アダムの肋骨 公演情報 アダムの肋骨」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2015/04/01 (水)

    旧約聖書によると、人類最初の女性は、同じく人類最初の男性アダムの肋骨から作られた、とか。
    そんな背景も関係するんであろう、劇団「肋骨」蜜柑同好会さんの『アダムの肋骨』、王子小劇場で観て来ました。

    ネタバレBOX

    12人のカノジョ…12人の女優さんがそれぞれの役柄をきっちりと演じておられました(なんせ、人の顔覚えるの、超苦手なオイラが、女優さん全員の名前と役柄、芝居の最中に完全に把握出来た位ですから!)。
    とはいえ、やはり12名のカノジョ、各自のキャラを立てるため、無理に人物設定した感がありました。その為、各登場人物に必要以上に濃淡がついたようにも思えました。
    人数、もっと絞った方がよかったのではないかと。

    でも、まあ、それはさておき、決してスッキリとした後味の作品ではなかったのですが、役者さん達の好演、作品の持つ空気感、芝居観たなあ♪という充足感をもたらしてくれました。
    万人受けする芝居ではありませんが、演劇好きな方には、お勧めの作品ですよ♪
  • 満足度★★★★

    え、あ、うん。あ、いや。
    王子小劇場で三面客席は初めてでしたが、自分は好きな使い方でした。
    別角度からも観てみたかったです。

    この劇団を初見かどうか、フジタさんを知ってるかどうかで感想違ってきますかね。

    ネタバレBOX

    なにこれ、が続いていってああ、そういう場なんだと理解して、
    これからどうなるのかに興味が出てきたあたりで
    10人が刺殺で1人が自殺、とわかってしまったので
    ストーリー的には、いつ誰がどうやって、という点に興味がいってしまったので
    途中で明かさない方がよかったのでは、と思いましたが
    ラストがあれだったらこれでいいのかなーという気も。
    あの役が作・演出であるフジタさん以外だったらふざけんなー、だったかもしれませんね。
  • 満足度★★★★

    フジタさんの世界
    何作品か観させていただいて、その作品が偶然ではなく、ある意図をもって、「そうなっている」ことに気づく。
    芝居がなんだか、舞台がなんだかを考えさせられることになる。
    演劇は常にだれかに観られている。
    しかし、われわれ客は、その舞台を見せられているということを忘れがちである。

    ネタバレBOX

    芝居のモチーフ(ネタ)に気づいて、ますますその世界観に引き込まれてしまった。私はいまこの作品に出会えてよかったとただ思う。
  • アダムの肋骨
    フジタタイセイの肋骨から生み出された13体の土の塊。アダムの肋骨から作られた少し出来の悪い13人のイブは、蛇に騙されたのと同じ様にアダムであるフジタタイセイに騙される。皆、愛して欲しい、分かって欲しいと言うけれど、全てが嘘っぱちで、用意されたテクストを恐ろしい程の薄さと浅さで只々反復するだけである。
    これが俳優の自発なら、こんなに酷い事はない。これが演出の仕業なら、こんなに酷い事もない。どちらが正解でも、彼らは皆フジタタイセイの手の中で踊らされているただの土塊でしかない。
    『伝えたい事があるけど、それを伝えるには中身がないと』と彼は言う。13人はその中身を埋める為だけに集められた生贄なのだ。与えられた状況で与えられた言葉を与えられた通りに発する為だけに、肋骨から作られた人形なのだ。アダムの肋骨とはフジタタイセイの一人芝居である。彼は神であり、アダムであり、ユダなのだ。脚本家であり、演出家であり、俳優である一人の人間、フジタタイセイの恐ろしい程の執念が詰まった大傑作である事に疑う余地はない。

  • 満足度★★★★

    肋骨
    とかけた「最後の晩餐」という展開はオタクっぽいけれど秀逸(だがエヴァをちょっとおもいだしてしまうが

    ただ、他の人も書いているけれど女性12人を引き付けるという男の魅力が見えないのがちょっと残念(苦笑

    こういうのは脚本に書けるものじゃなく、出演者が稽古する中でアドリブで作った空気感を劇場に持ち込むのが望ましいように思えるので(脚本家が頭の中で組み立てた「魅力」が役者に微妙にずれた為に削除されたのではないかと思ってしまう)そういう意味では少し複雑な脚本の消化に出演者が追われたためではないかと邪推してしまった(苦笑

    もう少し時間を掛ければ、個性の全く違った女優が12人もいただけに12色の魅力を男優に与えることは簡単だったのではないかと思えるだけに余計に残念(こういうのは男性が考えるんじゃなく女優たちが組み立てた理想を物語を壊さない範囲で男優に仕草やものの考え方で与えるのが最適だと思う

    去年の王子の演劇祭では男女逆だったけどしっかりできていたのになぁ・・

  • 満足度★★★

    少し肋骨は太いほうが良かった
    映画「黒い十人の女(和田夏十オリジナル脚本)」を思い出した。もっともその結末は違うが、男とその愛人というモチーフと、人間(女性)の嫉妬、言い換えればエゴの剥き出し...人間の醜悪な側面をあぶり出したところは似ている。

    さて、この公演の説明には、男のレクイエム、最後の晩餐、世界の終わり...というような宗教的な言葉が並ぶ。そして、劇中の言葉や動作が聖書に書かれていることを比喩しているところもあって興味深かった。

    しかし、その描き方が説明不足または緩慢なところもあり、芝居に集中できなかった。

    ネタバレBOX

    舞台座席は、入口を入ると逆コの字型になっており、それぞれ3段の雛壇。舞台は長方テーブルと折りたたみのパイプ椅子。それを三方から観るようになる。
    公演は、プロローグとエピローグ、そして本編の三部構成のようであるが、本編の前後は男二人の起・結である。冒頭部分は、白衣の精神科医と患者の様相で、興味を持たせる演出としては良かったが、本編も途中まで進んで来ると、その結末が透けてくる。いわば劇中劇か脳内探訪という本編を一気に転換させるもの。本公演もその手法で、エピローグで、それまで演じてきた内容をそんな公演にしたい...という暴露話になった。この展開自体は面白いが、結末へ結びつけるまでの本編が観ていて疲れる。キャストのキャラクターも確立し、その役割も十分説明していた。しかし、ストーリーを展開する上で、次の点が気になった。
    第一に、男が女を集める理由が分からない。そして、女の中の一人が自分を救ってくれるという。その救いとは...。
    第二に、セリフの”間”が観る集中力を欠くほど無言が続き、芝居の魅力を損なったように思う。

    そういえば、男に対しそれぞれの女が、自分の優位性をアピールする場面では、例えば男が住んでいる部屋の家賃の大半を負担し経済的に支えている...という場面の後、テープルにパンが運ばれる...「人はパンのみにて生くるにあらず」
    また男性に向かって別の女性が、自分の目に映る姿は、と迫る場面...「自分の目の中の梁に気がつかない」 それまで互いに悪口雑言をならべていたのに。

    本公演は、面白い比喩や動作(「最後の晩餐」の様相など)を多くちりばめ、知性の片鱗を見せてくれた。それだけに本編をもう少し見応えのある内容にすれば素晴らしい公演になった、と思うと残念である。

    今後の公演に期待しております。
  • 満足度★★★

    みてきた
    考え過ぎじゃなかろうか、と思いました。
    俺のことをしらないと3回言うという聖書ネタをいれたが、なぜ?

  • 十二人のイカレル女
    「つぎとまります」を観て以来久し振りの観劇。ラストを観た途端に疲れがどっと出た。2時間は長い!

    ネタバレBOX

    シンちゃんを観ていて「なんだコイツ」としか思えず。女達も「なんだコイツら」としか思えず、どうにも面白く無かった。
    如何に「殺人」に至ったのかあたりまでは興味を惹いたが、結局のところ其処までだった。最後も演劇あるあるでつまらない。
    挟み舞台は役者以外の顔が見えてしまうので苦手。居眠りする人が居たけど何か解かる気がする。
  • 満足度★★★

    救い
    110分。

    ネタバレBOX

    12人の女と付き合う精神疾患者な大学助教、シンちゃん(横手慎太郎)は、女らを集め、この中の一人が自分を救い、他の女は死ぬと言う…。

    イスカリオテのユダ(ジーザス・クライスト=スーパースター)になぞらえた作品。コニシ?(小島望)が女らを刺殺し自殺するというストーリー…を作演が横手に説明するというスタイル。

    骨子がいいかわるいかはともかく、女らの話し合いというかぶつかりあいが、魅力に欠ける印象。むしろ中盤以降がダルく感じた。
  • 満足度★★

    無題。
    もう少し。

    以下、ネタばれ。

    ネタバレBOX

    一人の男と、彼の愛人?の12人の女。

    男に何らかの魅力があるとも思えず、その12人の女たちが何故、交流をもっているのか?

    そこの設定~展開に、私はどうしても無理を感じてしまい、ドラマに入って行けなかった。

    もう少し、リアリティある設定を作れなかったか、


    全編のセリフも、ラストから逆算されて構築されているような気がしてならなかった。
  • 満足度★★★★

    ニヤニヤ
    メインの作り込みが浅いので、モヤモヤが有りますが、こんなの好きです。
    いい座組に乾杯!!

  • 満足度★★★★★

    素直に
    やられたー、やってくれたなーと思いました。

    ネタバレBOX

    心理学、と言ってもオカルト的なことを一応非常勤で教え、その頼りなげな教祖的魅力によって様々な女性12人と付き合っていた男の家で起きた10人の女性の刺殺体と1人の女性の首吊り遺体が発見された事件の真相が、鑑定留置の際の鑑定医と男の対話によって明かされていく話。だとばっかり思っていたのですが、主役としてオーダーを考えている男優に対して次回作の構想を説明しつつ、突っ込まれると具体的にはまだ未定のため適当に盛りながら汗をかきかき出演依頼する作家の話でした。

    『つぎとまります』と同じ作家の話となりました。作・演出・出演故の性なのかもしれませんが、そこまでオチにこだわらなくても良いのではないかとは思いつつ、素直にやられたー、やってくれたなーと思いました。

    ただ、「この中の一人が僕を救ってくれる。その他のみんなは死ぬ。」みたいな男の言葉から始まったストーリーは、男に自殺願望があったのか、それとも殺人願望があったのか、刺殺したのは誰なのか、自殺したのは誰なのか、そして目の前で見た結果は妥当なのかといったもやもやした事象の検証を、シャンシャンということで、もうこれ以上深く考えなくてもいいよと思考放棄を促すようで、逃げたなーという感じも受けました。
  • 満足度★★★

    不明だらけ!
    残念ながら、12人のタイプの違う女性たちとひとりの男の関係ができた経緯や魅力が不明で物足りない!
    私のような男からみると何とも弱々しい優柔不断な男でまったく興味を覚えないが、女性からみたらどうなのかを表現してほしい。

    ネタバレBOX

    芝居自体が脚本案の説明で脚本家自体もそれに自信がないというのがオチでしたが、私にとっては蛇足でした。
    その脚本案は、ある時オカルト的なペテン師の男が愛人と思われる12人のjy生を集め、”自分を救えるものがこの中の一人だけ”と話だし、その中の女性一人が10人の女性を刺殺するというものでした。
  • 満足度★★★★★

    稀に見る色気と緊張感。
    暴力的なまでに鋭い間が爽快の会話劇。小劇場固有の面白みを思い知らされました。観ていてすごく疲れるんだけど、それでも集中を途切れさせられない、途切れさせたくないと感じさせられました。

  • 満足度★★★★

    無題1441(15-089)
    19:30の回(晴)。18:48会場着、受付(整理券あり)、19:01開場。

    普段の扉からではなく左側(楽屋ではない)から入ると、コの字の客席。入って左が(たぶん)正面。ほぼ正方形の舞台には大きなテーブル、イスが2つ。

    テーブルの周囲に椅子を置き、座りながらのシーンが多く、コの字の「底」、入って左の客席(2列)が観やすいと思います。

    19:15/19:27前説(110分)、19:32開演~21:22終演。

    男1+女12、男1の編成、大人数の舞台。横手さんに田中さん..これは観なければと。

    イスカリオテ割、12人とあるように、聖書から採られた素材もありました。

    とりいそぎ

    森さん、窪寺さん、るんげさん「アンサータン・ストーリーズ(2014/10@MOMO)」
    星さん「恋の文化祭 〜恋せよ乙女、恋愛短編集〜(2014/9@ミラクル)」
    千草さん、嶋谷さん「シスターストロベリー(2014/5@櫂)」
    木村さん「爆弾魔メグる(2014/11@王子)」「ころころころ(2015/2@荻窪小)」
    遠藤さん「わたしが消えた(2015/1@画廊)」「ツヤマジケン(2014/7@ここ)」
    苺田さん「嗚呼、じょっぱり純情(2014/9駒沢オリンピック)」
    るんげさん「ツヤマジケン」「偽典・地獄変(2013/4@pit)」

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