喜劇 ガン告知 公演情報 喜劇 ガン告知」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    ただただ暴走する老人たち
    とんでもないシチュエーションでのガン告知。
    諦念の境地などどこ吹く風の暴走老人たちは新たな老人像として今後はやりそう。

  • 満足度★★★★

    ハイテンション・ハイスピード・コメディ
    圧倒的なノリと勢いに最後まで押し切られてしまった。
    客席まで汗が飛び散ってくるのでは無いかと思えるほどのパワフルな舞台。
    熱演でした。

    なんというかもう無茶苦茶です。
    場面場面では無茶苦茶なんだけど、思い返して見るときちんと話の筋は通っているあたりは凄いと思いました。
    二転三転する展開はまさにジェットコースターのよう。
    限界までヒートアップした絶妙なタイミングでのガン告知。
    「そこで言う!」と思わずツッコミたくなりました(笑)

    今回、初めての方無料の特典を利用させてもらいました。
    小劇場における身内客の多さに一石を投じるための試みだそうです。

    ネタバレBOX






    [memo]
    とある金融業者。
    お金を貸すことを断られた男性客が拳銃を突きつけ金を出せと迫る。
    強盗は社長が通報したことに逆上。
    犯人を懐柔するために社長が一計を案じる。
    大阪弁の架空の強盗(社長の一人二役)をでっちあげ、
    店内に居る4人(社長、客、事務員、強盗)は犯人に脅されていることにする。

    警察は4人の中にガン患者が居るので、その人だけは解放するように説得。

    告知されたくない社長、捕まりたくない強盗
    思惑が一致して高飛びしようとする。

    警察が突入。そのどさくさにガンなのは社長であることが告げられる。
  • 満足度★★★★

    見せ場で演歌を流すのはやめたほうが良いと思う/約100分
    ホンがとてもよく出来ていた。
    こりっちでも読めるあらすじはあくまで概略でしかなく、実際観ると話はもっと細かく展開して状況は二転三転、否、五転六転ぐらいして、しかも、とてもロジカルに話が紡がれている。

    話がどんどん転がって台本レベルではとても面白いのに、どこか爆発力に欠けるのは、喜劇役者として図抜けている座長・オメオリケイジさんと互角にわたり合える喜劇役者が共演者の中にいないこともおそらく一因。
    そういう人がオメオリさんとドライブ感あふれる掛け合いを繰り広げればアンサンブルの笑いが生まれ、もっと見応えが増していたかもしれない。

    しかし、そこまでの共演者は残念ながらおらず、劇はほぼオメオリさんの独壇場。
    オメオリさん演じる爺さんとたびたび衝突する強盗役の男優が喜劇役者としてもっと達者であったならば…と悔やまれる。

    それから、音響も残念。
    ここぞという見せ場に、決まって大音量で演歌を流すのはどうなのか?
    日本語の曲が大音量で流れてくるとセリフが聞き取りづらくなるし、ましてそれが演歌となれば泥臭い印象がつき、若い客が逃げてしまう。
    中年の私にさえ、演歌はかなりキツかった。

    でも、自前の小屋で劇団員の皆さんが直々に客を迎えてくれるアットホームな雰囲気は良く、また、接客も丁寧で、好感の持てる劇団ではありました。

    ネタバレBOX

    上にホンがロジカルだと書いたが、別言するなら理屈っぽいということでもあり、話を咀嚼するのにやや苦労した。

    見所は、理屈っぽさが薄れてナンセンス度が増していく終盤。
    中でも、強盗と人質三人が、誰が犯人かをまだ知らない刑事相手にミニドラマを演じるくだりがいい。
    「演技をヒントに犯人を当てろ!」
    強盗に入られたサラ金社長役のオメオリさんの言葉に続いて四人は芝居を始めるが、誰かが勝手に刑事を演じ、刑事が主役の青春ドラマが始まる展開には爆笑!
    しかも四人の演技にはヒントなぞ微塵も隠れておらず、怒る刑事にサラ金社長は言う。「こういうのをやってみたかっただけなんじゃ(笑)」
    これには笑った。
    バカバカしくって最高でした♪
  • ちゃんと喜劇していました。

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