満足度★★★★
分離してました
ちぐはぐな感じでした。スタイリッシュな感じとそうじゃない感じとどうでもいい感じと笑えない感じがごちゃまぜでした。それがうまく融合してないというか。
うまくまとまってない台本を、上手な役者さんたちがこなした、みたいな印象でした。ふう。強気ですね。ごめんなさい。
満足度★★★★
1週間が経ったが
観劇して1週間が経ったが、まだ尾を引いている。スポンジは3作目だが良くも悪くも長きにわたって記憶に残る作品が多いと感じる。この作品も大音量の効果音、西瓜、練炭、ビデオ映像、ヒッチハイク、などがフラッシュバックして思い出される。視聴覚的なインパクトによって人間の内面を描く、というのがこの劇団の持ち味なのだろう。
満足度★★★★
ありそうな現実
そんな世界がそこらへんに転がっている。派手さはないが、じわじわと迫ってくる。愉快ではないが不愉快ではない。記憶に残る作品であった。
満足度★★★★
紙のような裏表が...
表層的に観れば人間...特に女性の外見と内面が描かれていると思うが、それが全てではないことは明らか。紙のように見た目はどちらが表で裏かは判らない。触り感触を確かめるように、人も触れ合い感じあうことが大切なのだろう。
もっとも物語は、そんなキレイごとではなくドロドロした醜悪な面も見せながら、それでも生きていく...そんな逞しい女性像が描かれる。
満足度★★★★
無題1589(15-278)
15:00の回(曇)。
14:15受付(整理券あり)...外で待っていると元劇団ピアチェーレ(日本女子大)の俳優さんに会う(いやいや懐かしい!)。14:31開場、階段を上るとハワイアンにセミの声。
民宿ひまわり、玄関、フロント(カウンター)、テーブル(白いクロス)、おみやげ(のしいか...)、カレンダーに時刻表。玄関の外は鬱蒼と茂った緑。下手にTVモニター(白い布がかかっている)、階段。
トランスしそうなS.E、うめき声、読経風、太鼓に鐘。
15:00前説(アナウンス、105分)、15:02開演~16:52終演。
毎日をそれまでの毎日のように過ごすこと、埃まみれになってしまった希望であっても忘れ去ることができないこと、自分を偽ってでも相手には知られたくないこと。どこに向かっても行き止まりのようなお話だったように思います。
満足度★★★
前衛的Stage
「いつか自分が狂うんじゃないかという恐怖を持っている」
インド映画の巨匠であったグル・ダット監督の作品を彷彿させる独特の香り漂うstageであった。
インド映画というと、歌って踊って・・・が特長であるが、この作品については、ストーリーよりもどこかArt(音楽や照明)に注力した印象を受けた。また、終始、脚本家が「孤独」にこだわる理由もラストで理解できた。
小豆島の方言がシリアスなシーンにほどよくマッチして最後まで安心感を持って観劇できた。
満足度★★★★
音響が良かったです。
ちょっとコミカルな田舎の日常の中で展開される3人の女の物語。
都会に出て行ったお姉さんと田舎に残った妹。それに謎の悪女。
姉の生き方を羨む妹と、こんなはずではなかったと後悔する姉。
現実と夢のギャップに悶々とする2人の姿、それになんとも不気味で恐ろしさを感じさせる悪女の笑い声が、観ている側にも重々しい雰囲気が伝わってくる舞台でした。この舞台で、特筆すべきは音響の使い方。ノイズが効果的に使われていて、やりどころのない状況を表した物語の雰囲気を盛り上げていました。舞台のラストは賛否両論いろいろ有りそう。物語の流れを断ち切るエンディングで、自分としては好きなカットです。見応えがあった芝居でした。
満足度★★★★
ノイジーなS.Eがいいね。
相変わらずロックなテイストの演出が光る仕上がり。
コメディタッチとシリアスのバランスのまずさが(わざと外しているのか!?)これはこれで面白い。公演を重ねるごとに個性が際立ち面白いことになってきている劇団です。
満足度★★★★
劇場に入った時から
流れていた神経を逆なでするような音楽、面白かったですね。その後の効果音などもすごく効いていた。この音楽あってこそのこの劇、という感じがしました。俳優さんたちが皆うまく、間合いもよく、こうした個性的な劇によくはまっていて、面白い劇団だなぁと魅入られてしまいました。ストーリー等については、何だか救いが無いなぁ、という感じ。閉鎖的な島を描きたかったのか、どう転んでも諦めの上に立つしかない女の人生を描きたかったのか、両方なのかな。それにしても終わり方が唐突で、良い感じで進んできたお話がぶった切られた感じが否めない。おしゃれ感を狙ったのだとすれば残念。
満足度★★★★
救われない
登場する女性達にそれぞれ隠していることがあり、抜け出したいのに抜け出せない現状が続いていく。
きっとこれからも現状のままで救われないまま終わってしまうんだけど、それぞれの人に幸せになってもらいたい、と思わせるお芝居でした。
満足度★★★★
表と裏
の顔が皆にあるのだなぁと思えた内容。
じっくりゆっくりと魅入ってしまった芝居だった。
最後は「えっ?この先は?」と続きが気になる終わり方なのでぜひ続編をお願いします。