満足度★★★★★
見事だなぁ
やはり名作なんだろう。すっかり引き込まれてしまいました。演技もお見事。見ていて腹を立ててしまうほど感情移入してしまいましたね^^;たまにはこういう力のある劇団で,翻訳ものの芝居に接するのも良いものです。
満足度★★★★★
後の祭り!
嘘も続けて言っていたら”本当になる”というような話でしたが、
そこはヘルマンそう単純ではありません。流石の脚本でした。
子供のたわいもない嘘を信じた大人が引き起こした悲劇。
権力、お金があるものの言葉だけを信じると事実を見失うことになるということ。
メアリーの言葉使いに関しては、意図的なもので本性を示唆するものだと解釈したい。
満足度★★★★★
素晴らしい
あのおばあさま、なんで子どものいうことをうのみにするのかな?
聡明なおばあさまとおみうけしたけれどやはり身内には甘くなるのね。
ところで、今日の舞台のことを記事にしたいとおっしゃっていたかたがいました。
たしかに素晴らしかったので、記事にしてほしいなとおもいました。
満足度★★★★★
素晴らしい!
メアリーのウソは、完璧ではなかった。たくさんの事実と記憶をつないだ話は、子どもが怯えながら、訴えているから、だいたい整合していれば十分だったであろう。
ただ、あるはずのない鍵穴からの目撃証言で窮地に陥るのだ。絶対絶命であるメアリーには秘策が残されていた。実際に現場を目撃していたのは友人だったとする。
ではなぜ最初からそう言わなかったのか。それは、友人を巻き込まないためのウソで、スキャンダルそのものは疑いのない真実であると強弁し始めるのだ。
この場面は作品中でもっとも面白く、かつ事件を確定させるファクターとなる。世の中で上手に立ち回り、不当にのしあがっていく人間の常套手段かもしれない。
満足度★★★★★
悪は欠伸のうちに世界を呑む
リリアン・ヘルマンの傑作「子供の時間」のテキストを的確に読み込み、舞台化した演出の入谷 俊一氏に敬意を表したい。
満足度★★★★★
不合理、理不尽な行為への怒り
久しぶりに観た「子供の時間」(リリアン・ヘルマン作)は、脚本が優れていることは承知していたが、その内容を余すところなく観せた演出と演技は素晴らしかった。
上演時間は2時間50(途中休憩あり)であるが、最後まで飽きことはなかった。
満足度★★★★
非常によくできた「作品」だった
タイトルとチラシのあらすじから芝居の枠組みはほぼ明らかになる。にもかかわらず引き込まれたのは「作品」の力によるものだろう。作品でなく、「作品」と書いたのは、戯曲に若手の役者がついていけていないと感じたから。翻訳調の台詞がしゃべりづらいのはわかるけれど……。