完熟リチャード三世 公演情報 完熟リチャード三世」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
21-29件 / 29件中
  • 満足度★★★★

    疾走感
    誰が誰やらのイングランド王位争いをわずか7人で熱演。全員ほぼ出ずっぱりの相乗効果による疾走感が楽しかったです。主演の安藤聖さんが美人でイケメンで悪人すぎて素敵でした。

  • 満足度★★★

    イイね
    今回は7人と今までより少ないメンバーだったけど、役者のレベルも上がりなかなか見応えありました。

    音楽も音響も過剰じゃ無くて観やすかった。

    でもその割に物足りない感じでした。

    せっかくしっかりしたメンバーが揃ったのだから、もうちょっと今までと違うリズムでチャレンジしても良かったのかなぁと思いました。

    どちらにせよ、これからもいろんなアプローチをして欲しいです

  • 満足度★★★

    魅せる力は抜群
    「柿食う客」は初観劇だけに新鮮ではあった。見せる、というより魅せる力は抜群にある。もちろんそれは今回の7人の魅力的な女優陣によるところが大きい。;正直私は古典劇に親しんで来なかったので今作もタイトルを聞いたことがある程度だった。観ていても登場人物の関係性がすぐには掴めなくて、やっと掴めたと思ったら新キャラが出てきたりして参った。それでも集中して観られたのは、7人の台詞回しや立振る舞いに得も言われぬ魅力があった為と思われる。皆さんのコメントに「スタイリッシュ」なるワードが出てくるが、それで思ったことがある。この劇場で初めてバルコニー席に座ったのだが、舞台が市松模様のようになっているのがよく見える。何気なく見ていると役者は一つの動作をして立ち止まると必ずマス目の一つに両足が収まっていた。考えすぎかもしれないが、各シーンでの7人の立ち位置が細かく決まっていたのではないか。そんな所が「スタイリッシュ」という印象につながっているのではないかと思ってしまうのである。初見でこんなことを言うのも恐縮だが、独自の様式美を持った劇団なのかという気がする。

  • 満足度★★★

    権力闘争
     シェイクスピアの描いた薔薇戦争終結部に当たる今作であるが、薔薇戦争自体が、諸侯の権力闘争であった以上、史実は、シェイクスピアが今作を書くに当たって資料としたものとは異なる可能性がある。本当は、その点に注目して、埋もれた史実のかけらを隋所に鏤めながら作劇すると、革命的なシナリオたりえたであろう。

    ネタバレBOX

     
     然し、今作では、軽佻浮薄なこの植民地住民の思想性の無さとメディアリテラシーの欠如によって、自らを安穏とさせている愚か極まる知的退廃に合わせたとでもいうような作りに感じた。
    確かに、シェイクスピアの科白を上手に削っており、悪役として、リチャード三世を描くことに成功している。その為に強調されているのは、男性優位社会で美しく在りたいと望む女性の価値観に反し、リチャード三世がハンデキャップであったことが悪の権化になる為の契機となっている点、それが女性のみによって演じられている点だ。然し、これでは、体制のイデオロギーそのものではないか? 本来、芸能は、庶民のものであって欲しいという願いを持つ自分の立場とは以上の点で判断基準が異なる。
  • 満足度★★★

    まだまだ今後も続けてほしい!
    女優のみによるシェイクスピアもついに7弾。
    今回は出演者数を7人に絞っていますが、
    衣装が同じまま、突然の紹介で別の役を演じるためか、
    途中から話がよくわからなくなて…。
    (私の理解力不足からかもしれませんが…)
    主役の安藤聖さん始め皆さんカッコいいですが、
    各俳優による芝居、やり取りの表現は、これでいいのかな…とも。
    登場人物同士が感情をかわしている感じが、なぜか感じられなくて。
    全員がバラバラに観客に向かって独白しているだけのようで。

    今のところ次作8弾は未定と言われてましたが、
    女優祭りのコンスタントな連作公演はなかなか無いので、
    絶対に出来るだけ続けてほしい!

  • 満足度★★★

    綺麗でした
    女優7名で演じられた舞台は、とても綺麗でカッコ良かったです。スピーディーで、ストーリーに追いつけない部分もあり、もっと勉強してから観れば、解り易かったかな・・と思いました。女の私から見ても、魅力的な女優さんばかりで、素敵でした。

  • 満足度★★★

    「新キャラでーす(棒」
    柿喰う客 女体シェイクスピア007完熟リチャード三世。
    通常3時間超で演じられる大歴史劇のリチャ3を、7人の女優さんが80分で駆け抜ける疾走感と力技と色気のスペクタクル!
    相変わらずのこのシーン切ってくか!なショートカットとこの台詞こうしちゃいますか!な名訳ぶりが素敵。

    とはいえ…このシリーズ、003から観ているのだけど、今回は流石の中屋敷さんでもリチャ3はこうなるかぁ、な印象かも。

    面白いんだけど、厨二妄想自己陶酔悪役志願なリチャ3は小劇場演出ではわりとメジャーな感じがするし、
    正直そういうのは夢の遊眠社「三代目、りちゃあど」で上杉祥三さんが演じた名演を観ているから、
    もっと違う換骨奪胎が観たかった…なんて、贅沢言い過ぎですね、はい。

  • 満足度★★★

    まさかの
    自由席の場合は開場時間に合わせて劇場に着くようにしてるんだけど、全席指定ということで、週明けの溜まった仕事片付けて、開演15分前に到着したら、まさかのゴンドラ席・・・人気の舞台で、読みが甘いと言えばそれまでだけど、もうこの時点でテンションダダ下がり・・・どうしたって見にくい。
    テンポ良すぎて、ストーリーを追うので精一杯。女優さんは皆とても素敵でした。

  • 贋作リチャード三世
    女性だけによる、いつもの換骨奪胎80分シェイクスピアシリーズ第7版「リチャード三世」ということだが、これはもうシェイクスピアとは別物の、シャープでスタイリッシュなモンロールウオークの女性陣によるショーのようなもの、ですね。

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