満足度★★★★★
(^-^)/グッときた。
(^-^)/テロリストなんだけど、彼なりに国を憂い仲間を想い頑張った彼等の頑張りと悲しい結末に涙が流れた。テロと言う行ないを美化しちゃいけないのだろうが、そこは作品という事で。丹羽隆博はカッコイイね。感動しました、また次回も期待してます。
満足度★★★
社会派
この劇団はこういうのもやるのかと楽しみに見てみたが、どうしてどうしてしっかりっと骨が通っていた。革命側と捕虜側との関係も次第に繋がってくる。
しっかりとしたプロットで展開していく流れは良かったと思う。
満足度★★★★
テーマが...
「ペルー日本大使公邸人質事件」を題材にした公演...他の劇団でも上演しているが、政治・経済・民族などといった多角的な視点が必要になる。その要素があまり感じられなかった。武装集団(テロリスト)と人質...どちらを主眼に置いていたのだろうか。
この公演で気になるところが...。
見てきた。
あの事件からもう直ぐ20年の月日が経とうとしている訳ですが、当時まだ幼かった私にはあまり馴染みのない事件です。
がしかし、最近の法案会議や国内デモ活動のような現状の日本においてもテロに対する考えが必要ではないかと考えてしまう、そんな時間を提供してくれた作品でした。
どちらかと言えば、政治にあまり関心の無い人たちが見るより、本当にこれからの日本は現状のままで大丈夫なのか。そんなことを一つ頭に入れている関心のある人達に見ていただき、また次なるメッセージを広げていただけたらと思いました。とてもタイムリーな時期の上演で見終わった後にいろいろと考えました。
とは言え、突然やってくる笑いどころや分かりやすい世界観など、色々な方が見ても素直に楽しめる作品でした。
満足度★★★★★
ニュースの向こう側の事件にスポットを当てた考えさせられる作品
テロリストって、
・日本には存在しない
・海外で無差別に爆破テロとかを実行する
・恐ろしい凶悪にして狂信的な(人間性の壊れた)怪物達
今までニュースの向こう側の事件を目にする度に
そんなふうに思っていました。
しかし、
(全てが正しい主張とは言えませんが)
そもそもは現状の自国や世界の状況を憂い、
それを改善しより良き状態に持って行きたいと思いつつも、
政府その他の状態からまっとうな手段が通じない/使えない状況下において、
最後の手段としての武装蜂起その他の手段に出た人達、
でもあるんですね。
(単なる悪人ではなく、一番に国と国民の事を考えた人達、といえるのかも…)
本劇の中のテロリスト達は本当に「人間」でした。
(ペルーのリアルな現状は把握していませんが)
貧富の差および国民全員がまっとうな教育を受けられない
現状を憂いてテロリスト集団を率いたリーダー。
そして今日食う金にも困る、ただそれだけの理由で
アルバイトとしてテロリストメンバーに引きこまれた人まで。
そこに居るのは、この犯行を犯したのはあくまでも「人」でした。
「ストックホルム症候群」
立てこもり事件などの異常な状況下において、
犯人と人質達の間に一種の信頼関係が産まれた状態、
でしたっけ?
それが関わってくるのは当初から予想がつきましたが、
確かに目の前で”テロリスト”と呼ばれる人達が
(自分達の行動やその目的、犯人と人質という人と人との関係に対して)
苦悩/葛藤し、「単なる人」としての夢を語り討論しあう姿を見ていて、
彼らを「単純な悪」とみなす事は
観客の視点であっても出来ないと思いました。
(自分が日本という比較的ぬるま湯な国に産まれたのでなければ、
多分に共感出来る考え方であったとも思えます。)
実際
・「日本大使公邸で起きた」という点
・当時のフジモリ元大統領が日系人であるという点
以外において、
本事件を日本人として深く考えた事はありませんでした。
しかし、「強行突入にて人質死傷者0、軍隊死亡者2名」という
強行突入ではありえないような幸運とも思われる結果について、
背景が本劇の通りであったとしてもおかしくない、
そう思える「骨太(説得力のある)」物語であり、
各人間達の思考と行動だったと思います。
満足度★★★★
惹きこまれました
同じ題材を他の劇団でも見ました。比べるつもりではなく演出家の視点が何処が中心になるのだろうと気になり。人質とテロリストたちが心を通わせて行く場面・Misフジモリとテロリーダーとの政治的な意見交換の場面・突入するまでの経緯が2時間のあいだにたっぷりと込められて グイグイとひきこまれました。
満足度★★★★
観てきました
2時間 この題材で どのようにやるのだろうと予想できない状態で観させて頂きました。
スペイン語と日本語がとびかっているはずですが、
名前だけが違うため最初、感情移入するのが難しかったです。
あとスーツと警官の制服だけサイズがあってない。肩パット入れすぎ感
外交のトップたちなのでその貫禄がほしかったです。
犯人チームは、あっていたと思います
満足度★★★
ペルーの事件…
当時は、政治的な背景だとか、フジモリ政権の中身など、あまり考えずに報道を観ていた記憶があります。
何故今この題材なのかという疑問がありますが、若者たちが「理想の国」を立ち上げる為に蜂起するという出来事が今に対する動機づけなのでしょうか?
或る意味、青春物のような内容です。
政治的、思想的な解釈は希薄でした。
最後の主人公の叫びがテーマであるなら、違う描き方があったかと思います。
あの事件の裏側をみせるという狙いなのなら、ひと断面としては良く描かれているのかも知れません。
やはり、青春ドラマとして観てしまう自分はひねくれているのかな?
満足度★★★★★
誰にでも薦められるお芝居
出来がとにかくいいと思いました。脚本、演出、演技、どれも小劇場で観られる演劇の最高峰、これが人気駅団なんだな、と思いました。わたしには少し端正すぎるのが難点だったのですが、これは完全に個人の好みの範疇で、普通に考えたら大満足!な観劇体験だと思います。