にてないモノマネ 公演情報 にてないモノマネ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    水買っとけばよかった
    物語を最初から最後まで描き切った感があって。そのへんがよかったかと。

    長くて。途中で喉乾いて。水買っとけばよかった。途中休憩があればよかったのに。第一部(?)が終わったあたりで、自主的に目を閉じて休憩しました。

    ネタバレBOX

    海のシーン、よかったですね。それまで狭苦しい感じだったのが急にひらけて。ああ、このシーンのために、ながーい芝居があったのかあと。水がはねる物感っていうんですかね、そういうのもよくて。

    最後に演出の人が、紙をまるめて投げて「あれ?」っていうでしょう?あれはどういう意味なのかなあとずっと疑問だったんだけど。
    海に投げたつもりなのに、幕が下りてたからっていうことなんですかね?

    役者が脚本に負けてたような気がしました。うーん、いや、気のせいもしれません。
  • 満足度★★★★★

    快作?怪作?問題作?
    出演者目当てで事前情報なく観に行きましたが、学生演劇の枠を超えた完成度だと思いました。135分という長丁場ですが、飽きることなく良い意味で下らないネタもちりばめられ、ステレオタイプですが社会風刺的な内容にもなっていて、情報量が多い割に最後までダレずにお話が収束していきました。

    作演出の金子氏は某映画監督の息子さんと言うことで、映画、演劇には昔から接していたのだと思いますが、実質的に意味の無い言葉の羅列をセリフに出来る才能がうらやましいですw

    学生演劇らしく内輪ネタもあったようですが、部外者が疎外感を感じることもなく、楽しめました。金子氏が演劇、映画界で活躍するようになれば、伝説の一作になるのではないでしょうか?TVで放送するのは無理でしょうがw

    学生とは思えない演技力で演じ切った役者さん達も良かったです。今回が最後の舞台になる方もいるようですが、何かしら演劇に関わっていって頂きたいと思いました。

  • 満足度★★★★★

    快作?怪作?問題作?
    出演者目当てで事前情報なく観に行きましたが、学生演劇の枠を超えた完成度だと思いました。135分という長丁場ですが、飽きることなく良い意味で下らないネタもちりばめられ、ステレオタイプですが社会風刺的な内容にもなっていて、情報量が多い割に最後までダレずにお話が収束していきました。

    作演出の金子氏は某映画監督の息子さんと言うことで、映画、演劇には昔から接していたのだと思いますが、実質的に意味の無い言葉の羅列をセリフに出来る才能がうらやましいですw

    学生演劇らしく内輪ネタもあったようですが、部外者が疎外感を感じることもなく、楽しめました。金子氏が演劇、映画界で活躍するようになれば、伝説の一作になるのではないでしょうか?TVで放送するのは無理でしょうがw

    学生とは思えない演技力で演じ切った役者さん達も良かったです。今回が最後の舞台になる方もいるようですが、何かしら演劇に関わっていって頂きたいと思いました。

  • 満足度★★★★

    お金を払ってでも是非
    スピード感ある場面展開が若さに合って魅了的な作品でした。
    多くの中の一つでしかないけど、テレビなどで語られる若い世代の批評よりこの舞台を観劇した方が有益だった。

  • 満足度★★★★★

    この演劇より自分たちの演劇や映画のほうが優れていると胸を張れる演劇や映画がいまの日本にどれほどあるだろうか。
    見てください。作演出の素晴らしさ。俳優たちのすばらしさ。日本を混乱に陥れている人々が愛おしくなります。愛に満ちてる。この演劇より自分たちのほうが優れていると思える演劇がどれほどこの日本にあるだろうか。ほとんどないと言わざるを得ないぐらい必見。

  • 満足度★★★★★

    注意深く観るべき作品

     当パンを観ると、これが最後の作品ということになっているようだが、距離感を掴めないのは、若さだから、様々な経験を積んでから、また表現の世界に戻って欲しい才能である。

    ネタバレBOX

    というのも、作・演を担当している作家の優しさ、キャパシティーの広さ、明晰には、見るべきものがあると思うからである。
     現代の日本で暮らす若者のリアルが、導入部の掴みとして描かれているのだろうが、自分達70年安保を高校時代に戦った世代から見ると矢張り普遍性からの距離を感じる。この部分は伏線を除いてもっと刈り込み、中盤、終盤の科白、字幕(アイコの玉音放送辺り)などにもう少し時間を掛けても良いのではないか? 
     スタップ細胞から創った子供達を守る為に、晴子が周明の流れを簒奪した隆法の刺客たちに殺害されるシーン、誕生以降ずっと、ホントは死ぬほど愛し合っていた“てつ、ゆい”の最後、この純愛の美しさは格別である。また、この「国」最大のタブー、天皇制、殊に裕仁の戦争責任問題を空虚に対置してみせた知性の煌めきも高い評価に値する。
     現政権である安倍や菅をおちょくり、安倍以上にヤバイ石破をポスト安倍として登場させるセンスもシャープである。民族差別問題や、怪物ヒーローという捻り、安保理を中心とした国際政治等様々な要素を喩や象徴で巧みに表象しているので、注意深く観ないと理解できない作品でもある。作者の照れもあるし。だが、実際、様々な世界を生きて、現実世界のリアルを体験した後、ぜひ表現する者として戻ってきて欲しい才能である。
     終わり方もアイロニーたっぷりだし(「おいしんぼ」鼻血騒動。無論、これは被ばくによる症状である。)、ちゃんと、最後にこれは物語だという行為を見せることも忘れていない。(当パンを海に投げるシーン)
  • 満足度★★★★★

    超危険。
    クオリティはまだまだ上げられるとは思いますが、それを差し置いても凄まじく面白かったです。135分があっと言う間でした。(危険すぎてネタバレ厳禁につき、後日追記します)

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