満足度★★★
予想より
良かった。けど、想定の範疇、かな。
場所的に、しばしば桜美林大学関連の劇を観に行くことがある。大学生のレベルはそれなりに日頃から認識しているわけだが、高校生のレベルはNHKで放送される、演劇甲子園くらいしか機会なく今回はその情報補足が個人的にメインだったのである。その既知の高校生→大学生のレベル感から推測するところを想定外に乗り越えていくのがあると嬉しいなー、、と淡い期待はしてたのだが、事前想定の範疇だった、ということで。
満足度★★
三校の作品を並べただけのお粗末な演劇フェス
…というのが偽らざる思い。
高校演劇とはいえ、有料公演である以上、どの劇も一定水準を満たしていてしかるべきだし、そうなるよう、企画・運営者は尽力すべきなのに、うち二校の作品は劇構成がこの上なく乱脈、残る一校のは作りがあざとく、良作は一つもなかった。
アゴラグループから所属の演出家を各校に派遣し、シオリオ作りから演出に至るまで面倒を見させるぐらいのことをしなければ、このイベントは来年度以降も本年度並みの低空飛行を続ける可能性が高い。
もっとも、高校演劇には教育的機能もあり、生徒たちに自主的創造を学ばせるのもその大きな役割の一つだろうが、自主的創造を学ばせるには優秀な導き手が要る。
だが、今回参加した三校の作品のうち、一流の指導者が手引きしたと思える作品は残念ながら一つもなかった。
演劇の創作はもちろん、ワークショップなどでも成果を上げている指導能力の高い演出家の派遣を、企画・運営者にはぜひとも検討していただきたい。
一日通し券も売っているのに、全作品を通覧して浮かび上がってくる面白さがないのも残念。
共通テーマのもとに創作させたり、同じ有名作品を翻案上演させたりして同じ土俵で互いを競い合わせれば、全体としての統一性が生まれる上に各校の個性も見えてきて、演劇フェスとしての面白味も増すのではないだろうか?
満足度★★★
高校演劇
【高校演劇サミット2014】を観劇。
ももくろ映画の【幕が上がる】ではないけど、高校演劇は意外に良い。
特に甲府南高校の短歌を絡めた【秘密の花園】の面白さはなかなかだ。
満足度★★★★
もうちょっとコンパクトにまとまると・・
3公演見てみました。
どれも面白かったけど、成蹊はちょっとまとまりが悪かったかも・・。
甲府南もその点はちょっと同じだけど、女子高生たちの動きを出すための演出がなかなか考えられていた感。
暁星は最後の方がよかったけど、もう少し見せどころを絞って描いた方が良いかも。