東京虹子、7つの後悔 公演情報 東京虹子、7つの後悔」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★★

    キ上の空論さんとは何かご縁でもあるらしく、立ち上げ公演の『空想、甚だ濃いめのブルー』から『赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み』『金曜日、白井家の場合 ~せいのでインを踏め!~』と過去の作品全て拝見する機会に恵まれました。
    でぇ、今回は『東京虹子、7つの後悔』…青・赤・白の次は七色の虹で来るとは(笑)!

    ネタバレBOX

    母の死をきっかけに、叔母・ナツに引き取られ、大好きな田舎町を離れて東京で暮らす事になった、13歳の少女・虹子。
    東京にも・ナツにも…新しい環境に馴染めずに吃音症を患った中学時代。
    やがて高校に進み・卒業して・大人になって・出版社に勤め出し・そして、子持ちの男性との結婚…その半生の折々に、相手に伝えられなかったコトバや後悔を抱えていく虹子…。

    空虚にだだっ広い、四角いアクティングエリアの中、「ヒロインの虹子」「虹子の結婚相手の連れ子の娘」二役を演じる斉藤ゆきさんを初め、登場する役者の皆さんの抑制の効いた演技。音楽・音響に照明が醸し出す蒼い月の光に照らされたような静寂。二つが合わさって、一人の女性の走馬灯のようなストーリーを、細氷(さい ひょう)を飛ばしながら更に透明に磨き上げていくように感じられ…気がつくと、舞台にのめりこんでいました。そして、ラスト近くの、あるシーンからは、ええ歳こいたオッサンでさえ、不覚にも涙腺に来ました。

    キ上の空論さんの集大成かなあと思った程、感慨深い舞台でした。
  • 満足度★★★★

    面白くはあるのだけれど
    偶然だとは思うが、同じ劇場で観たままごとの「わが星」を連想させるシーンがあった。
    キ上の空論は面白いのだが、いつもどこかで観たような印象を受ける。

    いつかとんでもない作品を期待しています。
    とても応援している作家の一人です。

  • 満足度★★★★

    言葉の不思議
    今年初見の劇団としてはいちばんの当たりだったかも。

    言葉で伝えたいのに伝わらない。
    でも伝えなくても伝わっている。

    ことばっていろいろな意味で不思議だな、と思うわけです。

  • 満足度★★★★★

    三鷹nextセレクション
    プリンス「Sign 'O' the Times」のPV、最近ならゼンリンの「いつもNAVI」のCMで使われた文字だけの映像。それを連想した床の文字。それに音と動きを融合させた見事な演出だった。中島庸介氏の最高傑作になったと思う。三鷹nextセレクションの、過去のそうそうたる劇団に堂々と渡り合える作品を上演した中島庸介氏に拍手! 期待の遥か上をいった。言いたいこと言えないこと。言ったこと言わなかったこと。聞きたいこと聞けないこと。聞きたかったこと聞けなかったこと。どれを選んでも違う人生があり、「これでよかったのか」と「これでよかったんだ」がせめぎ合いスパイラルする。虹子は、その人にだけはずっと言いたいことを言って反抗した。その憎まれ役を、ただひとり他の人物とは違う空気で石井舞さんが好演。凛と美しかった。時間と場所と人物が、見事に、そして時に敢えてバッサリとシンクロしたり飛び越えたりして、グラグラと心を揺さぶる。あの少女がそこに現れて…やはり、人は繋がっていくのだな。思いは昇華していくのだな。明日を信じて生きよう。■追記■人間の弱さと脆さと、それを誘発する残忍さ卑劣さが痛々しい。でも、家族や友の労りや温もりも感じさせてくれた。友人役の藍澤慶子さんに心奪われた。誰もが、人生に彼女のような友を持ちたいと思わせる人物を見せてくれた。今後も観たい女優さん発見。▶2回目。世界は【愛】と【嘘】で満ちている。その向こうに【死】だってチラつく。ついていい嘘が在るか無いかをここで語るつもりはない。いつだって、問題なのは愛の存在だ。知ろうとすることも、そっとしておくことも、優しさであり愛であり、正解は解らない。虹子はそれの前で躊躇し、それを掴み損ね、それを羨み、それを叩き壊し、それを拾い集め、それを直視することを恐れ、やがて全てを受け止める覚悟をもってそれの上に立ち、自らの穢れを曝け出す。生きるって美しいと思わせてくれる。疲れたあなたに観て欲しい。▶冷めた大人なあの人。正直な人だと思ってた。でも、彼女はあれの上に立っていた。そして、それの上に寝かされていた。彼女がずっと聞きたかっとことに虹子は答えたのだろうか。一定のリズムを刻む無機質なあの音が、生と死を身近に感じさせる。能天気な女子で、陰口たたくのに、愛おしく思えるのは酒井桃子さんの柔らかな空気によるもの。彼女ならきっと、UFOだって夢や幻じゃないさ。クラスの集団以外は、ダメな面をもっていても皆いい人。人間の力を信じさせてくれる作品。▶名は体を表す。愛花という命名が見事。彼女が終始愛情の化身で、女神。自己嫌悪で尻込みする彼女の背中を押す。いつだって、ふわーっとピンチから救い出してくれる。観ているだけで幸せになれる。絶妙の距離感で寄り添い叱咤する親友を藍澤慶子さんが好演。愛花のような友を、娘にも持って欲しいと強く願う。娘の親友の理想型。もう、娘と同様に可愛がる。だから、娘にも、担任している中学生たちにも見せてやりたい作品。映像化を、販売を、放映を熱望する。声を大にして言う。映像化を切望。再演も熱望。▶個人的に、囲みや対面に客席がある舞台が苦手。客席の表情に集中力を削がれるから。でも、この作品は気にならなかった。むしろ必然を感じた。リピートの方は逆サイドで観るべし。花火を観る虹子を観るか、虹子と一緒に花火を観るか。ドーン🎆に感激!

  • 満足度★★★

    スタイリッシュな作品
    ネタばれにて☆

    ネタバレBOX

    まず会場。舞台が真ん中にあって 客席は対面式で向こう側にも客席があります。
    座席の作りが良かったです。解放感もあるし クッションも厚めで気持良かった。 


    床に書かれた文字を活かしての表現は素敵で どれもスタイリッシュ 
    『どんな世界を見せてくれるのだろう』と始まりからワクワクしました♪


    ただ吃音症という設定上、テンポがゆっくりな上に(それは仕方ないとします)。
    クラスメイトが10人くらいいて?台詞回しが多く 話が進まない感じと。 
    一番気になったのは 母役の役者を使わないことで 母と娘の時間軸がわかりにかったこと。
    どうして母役を使わなかったのだろう?と思いました。
    その後私は落ちてしまい・・・。


    役者さんをはけさせないという演出が 良かったのか悪かったのか
    脇の方たちが 余計複雑にさせた印象(もちろん役者さんは悪くないです)。
    観たかった作品だったので その後も努力はしたのですが・・・。


    でもこちらの評価が高いのと 一緒に行った友人は『良かった!』と言ってたので 
    全部観れてたら楽しめたのかもしれません。
    次の作品を期待しています☆
  • 満足度★★★★

    演出がすごい!!
    会場に入ったと同時にちょっと変わった対面式の観客席。
    そして地面には意味のある文字たちが・・・
    場面転換で演者の方々が完全にははけない演出、座る椅子の気持ちのいいぐらいの運びと配置、驚きました。
    人の人生には後悔がつきもの。私も後悔のないように生きねば・・・と思った演目でした。

  • 満足度★★★★

    良かったです
    前日にも見たのですが座席設定もあり、内容もですが観る席により色々と感じられる部分違うので2回以上観るのをオススメします。

    言葉とは?伝えるとは?出会いとは?大事だな、素敵だな。って改めて思わせてもらえます。
    あとはステージにも注目です。

  • 満足度★★★★

    対面形式
    軽妙でポップな言葉が連なるセリフ回し。虹子の切り取られた場面が巧みに交差するステージ。繊細な水彩画のパレットのように時と場所が移り変わる演出は秀逸。しかしながら、ちょっと気を抜くと置いて行かれ、焦燥感に駆られる。演技のちから、言葉のちからを強く感じる舞台だからこそ、様々な観客を置いていかない工夫もほしかった。

    ネタバレBOX

    対面形式の客席と、役者さんがはけずにステージ脇に待機することで
    今演じている役者さんの表情を見られない部分があり
    ちょっと残念。
  • 満足度★★★★★

    たった一言、言う事ができたなら、
    違った「未来」があったのかもしれない.。でも言わなかったから今があるのかも。そんなことを考えながら、とても惹きつけられるお芝居でした。次回にも期待します。

  • 満足度★★★★

    虹子を見た
    みんないろいろあるよなあ、自分だけが辛いんじゃないよなあ。
    私は虹子とは逆で、「言わなければよかったこと」のほうが多い人生だけれど
    そういう人生も愛せるようになりたい。

    ネタバレBOX

    言葉と音にものすごい力を感じました。
    床に書かれた文字を使うという演出がとても面白いと思いました。
    1994年8月4日、という誕生日の数字が最後に「い・く・よ(1・9・4)」というふうに使われるのに感動。
    劇中で出てきた言葉で虹子の人生が振り返られるシーンはそのパワーに圧倒されました。
    パントマイムも素晴らしかったです。

    後悔も含めて「全部私の」と言い切れる人生はいいものですね。

  • 満足度★★★★

    吃音症の
    女性の生涯を娘視点で描いた、母娘モノの変奏曲。よくできてるなぁと感心するものの柴さんの影響を強く感じるのは、会場が星のホールだったからかしらかね。

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