sanari 公演情報 sanari」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    身体能力!!!
    前回(座・高円寺)の時も感じましたが、本当にキレのある(役者さん達の)動きが素晴らしかったです!!!
    期待以上の芝居でした。次回も期待します。

  • 満足度★★★★

    本当に良く動いていました(^^)
    忍者ということもあり手持ちの武具が小型で動きを抑制するものではなく、かつ流星錘が見れたのは珍しかったです。 話もわかり易く面白くはあったがチョット細やかさに欠けるというか雑味があるというか、あと少し頑張れって感じもした約2時間の作品でした。

    ネタバレBOX

    全くの素舞台上で役者さんが裸足で駆けずり回る舞台でありました

    島の住人は日ノ本から追放された末裔で、主力の2家に分かれて争っていたのだが。両家の息子と娘の婚姻で争いを無くそうとするのですが・・・。姫の輿入れにて謀略があり。姫あっさり暗殺されます!意外な展開(^^:) だが姫付き風になっていた忍者サナリは姫のフリをして戦を止めようとします。 バレてはいましたが、子の生まれる1年ほどは偽りともいえる平和なひと時が訪れていましたが。 結局戦乱はふたたび起こり、サナリは愛した敵国の殿と共に仲間の船で島を脱出します・・・。 で日ノ本の国にて二人無事生きてゆくらしいと終劇です。

    疑問はサナリの子供は島に残されており戦乱の継続する種になると思えるので、連れてくべきではなかっあろうか? と 島暮らしの忍者が船もらっても外洋航海の技術には一言も言及してなかったのが残念。 ヒモジイ思いをしていて山の幸や毒などに詳しかったサナリの知恵が伏線になってたりとした細かさがあったのに・・・残念であった。 戦大好きで軟弱な息子とは違う先代城主の生き様はなかなか良かった。 でも戦を無くそうとはするものの具体策が結婚以外無かった殿さんのままならさも気に入ったですよ。
  • 満足度★★★★

    忍者
    劇場でパンフレットを見たら、本物の忍者に会える気がしました。
    開演したら、本物の忍者に会っているようでした。
    素晴らし身体能力に、拍手をおくります。
    サナリの切ない心、よかったです。

  • 満足度★★★★★

    見に行って下さい
    主宰者の加世田さんの公演前のパフォーマンスから
    終わり迄飽きさせません!!

  • 満足度★★★★★

    無題1749(16-039)
    19:30の回(曇)。

    18:55着、受付、開場済み。19:25前説、19:31開演~21:17終演。

    「SKY RUNNER(2012/11@d-倉庫)」「LEGS(2014/7@高円寺)」、3公演目です。今年に入ってダンス公演のほうがずっと多く、本作も「身体」側から観ていました。

    振付/殺陣を見ごたえある動きに仕上げる秀でた身体能力、照明、重低音の音楽。そして欠かせないのがコミカルな要素を散りばめたお話、ここは役者の部分。

    シルエットが藤城清治さんの影絵のように浮かび、場転に美を添える。

    読みごたえある当パン、相関図も親切。

  • 満足度★★★★

    身体による言語(花四つ星)惜しむらくは哲学的にちと浅いか

     素舞台で縦横無尽に駆け巡る演者たちの身体を用いた「言語」表現が素晴らしい。兎に角、敵国へ入国する隠密行動の背景まで役者陣が作るのだが、鍛え抜かれ考え抜かれたその表現は名画のワンシーンのような美しさを醸し出して絶賛に値する。

    ネタバレBOX


     忍びの一団が中心になった作品なので、殺陣のシーンも多いのだが、これも見事である。実際、この劇団以上の殺陣を演じることができる劇団は、今までの所他に観たことがない。シアターXの舞台はかなり広いので、何の造作もない空間を演技する身体だけで埋めるのはかなりキツイ。だが、この劇団には、この何もない広がりこそ必要であったというのがよく分かる。(追記後送)

  • 満足度★★★★★

    期待を裏切らない
    のっけから舞闘シーンに目を奪われ、さすがSPINNIN RONIN!、否、今まで以上にすごいんじゃない?と驚かされます。

    構想も脚本もかなり前からの作品のようなので放送中の大河ドラマを意識したわけではなさそうながら、ついどこか重ねて見てしまいました。
    戦闘の場面が多いゆえ、それだけでも見応えは十分。

    一番のテーマと思える「武器を捨てて平和を」には、現代に置き換え、今更ムリでしょ、とあきらめきっている気持ちをちょっと反省しました。

    初日、あという間の1時間50分を観終わった充実感。
    でも、観ている最中には何か少しだけ足りない気がする。。。でも何かわからない。 
    またこの後も観に行きますが、次にはそれがなくなるか?わかるか?楽しみです。



    akihana

    akihana

    【後日記】
    3回行った結果、何かわからない物足りなさは2度目からはすっかり消えていました。
    満腹感、満足感、終わった後とても気持ち良かったです。
    役者のみなさんはあんなハードな動きでよくぞ事故なく最後まで乗り切って力を出し尽くされました。
    1度目、2度目は最前列でピンポイントをじっくりと、より迫力を体感、3度目は後方から全体を観ることができ、後方から見る舞台は美しかったです。
    音楽、照明の演出も毎舞台とても効果的で好きです。
    余韻に浸りながらももうすでに、次は?と期待に胸を膨らませています。

  • 満足度★★★★★

    サナリ
    前説での演技でまず圧倒されました。男性でありながら、あれだけの又割り
    すごく鍛錬しているのだろうなあ。
    アクションにつぐアクションで見応え十分。
    南海のある島という設定ではありますが、日本の藩と藩との戦いっていう感じではありますが、戦国時代ものが好きなので、楽しく観させていただきました。途中で笑わせくれるシーンもあり、あっというまの1時間50分でした。

  • 満足度★★★

    アクションの魅力
    全編を通してアクション、それも剣舞ならぬ槍をイメージした棒術舞といった表現が相応しいだろう。この公演の背景は、18世紀…日本とは別の南海にある島での民族紛争というもの。

    少しネタバレするかもしれないが、物語の展開には、現在放映中の大河ドラマを、そしてテーマと思しき主張が垣間見えるのが、或る韓国映画である。平和への希求が描かれているが、その捉え方が表層的で深みが感じられないのが残念であった。現状を鑑みると、その主張は継続させなければという思いは共感できる。

    公演としては、脚本(物語)はわかり易く、どちらかと言えば演出・演技で観(魅)せているという印象である。(上演時間1時間50分)




    ネタバレBOX

    梗概は、チラシ説明を引用し...「卑しい者として扱われる忍びがいた 。 忍者サナリは、隠密として使命をまっとうする毎日であった。 しかしある日、姫より直々にとある密命を帯びる」。争っている両家の政略結婚。輿入れ途中で、姫が襲撃され亡くなり、その身代わりとしてサナリが偽って...。
    その両家(多賀家・風見家)の政略結婚以降、輿入れした先の多賀家が滅亡する件は、大阪夏の陣(豊臣秀頼に千姫が輿入れしている)を想起させる。今大河ドラマ「真田丸」のクライマックスシーンになるであろう。最後は徳川家が主君筋にあたる豊臣家を滅ぼす。その口実は何でもよかった(方広寺の梵鐘字「国家安康」の言いがかり)。本公演でも偽姫との婚姻という口実であった。

    平和を希求するシーンに両家の領土境界における兵士の和解...実は韓国映画「JSA」を想起した。(韓国軍)を筆頭とした国連軍と、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が共同で警備に当たるJSAにおいて、あるきっかけから許されざる友情を育む事になった南北の兵士達の交流と顛末を描いたフィクション映画。
    この公演でも多賀城主が(偽)姫と城を抜け出し、両軍の兵士の交流を図るシーンがある。

    舞台は、素舞台…そこを体操経験者であろうキャストが、走り回り・飛び跳ね・回転舞いをする。熱演であるが、殺陣と言うには少し緩い。それでも状況を描き出す力は見事。併せてスポット照明が美しく、印象的であった。

    平和とは簡単に手に入れることは出来ないと...最後は風見家が多賀家を攻め滅ぼす。その際、偽姫(サナリ)が一族郎党の力を借り、多賀城主(偽った夫婦になった夫)を助け、日ノ本(ジパング)へ逃亡する。夫婦になっただけでは平和は維持できない。無作為は無策より始末に悪い。折角、偽りでも夫婦になり、夫と力を合わせ、何らかの取り組みが見られたら。現在の日本(ここでは「日ノ本」)の現状を考えると、もう少し突っ込んだ描き方があっても良かったと思う。

    ラストシーン...城主だった人物が、市井の中で特定の女性しか描けない絵師として生きる、そこに人としての気概と希望も見えるようである。
    最後に印象的な台詞…「岩に突き刺した剣」。剣が必要ない平和な世界。それは場所・時代を問わず願わずにいられない。

    次回公演も楽しみにしております。

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