満足度★★★★
象徴としての母の思い!
女性としての喜びより”この子の為なら死ねる”的な母の思いを象徴として表現。
それに比べて、男どもの情けないざまは何だ!(笑)
下手な笑いを取らない小細工なしの直球勝負の芝居は好感持てました。
舞台セットは素晴らしく楽しめる。
満足度★★★
何とも言い難い気持ち
観た人の数だけ、色々な意見が出るだろうと思いました。とても真面目に真剣に作られた舞台のように感じ、見応えがありました。個人的には、母親の選択について肯定出来ませんが、でも否定出来ない気もするし・・もやもやした気持ちでした。優しい音楽が心に残り、家族について考えさせられる舞台でした。良い意味でも、良くない意味でも、何とも言い難い気持ちが心に残りました。
満足度★★★★★
親から子への愛情
親子で鑑賞しました。役者さんの皆さんの演技が上手く、お芝居の空気感と「羊毛とおはな」さんの音楽がとても合っていました。
全編を通じた親子愛。親→子供への愛情。子供→親への愛情。「家族を大事にしたい」と感動できる内容でした。子供もストーリーを理解できていました。
満足度★★★★★
見応えありました
舞台装置からも演劇にかける真剣さが判ったような気がしました。挿入歌も良かったです。役者さんも熱演で、見応えありました。あまりの感動に席を直ぐに立てない経験もしました。
満足度★★★★
母と息子たち...その想い
プロローグとエピローグがあり、ありそうなシチュエーションだが、現実的ではないストーリーが展開する。芝居はフィクションの積み重ねであるが、描きたいまたは伝えたい想いは十分に表現していたと思う。時空間移動や脳内探訪するような奇抜さはなく、演出も中途半端なコメディ、シリアスでもない。本当に描きたい”母と息子たち”の想いを搾り出していくような、そう正攻法(?)のような公演である。
脚本・演出のAzuki 氏と話をさせていただいたが、自分の思いをしっかり表現したかったと...。この真摯な取り組みが、劇団を応援したくなる。
細かい点はいくつかあるが、芝居という大きな枠組みで考えた時、氏の中で形成した主張は表現できていたと思われる。
満足度★★
セットは文句無しだけど・・・
話の筋はわかった。子を思う母の気持ち・・・これは如何なものか?子を持つ母としては、どうにも納得がいかない。もしもこれが成立するとしたら、子供はずっと重すぎる十字架を背負って生きなくてはならない。何をどう言おうと罪ではない罪は一生ついて廻ると、それが子供を苦しめ続けると、私は思うのだが・・・・。また、みんながみんな自分の不幸を前に出すような芝居、もっとナチュラルに出来ないものか?その方が真実の重さが迫ってくるような気がするが・・・。唯一文句無しはセット!風情があり、機能的!更に話の説得力をしっかり上げている。前作を観た時はもう少し面白みのある劇団かと思ったのだが・・・。