満足度★★★★
ねじれた歪が面白い
文章のような起承転結の話が何となく繋がる。しかし、必ずし筋道立てて観やすくするという意図は感じられない。
オムニバスではなく、或る家族...姉弟たちの日常を少し誇張して描いている。それは少し捩れて歪んで観える。そのズレが何とも可笑しい。
少しずつズレる会話、すり替わる話題、緩いテンポながら妙に心に入って笑い、架空と現実の混沌とした世界観。
満足度★★★★
奇をてらった感じはなく、 独自の表現・・
“ニットキャップシアター”初観劇。
「観たい」コメントに、“評価の分かれるところが魅力”と、書いたのだが、
本作は、面白かった。
奇をてらったと感じる脚本・演出を上演する団体を、たまに見受けるが、
“ニットキャップシアター”は、奇をてらった感じはなく、
独自の表現をしており、魅力的な舞台だった。
満足度★★★★★
千秋楽でした。
2回目のこの日は、なんだか怖くて、哀しい・・・・。
家族の茶の間で語られるのは、いつも出来事が起きた後なんですよね。
しでかした事、嬉しかった事、残念な事・・・など、など、報告する本人から聞いたことに一喜一憂する家族たちは、見ていないことも経験していないことも
、本人と一緒に体験したような気分になる茶の間・・・・その懐かしく、暖かい空間は、時間の経過と共に変化し、消えてしまう・・・・。
昔の実家でのひと時を、思い出しました。
満足度★★★★
お茶が美味しいか?
ああいう状態で飲むお茶が美味しいかどうかはわかりませんが、メンバーが楽器を手にして奏でる音が国籍不明で面白い雰囲気を醸し出してました。アットホーム感とアヴァンギャルド感の融合。
満足度★★★★★
わたしんち?
な、お茶の間です(笑)
シュールなのにものすごくゆるくて、現実的な不条理がそこにあるのになんだかのんきで・・・・・・これって、実際世界だなぁって思います。
それを具象と抽象が入り混じった舞台セット、演出で、おかしみと哀しさと入り混じったような感情を抱かさせてくれます。
味わい深い役者さんたちが、またとっても良いです。
「カムサリ」の時に感じた、私好きだわこの人たち!を、実感した今日でした。
明日も行きます。
満足度★★★★
楽しめました
いやはや、かなりシュールでエキセントリックな家族ドラマですが、妙にリアルで身に沁みます。個人的には、これまでに観たニットキャップシアターの作品の中では一番の出来でした。