満足度★★★★★
潤んだ。
満席の客席には年配層の方も多く。
ゆったりとしたテンポで進んでいったのは劇団の作風なのか
客層に合わせてというところなのか。
人情話はあざとくなると辟易するものですが、
丁寧に作られると簡単に涙腺が決壊して土嚢足らずです(笑)
登場人物の誰もが幸せになってほしいなーと思える、
「晴れ晴れと愛あふれるドラマ」でした。
現役どぼじょさんはどんな感想もたれたのかなー。
満足度★★★★
土木女子
割と前面に出ていましたが、実際は家族とそれを取り巻く人々の話、温かさを感じる舞台でした。前作でも思ったのですが、ポイントになる絡みをしてくる、今回でいえば派遣で来ている人のバックボーンをさわりだけでなくもっとしっかり観たいと感じました。
満足度★★★★
期待以上の舞台・・・
“劇団光希”初観劇。
過去公演の評価も高く、20回という節目の公演ということもあり期待して劇場へ。
結果、期待通り、いや、期待以上。評価の高さが、なるほど頷けた舞台だった。
二時間超の上演時間も、脚本がいいのでしょうか、長くは感じなかった。
ともすれば、前半が冗長な感じを受けてしまうかも知れないが、
それは、後半の“ドラマ”への布石であり、
物語の“テーマ”を、より“感動的”なものにした、と思うのです。
人それぞれの“アイ”を感じられた作品でした。
皆さん好演でしたが、特に“平山和宏”さん、“森下知香”さんがよかった。
二人のやり取りのシーン、迫真の演技が素晴らしかった。
そして“村松幸”さん、「“役”を演じきる」という気持ちが伝わり、好印象。
「笑いあり・涙あり・意味のある芝居・心に残る芝居を目指しています」
という、“劇団光希”、好いですネ。
満足度★★★★
無題1506(15-194)
13:30の回(晴)
12:55受付、開場。上手に小上がり、テーブルに椅子。下手は戸外(?)、
ブロック塀、階段、暑い季節のようで数ケ所によしず。
何気なくかかっている音楽に耳を傾けると「Big Country」「Culture Club」など懐かしいもの。
小奇麗なものやお洒落なものはひとつもない部屋。
6作目になりました、ここ「KASSAI」は「サークル(2013/8)」から続けて。
13:31前説、13:38開演~15:55終演。
主役の森下さん、座れば膝を揃えて...などということはなく、汗と泥、汚れまみれの現場、加えてぶっきらぼな言い回し。でも、そのどれもこれもが「みたまま」「聞こえるとおり」のものではないことをお客さんは知っているはず。何箇所かセリフのつながりに「?」っと思うところはありましたが、いいお話に出会えたと思います。
満足度★★★★★
心温まりました
何気ない日常が、温かく丁寧に描かれた作品でした。愛や優しさのある人達の中では、何気なく過ごしている日々は、こんなに価値のある素敵な事なんだな・・と思いました。役者さん達は皆、自分のキャラクターを、自然に魅力的に演じていました(お手伝いさん役は、少しぎこちなさを感じましたが、温かな人柄は伝わってきました)。笑いもあり、考えさせられる台詞、同感出来る台詞も沢山あり、涙腺が緩みました。それに、土木女子、カッコ良かった!とても心温まる素敵な舞台でした!
満足度★★★★
楽しめました
ガテン系の職場が舞台とあって、ちょっと乱暴でキツイけど、身に染みる慈愛のある家族ドラマでしたね。第20回という節目の公演にふさわしい、実に劇団光希らしい舞台。しばらく休養されていた森下さんの元気なお姿を観ることができたのが何よりです。
満足度★★★★
祝20回公演
3年ぶりの光希,作風は変わらず優しさに包まれていた。「観てきた!」のコメントを見ても,この劇団がみんなに愛されている劇団であることがわかる。さて,今回の作品,ドボジョは熱かった,愛にあふれていた,そして家族,仲間への愛に悩んでいた。愛するが故にその方法を間違ってしまうこともよくあること。みんな抱えているんだね・・・。久しぶりの光希の芝居,期待は裏切られなかった。ただ,期待以上のものもなかった。なかなか難しいと思うが,でも,思わず涙を流してしまう,そういう芝居を光希に期待している。次回作,期待します。
満足度★★★★
心温まる家族愛
心温まる家族愛の物語で、ラストでは目頭が熱くなりました。舞台セットも一つ一つのセリフも丁寧に作り上げてあり、20年の円熟味を感じました。ただ、先の展開が読める感じで、もう少し意外性とか捻りが欲しい気もしました。
満足度★★★★
20回公演おめでとうございます
日本社会を特徴づけるのは、principleの無さであろう。(追記No.1 2015.6.24
) 劇団“光希”は、最も信頼している劇団の一つ。だから、社会の鏡として拝見している部分があり、その鏡が日本を表すならば、ということで今回このようなレビューを書かせて頂いている。その追記1である。2迄で完結するかどうか分からないが、2は近い内に発表する)
満足度★★★★
期待通りでした
家族を中心として、さまざな人が絡む心暖まるストーリーでした。土木は、10年間ほど携わった経験がありますが、よく研究されていました。仕事の中の心地よい「勢い」を感じ、懐かしかった。関西弁も効果的で、ちょっと暗転が多いものの、全体として上手くまとまってました。観た後は清清しかったです。
満足度★★★
あったかい作品
チケットプレゼントありがとうございます☆
まず 木造の日本家屋風 舞台セットが良かったです。
120分ちょっとの作品ですが
ラスト30分になるまで みんなのやりとりが 盛り上がりが無く続き 退屈になっちゃいました。
しかし 不思議とあったかさは 初めから伝わってくるもので。
胸が幸福感に包まれる瞬間が 何回かあった。
ただ作品作りの為に 土木の現場の勉強をされたとのことでしたが
土木の見せ場シーン(という表現で合っている?)以外は それほど土木感がなくて
わざわざ土木を扱う意味があまりなかったように思います。
例えば 家族経営なら 測量事務所でも 大筋は変わらなかったイメージ。
でも役者さんの 男っぽい演技は 見事にドボジョっぽかったです (笑)
あとマイとマミのやりとりが多々出てきますが、
名前が似ていて わかりやすいもっと違う名前にしたほうが良いと思いました。
続きはネタばれにて☆
満足度★★★★
土木女というより、三姉妹。
土木業界で働く姉妹のハートフルドラマ...その根底にある思いは、”従業員も含めた家族愛”である。家族内での思い遣りは、その思いが強ければ、それだけ悩みも深い。そんな気遣いの誤解が招いたことは…。
「劇団光希」の第20回記念公演は、劇風であろうか、優しく人情味たっぷりであった。好公演が前提であるが、土木を謳うのであれば、もう少し社会性を加えた幅広い捉え方でもよかったと思う。