空気正常     (公演終了) 公演情報 空気正常     (公演終了)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★

    怖いけど怖くない
    「三ツ目の男」「ロバの耳の男」「年をとらない老婆」など
    一見、童話風なキャラクタ設定ですが、すべては
    近未来に起こる、放射能被害という現実を舞台にした
    ちょっと恐ろしい物語。

    それを明らかにするために90分付き合ってきたの?と
    気付くといろんな無駄が見えてしまい残念に感じました。

    異常と正常、立場によって多面性を持つのはそうだけど
    登場人物の誰かに視点を固定して話の流れを作った方が
    分かりやすかった気がします。

    野犬少女、柳さんのお芝居はとても素晴らしかったけど
    その異常とこの異常はちょっと違うんじゃないか?とか
    ブログが炎上って話題「それ、必要?」みたいなところとか、
    大きく扱う割には伏線でない部分が多いと疲れます。

    しかしフライヤーのイメージと全く違う作品だったー

  • 満足度★★★★

    グリム童話
    グリム童話、という訳でもないがとっても可笑しくて、とっても不思議な、でもちょっと怖いかも、な世界の物語。

    この舞台が終わった時に何か足らないと思った人は、きっとこの世界に踏み込んだはずです。
    だって、この世界に終わりがあるのだと感じてしまったのだから。
    連綿と、それは、僕らの周りに続く物語かも知れないのですから。

  • 満足度★★★★

    これはおもろいでしょう!(^0^)
    酷評が多かったから、いったいどんな?と疑り深く観に行ったけれど、いあいあ、これはひじょうにおもろい!


    山間の隔離されたとある鉱山に働く者たちの「人でなし」の物語!(^0^)


    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    鉱山には光る石が無限大で取れる。
    しかし、この鉱山の穴に入れるのは一つの家系、つまりエータの一族しか入れない。
    それがこの村の掟だ。

    しかし、この掟にはお互いのこずるい思惑があり、エータの一族はこの光る鉱石を誰にも採らせない為に、無害ガスを、毒ガスで病気になると村人たちに思わせる。

    一方、村人たちはエータが採取した鉱石を加工し観光客に売って生計を立てていた。

    村人は毒ガスを吸って命を削るのはごめんだ。という思いから、この穴に入れるのはエータの家系しか入れない。選ばれた人間しか入れない。と思い込ませ、うまいことエータを利用する。


    ところが、世の中はその上をいく悪党はいるもので、保健省から来たと、偽って、この光る鉱石を横取りしようと目論む奴も出てくる。


    要は、光る石で目がくらみ、お互いがお互いを利用しようとして、結果、村人でない部外者に横取りされるというイソップ物語のような物語なのだ。


    すんごく可笑しいのは、この村の人達はちょっとずつ異常なのだが、誰もそれに気づかない。(^0^)

    三つ目小僧や、犬に育てられた姉妹、動物の耳を持った男、年をとらないおばあちゃん、シャンプーハットを首にかけた牧師。
    どいつもこいつも、とにかく可笑しいのだ。(^0^)

    セリフの合間に吐くコネタもトリッキーですんごく楽しい!

    完璧、コメディです!(^0^)
    バカバカしくて笑える!

    これは二度観ても楽しいはず。


    お勧め!


  • 満足度★★

    面白い部分もあったし
    悪くはないんだけど,全体として中途半端で,印象に残らない芝居だったな。少なくとも自分の好みではない。ただ,劇団前方公演墳の柳さおりさんを観れたことは収穫だったかな。

  • 満足度★★★★

    正常?異常?
    正常って何だろう?
    異常って何だろう?

    ストーリーがきっちりしていて誰もが楽しみ理解できる舞台

    もしもそれが正常な舞台だとしたら
    「空気正常」はある意味少し異常な舞台なのかも

    楽しめた僕には正常な舞台だった
    それとも僕が異常なのかも
    時間が取れたらまた観に行ってみようと思う

  • 正常?
    誰が正常?
    何が異常?
    それともどうでもいっか。

    どっち側だべな。おいらは。

  • 満足度★★★

    結構面白い
    登場人物の設定も盛り沢山で、謎めいたストーリー仕立てで詰め込み過ぎな印象でした。
    細かい矛盾点や曖昧な設定を気にしなければ十分に面白い作品でした。
    客演しまくっている瀧川さんが、茶髪パーマになっていたのを観れたのも良かったです。

  • 満足度★★

    ん~
    ストーリーの解消を仕切れていない印象。様々なものを詰め込んでそれぞれの解決をしないまま終わってしまった感じを受けた。肝心の穴から出る空気の話にしても結局何だったんだろう?って感じ。

    ネタバレBOX

    設定があいまいな感を感じた、最初ここは戦後の世界という設定を出すもそのことにはその後一切触れず物語が進行したり、「田舎 と 都会」という格差構図を持ち出し、ネット携帯の話題を取り上げたり、動物に育てられた少女たちの話題を取り上げたりもするもいまいちな仕上がりに終わってしまった感が否めないと思う。結局何が伝えたいのかよくわからなかったな・・・。
  • 満足度★★★

    もくろみはいいと思うが・・・
    鉱山を住処としているらしい仲間たちの関係が今ひとつ理解できないまま、、そこに存在する穴の重要性と神秘性をもっと強調するとか表現出したほうがよかったのでは、と思いつつ、何故か犬に育てられた女の子が狂ったように吠えたり咬んだりする設定にはちょっと無理があるような。犬の女の子はなかなかそれらしく、よかったので次回期待したい。しかし終わり方が中途半端で、うん?ッて感じ。

  • 満足度★★

    近未来の、謎多き状況での物語。
    場所、環境、人物の背景等は匂わせただけで謎めいた話は進む。終盤の展開は明らかにする点が違う感じであまり腑に落ちず。90分。

    ネタバレBOX

    説明しなくてもよいシーンを謎解きのように挿入してまとめあげたように見えても、基本的なことが解明されていないので物語としてすっきりしない。当日パンフにキャラの裏設定を書くのであれば基本的な設定含め最低限は舞台上で理解できるように提示してほしい。

    主宰はもっとシリアスな演技が出来ると思うのだけど、緊張感ある芝居の中で自分の出番だけ場の空気とは関係なくどん欲なまでにおいしい笑いを欲しがっている姿勢がバランスを崩しているよう。

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