時代絵巻AsH 其ノ七 『朱炎〜あけぼの〜』 公演情報 時代絵巻AsH 其ノ七 『朱炎〜あけぼの〜』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    とても!
    熱く、しっかりとした良い芝居でした!友達には、殺陣も凄いと聞いていたのですが、今回は少なかったのが残念!
    心の内の時代物会話劇!見ごたえありました!美術も、照明もよかった!

  • 満足度★★★★

    今回も良かったです
    時代絵巻Ashの世界ですね。今回も安定して良い物語を見せてくれました。男のロマンあふれる作品だなぁ。期待どおりに良かったです。90分という時間も,物語が間延びすることなく,また,物足りなく省略されることなく,丁度いい設定です。この劇団の芝居に対する姿勢に好感が持てます。次回作にも期待しています

  • 満足度★★★★★

    切なく美しかった
    お互いの事を大切に思いながらも、戦いを選択した男達の哀しく切ないストーリーで泣けてきました。そして、とても美しく感じました。役者さん達は全力で演じていて、とても良かったです。景虎を演じた黒崎さんの出陣シーンが神々しくさえ感じました。目頭の熱くなる、感動的な舞台で、大満足でした。

  • 満足度★★★★

    いい色でした。
    あまり知らない題材だったので興味深かったです。

    若い演者さんも多く、
    着物の着こなしや立ち振る舞いなどに
    もう少し、と思うところもありましたが
    作品にしっかり向き合っている気持ちが伝わってきました。

    ラスト、よかったです。

    ネタバレBOX

    最初の方で景虎をヘタレに描き過ぎてたのでは、
    景勝の衣装がもう少し目立つものでもよかったかも、など思ったり。

    ラストの紅の照明と、最後の全員座礼はとてもよかったです。
  • 満足度★★★

    見応えあり
    日本酒党の私は影虎といえば眉目秀麗な武士のイメージ。しかしその実はお付きの者だったとは・・・はおいといて お互いを思いあう兄弟でありながら他者の嫉妬によって戦うことになってしまう。それが戦国の世であっても 辛く悲しいこと。そんな愛憎が90分に凝縮されていて見ごたえがありました。殺陣もあれだけ狭い中頑張ったと思いますがもう少しキレが欲しかったです。  次回作も楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    おすすめ!
    2回目の観覧でしたが、前回同様とても良いストリー展開で
    劇に引き込まれました。
    歴史は色々な解釈がありますが、とても素敵なお話でした。
    今後も期待いたします。

    ※所作にもっと力を入れてもらいたいなと個人的には思っています。

  • 満足度★★★★

    花4つ星
     上杉 謙信亡き後、上杉家ではお家騒動があった。“御館の乱”である。この戦は養子であった景勝、景虎の争う戦乱であった。時は戦国、昨日の敵は今日の友。逆に言えば、今日の友は明日の敵という時代に、義を報じる上杉家の、義理ではあったが仲の良かった兄弟同士が争ったのである。この戦は謎が多いとされるが、その謎は何故、謎となったのか? 多くの資料をもとに、AsHの作家、灰衣堂 愛彩が、史実を基本に描いた叙事詩の一幕。

    ネタバレBOX


     景勝は、長尾 政景と仙洞院(謙信の姉)の息子で謙信の甥に当たる。一方、景虎は相模国主北条 氏康の子息で幼少の頃より寺に預けられたり、他大名の人質としてあちこちの大名家を盥回しにされて育って来たため、人の情に敏く武芸に余り勤しんではこなかった模様である。上杉家へ来てからは、謙信の旧名を与えられ、姪を正室に娶る。正室との間に子を設けたが、本作に登場するのは道満丸という長男。景虎の賢さ、人としての器量・度量は、武芸に秀でると同時に矢張り度量・器量に富んだ景勝と共に相並ぶ者がない。いわば上杉家のいずれ劣らぬ双璧である。
     謙信が遺言を残さず亡くなった為、誰が上杉を継ぐかは、単に継承資格の有る者のみならず、家臣一同にとっても大問題であった。偶々、近親の女性たちと共に枕元で謙信の面倒を見ていた樋口 与七が、病の合間に相槌のような仕草をすると漏らしたことを聞き咎めた上杉 政繁に、そのタイミングを見計らって景勝が継承したということにせよ、との命を受け実行。このことが、この争いの原因となった。然し、景勝、景虎共に戦国武将の子。家来どももどちらに付くかで割れ、今更収集がつかなくなっていることは百も承知。かくなる上は、雌雄を決して勝った者が、越後を豊かで平和な地域として発展させようということになった。なるべく犠牲を出さずに収めるつもりではあったが、景虎の配下、柿崎 晴家が北条家に援軍を要請した為、景勝サイドは武田に援軍を要請。戦が大きくなってしまった。暫く膠着状態が続いたが、終に決戦の時がくる。景虎の正室は自害、景虎は道満丸だけは逃がそうと上杉家重臣の直江 信綱の忍び、殆ど口をきかない又六を伴に付け、景勝との間に戦闘中も密使として手紙を届けていた又六を案内につけ城を脱出させた。又六が常には口のきけない障碍者のふりをしているのは、拷問されても絶対に口を割らぬ、という剛の者であったに違いない。それだけに景虎の信頼も厚かったのだ。だが、彼らが脱出に成功しない内に、景勝に味方する軍が、勝手に動き、道満丸らに襲い掛かり、又六は討ち死にしてしまう。追い詰められた道満丸の運命や如何に? これは、観て確かめて頂きたい。
  • 満足度★★★★★

    その想いに・・・泣ける殺陣
    カリスマ性のある黒崎君に、杉山さんの重厚な演技を始め、ここの出演者はとても芝居に対する姿勢がいい。

    今回、目を引いたのは“ぜんさん”の芝居の綺麗さ。お辞儀ひとつとっても、無駄のない美しい動きをしていた。芝居も出過ぎず、それでもその存在がしっかりと残る。

    前回「想いの伝わる殺陣」と書いたが、
    今回は更に「その想いに・・・泣ける殺陣」と言わせて頂こう。
    ここの殺陣は目を惹く派手なものはない。が、戦いの最中で戸惑い、ためらい、それでも相手に向かっていく辛さ・哀しさ、それらが滲み出て、観ている側の心を振るわせる。今回も気持ちよくボロ泣きさせて頂きました。

    次回作も心待ちにしております!
    また気持ちよくボロ泣きさせてください。

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