ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】 公演情報 ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
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  • 「集落」
    隔離された集落の話…

    ネタバレBOX

    隔離されたが故に、話がすべて人間関係のみになっていて、なにか環境などによる深い苦悩とかがなく、正直単なる「身内の喧嘩」に見えるシーンが多かったように思う。

    兵士が豹変するシーン、私は兵士2人の仕掛けた「お芝居」に思えたのだが実際はどうなんだろうか?

    劇団員3名の方だけのシーンはなんとなく雰囲気があっていい。
  • 満足度★★★

    これまでとは活気が違う舞台
    これまでの観劇後は深い重りのような感慨が湧いていたが、今回はそれが薄く、女性キャストや含めると10人近くのキャストが登場する。
    階段状のセット、衣装は農作業着、モンペ姿。舞台の世界観が1945年からのもしも日本がこうなったら、なフィクション。緊迫した場面で笑える要素があるとは想像してなかったので、ここら辺は合作ゆえの見せ方だな、と感じた。

    舞台上は簡略化されたセットで小道具類も設置していない、役者の動きもステージ上で座ってセリフを喋る場面も多々あり、そうなると客席側のE(F)列まで段差ないため、正面席は前列客の頭で遮られながら見なければならないのも辛かった。

    役者さんはそれぞれ役柄に合ってて良かったし、話の展開も合作なのでいろんな意見あってこうきたか、とも考えるし、公演終盤の観劇や劇場の違いで見たりすると、また異なった感想になると思う。が、メデタシメデタシなエンタメも良いけど、個人的には劇チョコにそれはあんまり求めてないんだな、って思うのはわがままかな。今回の趣向がいい変化にいけばいいけど。
    約130分。

    ネタバレBOX

    若手の役者さんも出ているんで、ライン(国境)を挟み戦争を自覚しながらロミジュリみたいな展開かと思いきや、親類家族の絆を確認するなんというかスッキリする展開でした。
    違和感というか意表をつく結末だったので、やや戸惑いました。
    今回、パンフレットを作ったのは若手俳優さんが出演していたからかなー。
  • 満足度★★★

    観てきました☆
    近藤芳正さんには いい意味で裏切られました!  
    全体的には、  う~ん… なんか 期待しすぎちゃったのかな~ って感じです。

    ネタバレBOX

    まず、 セットがシンプルすぎる。  寂しい感じがしちゃいました。 
    衣装も 華がない。。   
    劇団チョコレートケーキ への期待が大き過ぎたのか、  ちょっと残念でした。。
  • 満足度★★★

    残念なガヤ芝居だった
    いつものシリアスとは違い
    脇役俳優たちがガヤをしかけて
    ふつうのありふれた芝居に収まっていた。
    特に谷仲という俳優が大げさで芝居を台無しにしていた。
    前に観た別のものにもこの俳優が出ていて
    へたに目立つのでおかしくさせていたのを思い出した。悪気はないだろう。

    埼玉か茨城の会場が熟成されておすすめかもしれない。

    ネタバレBOX

    。いつもの劇チョコメンバーの兵隊たちと
    農民を演じるゲストの有名脇役俳優たち。

    脇役俳優にくわれていて
    対比という形にならなかった。
    ガヤガヤした小芝居になっていてもったいなさすぎた。
    まだ初日なので、きちんと対比になって完成することを祈る。
  • 満足度★★★

    もしかしたら・・・・。
    敗戦国日本が、あの時南北に分断されていたら・・・・・。
    詳細な資料も作られて、かなり本気な設定で、面白い脚本だったと思います。
    朝鮮半島の苦しみが少し見えた気がしました。

    ネタバレBOX

    脚本は面白いと思ったのですが、キャストが達者すぎる・・・というのはおかしな言い方かもしれませんが、綺麗過ぎました。もっと泥臭さと汗臭さがほしかったです。客席から起きる笑いは、役が持つおかしみ、滑稽さにではなくて、役者さんに対するものであった気がします。
    そういう意味で、なんだか違和感を感じた舞台でした。
  • 満足度★★★

    なりえたかもしれない歴史
    朝鮮半島で実際に起こったことを日本に移し替えたと言うべきか、
    なりえたかもしれない日本の姿と言うべきか、
    日韓関係が悪くなっている今の社会状況下で、
    他国に想いをはせるのに、これほど直截的な問題提起はない。
    自分たちがそうなっていたら、、、を考えることから、
    何かが変わるかもしれない。

    ネタバレBOX

    ここで描かれる架空の集落は、
    現実にはありえない(朝鮮半島であれ、日本であれ)状況・設定。
    その点をフィクションの可能性と捉えるか、
    リアリティがないと捉えるかで評価は別れると思う。
    肯定的に捉えれば、その設定によって、人間の機微をうまく描き出していたと言える。
    否定的に捉えると、現実はこんなことにはならない(ならなかった)と思ってしまう。

    いずれにせよ、
    「兵士」が立場を変える場面が、物語展開としてではなく、演劇的な意味で、なぜ彼らにそんな変化が起こったのかが見えなかった。
    この点が見えれば、上記の問題は肯定的に評価できた可能性もあるのだが、ここがそう見えなかったため、全体としても否定的に観てしまった。

    ラストが、「戦争やイデオロギーに振り回されず、日々の自分たちの生活を営むしかない」という希望を語るメッセージというのも、作品がメッセージになることが好きではない私にはちょっと、、、という感じだった。

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