、でしょうか。格好良いことを格好付けずにやっているので清々しい。
演者、美術、選曲、セグウェイ、宣伝美術◎
HIP-HOPですよ、これは。
セグウェイに乗って何処に行くとか何をするっていう明確な目的はなくて、ないからこそ乗ったら何か起きるんじゃないかという動機で作られています。なので物語はない。その瞬間に目の前で起きている事を観る為のもの。そしてそれは即座に過去へと変わる。まぁ、それだけですね。ホントそれだけ。ある意味もの凄いネタバレだし、観ないとその意味は分からない。気になる人は観ればいい。
またもやたらと動き回るし、暴れてくれます。演出的にはまたも日々ドンドン変わっているらしく、初日とはもう既に別物だそうです。なので今の時点でオススメの部分を記しても、明日にはもうその部分がなくなってるかもしれません。